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「なるほど……」
「分かってくれたか」
ああ…… もちろんだとも、君は色々と勝手なことをしていたみたいだけど僕達は親友
「もちろんさ」
「じゃあ」
「おもいっきり殴らせろ」
僕の拳に宿れ我が魔力
願わくば奴を除霊することを
「わー、待て待て落ち着け。お前の握り拳からはただ殴るだけなんて気配じゃねぇよ。意識が飛ばす気か?むしろ存在を消す気か?」
僕の拳から謎の魔力…… いやオーラが垂れ流しになっている
そのせいで今いる建物は物凄く揺れている
「あはははは、バカだなぁ僕達友人だろ? そんなことするわけじゃない、安心して殴られなよ」
「ok、俺達は友人だ。だから拳に込めた魔力を少なくしてくれ」
「いいだろう」
魔力圧縮 拳に魔力を集結させる
「それは減らしたんじゃないだろ」
「気にするな、見た目は少ないだろ?」
建物への影響は減っている
しかし威力はさきほどの拳の10倍はあることを保障しよう
威力はさっきの
「二度としませんから許して下さい」
土下座だと?w
「いいだろう 燃え尽きろ」
スッ
「大丈夫、死にはしないさ」
「ごめん…… そもそも当たってないわ」
「ですよねー」
除霊するには光か闇、混沌じゃないと無理らしいしね