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結論
1.死神?は嘘つきだった
2.精霊も嘘つきだった
3.これからも光の魔法を使えるらしい
4.魔界には帰れるそうです(転生的な技によって)
5.覇王様実はいい人?です
6.光の精霊? 生き物の風上にもおけないです
7.100階など面倒な構造してるわけがないだろう
8.精霊は黒歴史を記憶から完全に消していたから美化された過去を思い浮かべてたらしい
9.そして、僕の後ろに背後霊?がいるらしい
最後の何?
「あのさぁ、最後になんかおかしい事が聞こえたんだけど気のせいだよね?」
「現実逃避はやめろ。安心しろ気のせいじゃない」
安心できない
「いやいや…… なんでゾンビとかいるのに幽霊までいるのさ、片方だけでいいじゃん」
「実はな…… ゾンビと幽霊は同じオカルト的存在でも違いがあるんだ。そもそもこの世界には4種類の生物がいる。1.実体のある知的生物 2.実体があるけど知性が無い奴 3.実体がないけど知性がある奴 4.実体も無ければ知性も無い奴だ」
「それで?」
僕にとってはそんな違いは些細なものだ
「お前に取り付いてるのは3つ目の奴、ちなみに実体のある奴と無い奴の違いはずばり転生できる奴と出来ないやつだ」
「さいでっか」
って
「ゑ?」
僕はできるのだろうか?転生
「安心しろ、実体がある奴は転生ができる。逆に無い奴らは一定の年月が経って肉体を形成できるようになるまでは転生できない」
「肉体の形成ってどうやってできるようなるの?」
僕はなんかできてるんだけど参考程度に聞いてみた
「才能」
それって一定の年月で身に付くものなんだろうか?
「それで…… 僕の背後霊さんと僕は会話できるの?」
興味がある
「できるんじゃないか?お前についてるという事はお前の知り合いだろう。話す意思さえあれば話をすることができる」
ごめん…… やっぱしたくないわ
幽霊を信じたくない僕と幽霊と話す人?それって痛くない?って考えの僕が猛反対をしている
「言っておくが、ある程度魔力の高い霊なら転移の際に異世界まで付いてきたりも……」
やはり話し合いは大事だ
そして僕は幽霊とのハートフルコミュニケーションの方法を聞く事にした