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魔王の法則  作者: ネック
37/49

34

 これはまた……


 城の中に入るとそこには……


 薄気味悪い穴があった


 「いい趣味してるね…… あの穴に敵を落として殺すなんて……」


 きっとあの穴の中にはゾンビが多数いるのだろう……


 「いやいやいや、その穴開けたのお前だろう!」


 えっ?





 ああ…… 扉を開くとき勢い余っちゃったからなぁ


 目の前(穴の更に向こう)にはいかついおっさん(笑)と台座があった


 「サーセンw」


 「お前…… 謝る気があるのか?」


 



 「ない」


 「ざけんなよ、この城買うのにいくらしたと思ってるんだ」


 「物はいつか壊れるんだよ……」


 「新築なんだぞ、まだ1年経ってない」


 「よかったじゃないか、また新築を立てれる」


 「よくないわ、だが…… 話が進まんな… お前、ここに何しに来た?」


 何しに来た…… だと?


 僕を散々(部下に)痛めつけさせておいて


 「貴様を… 殺しに来た」


 「えっ?ワシなんか悪いことした?」


 「存在自体が罪と言えよう」


 かつては街の喧嘩屋さん(笑(13歳頃))と言われた僕だ


 喧嘩を売るのはもちろんだが、買ったりもする


 「貴様は部下を使って僕を殺そうとした。その罪は重い。よって魔界法律第1234453245434条、魔王レイドに喧嘩を売った奴は極刑なりのもとに貴様を断罪する」



 ここは冥界である





 それどころかそもそもそんな法律存在しないのだが……





 「ワシは何もやっとらん、そもそも誰かを殺せるような部下がいない」


 はっ?


 「こんな禍々しい城にいて部下の一人もいないだと?」


 「いや…… いるぞ、ゾンビが……」


 





 勘違いだったのか




 「……冥界の覇王はどこにいる?」


 「覇王?ああ、ここから北に10kmぐらいいったところあるデスダンジョンにいると聞いたぞ、確か地下100階にいるらしい」


 そのダンジョンを攻略しろと?


 くそっ


 地上だったら飛んで上がったというのに……



 「そうか…… 世話をかけたな                 ダークテンペスト」


 



 「ぎゃー…… 何故そんな非道を……   ガクッ」



 殺してません、ちょっと外見の紛らわしさにムカついたので気絶させただけ

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