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Zzzzz
~side ???~
街が燃えていた……
私の生まれ育った街が、私の今まで見てきた風景、私の家、全てを火が包み込んでいた
早くお父さんとお母さんを探して逃げないと……
「お父さん、お母さん、どこにいるの?返事してよ」
「なんだ…まだ生き残りがいたのか…… それにしてもここはいいなぁ、魔王なんて危険生物がいないから比較的楽に化けもん共を殺すことが出来たぜ」
確かに私達の街には他の場所と違って魔王も結界もないけど……
「あなた誰?」
「俺か? 勇者様さ」
勇者…… それじゃあこいつがみんなを……
「ん?お前…… さっき殺した奴に似てるな…… 金髪紅眼の奴なんてめったにいないからな…」
父さん達も……
「殺してやる……」
「あ?」
「ダークボール」
「はっ?その程度が俺に効くわけねぇだろ シャイニング」
仇取れなかった……
私じゃ無理だったのかな……
光がもう目の前にある……
「カオスゲート」
誰? 私の前にあった光の帯が一瞬にして消え去った
目の前にいる黒髪の男の魔法のよう、それも属性が分からない魔法……
「何だてめぇは?」
「僕かい?僕は…………」
さて…思わせぶりなところで切りました
といっても口調で(誰なのか)分かりそうな気もしますが…