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魔王の法則  作者: ネック
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 ちょっとだけシリアス成分を入れようかと

 「各員至急ロード領の西ゲートに集結せよ、西ゲートを勇者が突破した」


 僕が魔王に就任して6ヶ月が経過した頃、魔王城を中心とした結界を破って領内に侵入した勇者があらわれた


 ふむ…… 領内への侵入は確か百年ぐらい前にあったみたいだね、被害が起こる前に勇者を倒したみたいだから被害なしだけど


 でも急がないとね……


 「勇者を囲んで逃がさないようにする。危険な仕事だが、我をと思うものは僕の周りに集まれ」


 結果200人ほどの兵士とアリスが包囲網に参加する事になった


 「勇者とは僕が戦うが、逃げようとしたり僕を避けてロードに被害を加える可能性もある。だから包囲網からは勇者を絶対に出させるな」


 「「「「「「「了解です」」」」」」」


 「では移動する ワープ」


 ワープ、これは自分の記憶にある場所なら自分のいる世界内に限りどこへでも転移できる魔法だ



 「ついたね、勇者はすぐ目の前にいるみたいだ、総員囲め」


 「「「「「「「はい」」」」」」」










 「さて、お前が侵略者か」


 目の前にいるのは金髪マッチョの男


 「あぁ、何だてめぇは?勇者たる俺様、グラン様の邪魔をするとは死にてぇのか?」


 「生憎それが仕事でね、一応聞いておこう。うちの領で何をするつもりだ?」


 「ははははは、傑作だな。何をするつもりだぁ?俺様は勇者なんだから決まってんだろ、魔族を皆殺しにするのさ」


 そうか…… こいつは……


 「それならば容赦はしない。魔王だけならまだしも、領に住む皆を殺そうとする奴を生かして返すわけにはいかないからな」


 勇者の中にも正義に燃えて戦う奴らもいる


 だがこいつは、ただの殺しが好きな外道だ


 生きて返す意味は無い


 「ほざけ、俺様に逆らった奴は人間だろうが、魔族だろうが皆死ぬんだよ」




 「クラウ・ソラス」






 光り輝く十字架が一人の外道の体を通り過ぎる


 「かはっ…… くそっ、この俺様が魔王風情にやられるなんて」


 「人間も魔族も同じ生き物だ、人間側さえ歩み寄ろうとすれば僕達は分かり合える。それなのにお前は……」


 「はっ、同じ生き物?魔族なんてただの化け物の集まりだ、そんな奴らと分かり合えるわけが無いだろ……」


 そう言ってグランは死んだ










 「みんな、戦いは終わったから…… もう撤退していいよ」





 初めて僕が勇者を殺したことに驚いたのか最初はざわついていたが、兵士達は撤退していった














  「クラウ・ソラスは心が闇に染まった者たちを浄化し、塵へとかえすんだ


 










 それにしても化け物とは分かり合えないか……

 

 

                          





 悲しすぎるよ」


 ひとすじの風が一人の人間を運んでいった

 うーん…… 中々投稿大変


 まぁ、とりあえずは10話目投稿完了

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