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四日

 朝から少しそわそわしていた。

 というのも、今日は佐藤先生が初めて教壇に立つ日だったから。


 


 授業が始まると、佐藤先生は黒板に数式を書きながら、その柔らかい声で、一つ一つ解説する。


 最初こそぎこちなかったが、授業が進むにつれて、佐藤先生の緊張もほぐれていったようで笑みが増える。


 彼女が問題を解くために生徒を指名するとき、俺も一度当てられた。

 人前で何か発言するのは苦手な質だが、彼女の優しい目を見ていると、なんとか答えることができた。

 彼女は「よくできました」と小さく微笑んでくれた。





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