プロのお出汁で溶かし出す
ここ数年、プロ作家さんの書いた商業小説を読んでいない。
大した理由があるわけじゃなく、ただ単純に『まとまった時間が取れない』『まとまった時間はアウトプットに費やしたい』ってだけなのですが。
たしか、子供が産まれてからほとんど読まなくなったと思う。子供はいつグズリ出すかわからないので、まとまった時間が取れないのだ。
幕田はどちらかというと遅読なのである。しっかり『読もう』と時間を取らないと、なかなか先に進まない。
そんなこんなで、読む習慣がどんどん薄れていった。
あまりにも読まないせいで、自分の中の文章が凝り固まっている感じがある。
そんな状態でひたすらにアウトプットだけするもんだから、文章の幕田成分がどんどんどんどん煮詰まってる感覚も。
ここいらで、清く透き通った『プロの文章』というお出汁でもって、ペースト状になってしまった幕田を溶かしてあげるのもいいかもしれない。
中古本トレジャーハンターの職に復帰しようかな。
でも狭いアパート暮らしだから、置く場所がないんだよなぁ。書斎とか持ってる持ち家勢、マジで憧れる。とは言っても、異動ある仕事だから、居を構えるのにもリスクがあるんだよね。
場所を取らないし、電子書籍リーダー欲しいなー、って結構前から妻にお願いしてるけど、首を縦に振ってくれない。
ぴえん。




