たるの悩み
小説における語尾の『た』と『る』について、幕田は常日頃から悩んでいる。
小説の作法的なやつ?
文法的なやつ?
語尾の『た』と『る』を交互に出したい自分ルールみたいなのがあります。なんかその方が収まりがいいというか。これって、文法的にもルールみたいなのがあるんですかね。
例えばこんな例文
↓
*幕田は電気ケトルに水を注ぎスイッチを入れた。やがて注ぎ口から湯気が上り始める。コーヒーカップにお湯を注ぎ、PCを開いた。
こういう時、幕田は文章の最後を「た」「る」「た」と交互に書きたがる。
*幕田は電気ケトルに水を注ぎスイッチを入れる。やがて注ぎ口から湯気が上り始めた。コーヒーカップにお湯を注ぎ、PCを開く。
こっちでも構わない。この場合「る」「た」「く(る)」になるけど、しっくりくる。
しかしこれを「た」に統一すると、なんか居心地が悪い。
*幕田は電気ケトルに水を注ぎスイッチを入れた。やがて注ぎ口から湯気が上り始めた。コーヒーカップにお湯を注ぎ、PCを開いた。
なんかこう『箇条書き』してるみたいな気分になる。
この現象を言い表す言葉ってなんかあるのでしょうか?
それとも、もしかして『しっくりくる』と感じているのは、自分だけなのでしょうか?
教えて! 偉い人!




