はじめに
どうもです。
幕田卓馬と申します。
普段は主に『現代恋愛』『純文学』『ローファンタジー』『ホラー』を書いています。
小学生時代は図鑑好きの少年でした。高校時代にラノベから読み始め、それ以降は純文、ミステリー、ホラーを好んで読むようになりました。マンガ、アニメ、映画もそこそこ観る方ではあります。
自分の創作としては、小学校のマンガ描きから始まり、中学高校の作詞作曲、高校以降の小説執筆などを経て、今もなろうで小説を書き続けています。
完全に趣味で書いてましたが、ここ一年で読んでいただける人も増え、いささか調子に乗りつつあるアラフォーサラリーマンです。
小説を書くのは、孤独な作業です。
おそらくリアルで周囲に「自分は小説を書いてるんだ!」と公言し、仲間と愚痴を言い合い、成功を喜び合いながら、創作を続けている方って、多分それほど多くないのではないでしょうか。
なろうにしても、作品を発表し、読まれ、評価される場ではありますが、『書いている過程』が可視化され、評価される場ではないと思います。
ただ、書いてる本人は書き終えた後よりも『書いている過程』に最も時間と気力を注ぎ込み、エネルギーを消耗するんですよね。
だから幕田は、作家さんの書くエッセイを読むのが好きなのです。
それは必ずしも、創作の悩みを綴ったものでなくていいです。作者が日常生活の中でどんな事を考え、どんな出来事が琴線に触れ、その結果として『作品』が生み出されているのか。その過程に思いを馳せる事で、自分を見つめ直し、「ひとりじゃない」「自分も頑張らねば」と思えるのです。
このエッセイは、そんな幕田が、誰かに「ひとりじゃない」と伝えるために書きます。
文章技法、思考法、アイデアの生み出し方、そんな高尚なものは何もなく、その辺の石ころ程も参考にならないであろう事は、最初に明言しておきます。
一人のおっさんがよくわからん事を考えながら、最終的に今日も小説を書いているーー読まれた方はその過程を想像して「あーまたやってるよこいつ」と思いながら、ほくそ笑んでくれればそれでいいのです。
ほくそ笑みも、笑いです。
孤独と、寂しさと、産みの苦しみで歪んだ顔よりは、いくらかマシです。
構成としては『すばらしき日々』で感動した事やポジティブな事を、『ばからしき日々』で嘲笑しながらネガティブな事、って分類分けする予定です。
幕田自身が浮かれやすくて、死にたくなりやすい人間です。内容のネガポジの振れ幅は結構大きいかもしれません。もし読まれる方がいれば、その時の心境で読んだり読まなかったりしてください。
そのままだと長いので、各話タイトル頭に【ばからしき】【すばらしき】って書いて分類分けします。参考にして下さい。
可能であれば、すべての話がなんらかの創作の話題に繋がるように書きたいです。
と、いろいろ考えてみましたが、初っ端からこのルールを崩していく可能性も十分にあります。
まぁそんなもんだし、そんなもんでいいと思っています。
それでは、よろしくお願いします。