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ちょっと葵目線。
放課後〜〜〜
亮平は、生徒玄関に待っていた。
葵は伊織と一緒に行った。
「あっ。亮平、待ってたんだぁ」
伊織が言う。
「もちろん♪約束、したぢゃん。えと、ひーでと健ちゃん一緒だけどいい?」
そのとき見た人、秀良を好きになった。←葵
葵は真っ赤になり、亮平に抱きついた。
葵はぎゅっと目をつぶって亮平にそのままくっ付いた。
「なんだ、仲いいじゃん♪」
伊織が言った。
そのとき気づいた。。。
「えぇっ?!い、いやあ――――!!!」
と、葵は亮平から離れた。。
5人はちょこッとはなれて歩いた。
すると、亮平が近づいてきた。
「名前、なんてゆの?」
「え...あ、あのっ...あ、あおい...で」
葵は小さい声でそう言った。
「へえ。そおなのぉ〜、あ、俺、亮平。よろしくね」
亮平は葵の声を聞いてくれた。
「あ...はい」
次々話しかけてくる。
「好きな人とか、いるの?」
「え、えぇ?!!あ・・・、の、今日・・・///」
「うん?」
亮平になら、なんか話せるような気がした。
「あ・・・、今日・・・できた・・・の」
「え?!まぢで?だれだれぇ?!」
「うん・・・///へ?あ・・・名前、しらない・・・で・・す」
男の子なのに・・・なんで?
こんな男の子も居るの・・・?
こんなに話やすい男の子・・・初めて。
「亮平くん・・・?は、居る・・ですか?・・・」
初めて自分から、男の子に喋りかけた!
「うーん、いる・・・かな♪」
「そぉ・・・なんですかあ」
葵は、喋るのが楽しくなってきた。
あの人と、喋ってみたいな・・・///
なんて、思ってきた。
そんな・・・男の子と喋りたいなんて思うの、初めてだ。
「あ・・・あの、あの人・・・名前、なんです?・・・」
葵はつい、そう言ってしまった。
「・・・自分で聞いたら?」
「え?・・・///」
「大丈夫だよ。見かけによらず、優しいから」
亮平は秀良に手を振った。
「なにぃ?」
そういって、秀良は葵の隣に来た。
「頑張って」
亮平はそういうと、立ち去っていった。
いつのまにか、3人は居なくなり、2人になった。
しばらく・・・・・・沈黙が続く。