ユウのキャラクター設定
■フェバル~TS能力者ユウの異世界放浪記~
星海 ユウ(男)
肉体年齢:16歳
身長:170cm
体重:62kg
髪:柔らかくクセのない黒髪。ナチュラルショートヘア
顔:
いわゆる可愛い系男子。だが幼少期のような男の娘ではなく、辛うじて普通の男子の範囲。成長期なので、子供らしさと大人らしさを同居させたような顔つきであるが、やや子供らしさが勝る。普段は穏やかな目つきではあるが、ぱっちりとした力強い目をしているので、睨み顔には少し迫力がある。すっとした鼻と、ちょっとだけ厚めの唇を持つ。全体として穏やかな顔つきで、人当たりの良い印象。
声:高めだが、一応男のものには聞こえる声。アニメ的には、女性声優の低めくらいのイメージ。
体型:中肉中背で、比較的細身ながらもしっかりと全身が鍛え上げられている。
性格:
実際の年齢によって少しずつ変化していく。
基本は優しくて甘いところのある性格だが、様々な戦い、死別、危機などの経験を経るうちに、大局的視点から合理的に判断するシビアな一面も合わせ持つようになる。
だがそれでも状況が許すなら、目の前で困っている人を見捨ててはおけない。
負けず嫌いで強情なところがあり、やられたことは地味に根に持つタイプだが、簡単に許してしまう軽さも持ち合わせている。
どちらかと言えば思考派で、普段からあれこれと頭を働かせている。頭を使って戦うことも多く、冷静に相手や状況を見抜く目を持っている。が、感情もかなり強い方なので、そっちが優先してしまうこともある。
心配性でネガティブな面がある。時に良い考えが浮かぶ半面、くよくよと考え込んでしまうこともある。だが一方で、奥底では簡単には諦めない心と、困難に対しても正面から立ち向かう心の強さを持っている。絶対に負けられないときほど、命懸けで果敢に立ち向かっていく人間。
割合何でも受け入れる懐の深い素直な心を持っていて、あまり自分を偽るということをしない。
子供の一時期は重度の人見知りであったが、根が人懐っこいこともあり、克服してからはすぐに誰とでも打ち解けられるようになった。
物心ついたときから、かなりの甘えん坊で、寂しがり屋であるが、成長してからは人前ではなるべく隠すようにしている。が、寝起きや酒を飲んで酔うなど、何かのきっかけでそれが表に現れてしまうこともある。また、ユイと二人きりでいるときは簡単に素が出てしまう一面も。
かつては泣き虫であったが、それは大人になるまでにほぼ克服している。涙もろいところは相変わらずなので、涙を流すことは多いかもしれない。
相当な恥ずかしがり屋で、周りから弄られることに弱い。一度動揺してしまうと、本人は気付いていないが、顔にとてもわかりやすく出てしまう。これは後にある程度克服され、必要な場面では顔に出さないようにコントロールできるようになっていくが、気が抜けているとやっぱりわかりやすい。
弄られ屋である一方で、突っ込み屋な面もある。内心突っ込みに回っていることも地味に多いが、あまり口には出さない。
当初は人を疑うことを知らなかったが、最初の異世界サークリスで手痛く敵に騙された経験から、人を盲信せずに疑うことを覚えた。だがあくまで基本的には他人のことは信じていて、騙されない程度に疑う程度である。
本人は自分に情けない部分や弱い部分があることを強く自覚していて、それを受け入れつつも恥じている。
少しは冷静で頼れるしっかり者になりたいと考え、理想の自分に向かって日々努力している。時々すまし顔でかっこつけてみたり、言葉や振る舞いに気を付けてみたりといった具合である。
もし段々とユウが本当にカッコよく見えてきたとしたら、それは彼(彼女)の涙ぐましい努力の賜物である。温かい目で見守ってあげよう。
が、所々抜けているので、わかる人にはわかって弄られてしまうクオリティ。
成長につれて、気を引き締めなければならない場面ではあまり隙を見せないようになっていくが、根っこが甘くて優しいところはいつまでも変わらない。
星海 ユウ(女)
肉体年齢:16歳
身長:158cm
体重:51kg
バスト:85cm(アンダーバスト:67cm)
ウエスト:60cm
ヒップ:85cm
太もも:49cm
バストカップ:D(だけど本人は特に大きく見せようとも思っていないので、C70着用)
髪:柔らかくクセのない黒髪。肩に少しかかるくらいの長さの、ナチュラルストレートヘア
顔:
いわゆる可愛い系女子。母親のユナの顔に似ている。成長期なので、子供らしい可愛らしさの中に、ユナが持っているような大人らしい綺麗さと色気が芽生え始めている。目鼻に関しては男のときとほぼ同じ。唇は少し艶が増し、キスをしたらねっとり絡み付きそうな、程良くぷっくりした唇になっている。全体として見ると、どこか男のときの面影を感じさせるような顔になっている。
声:
男のユウが声変わりする前のときのものにやや近い、透き通ったソプラノボイス。アニメ的には、男のときと同じ人が低めに声を作らずに、自然な声で話すようなイメージ。
体型:中肉中背で、柔らかな体つきではあるが、全身はしっかりとしなやかに鍛え上げられている。出るところはしっかり出て、引っ込むところはしっかり引っ込んでおり、同性も羨むほどの抜群のプロポーションを持つ。
性格(ユイ(もう一人の「私」)のもの):
基本的にはユウとそこまで大きな違いはないのだが、ややポジティブさが増して、ユウに比べるとあっけらかんとしている。
たまに口が悪かったり、少々気の強いところといたずらっぽい一面も持つ。これらは、彼女を成す重大な一要素である母親ユナの影響によるものである。
口調もかなりの部分では共通しているが、女言葉で話すことも多い。
完全な女性人格である。
ラナソールにてユウと分離してしまった際、ユウと区別を付けるため、自らをユイと名乗った。名前の由来はあいうえお順でユウの一個上だからというものである。
ユウのサポート役として生き甲斐を感じている。ユウのお姉ちゃん的存在を自負しており、とりわけユウの世話を焼きたがったり、ユウには特別甘々である。ユウだけには平気で裸を見せたり、喜々として一緒に寝ようとしたりといった具合である。とは言え、互いに異性としての恋愛感情はなく、家族愛や(元は自分同士という意味での)自己愛の要素が強いため、どれほどべたべたであっても間違いは起こらない。妙にユウの世話を焼きたがるのは、ユイの中にある母親ユナの要素が影響していると考えられる。
ユウが女に変身するとき、ユウの精神と融合することでユウが違和感なく女としていられるようサポートしている。サポートがないと、ユウは男の精神のまま女になってしまうため、彼女の果たす役割は非常に大きい。
ユウと融合することを「くっつく」と表現する。『心の世界』で「くっつく」のであるが、このときは、ユウが自らの男性の肉体から精神体として抜け出て、これを女性の肉体に入っているユイの精神体が受け入れて繋がることで、一つになっている。逆に女から男に変身するときは、女性の肉体からユウの精神体が分離して抜け出てくる。
ユウとユイが協力して一つの人格を作り上げる場合、ベースはユウであるが、そこにユイの影響を強く受けて、足して二で割ったような状態になる。