陽光の思い出
前に戦闘シーンに入ると言ったな。
あれは嘘だ(迫真)
本当にすいませんm(_ _)m
ホームルームの終了に合わせて教室を飛び出した空輝は交渉を諦めて逃亡することにした。
「三十六計逃げるに如かずってね!やってられるか!」
そんなことを言って校門へと向かう。
いつも帰る時のように普通に歩いて見慣れた校門の前に着いた。
だがそこにいつもの校門はない。
「……うそだろ…」
目の前には赤黒い壁、それはまるで血の色。
そしてその色は
「……二度も…突っ立ったままで居れるかよ!」
ある記憶を思い出させる。
平穏が壊れた、ありきたりなそんな記憶。
忘れたいことなのに昨日見たことのように鮮明に、勝手に蘇ってくる。
厄介でたちの悪い自分勝手な記憶達は、要らないけど無駄ではなくて、思い出したくもないけど無いと自分でなくなってしまいそうで。
なんとも対処のしずらい嫌味ったらしいそれは空輝の心を、体を所狭しと悪戯に暴れ回る。
「ふざけんなよ…なんで…こんな所でコレが出てくるんだよ…!」
一回目は恐怖に立ちすくみ、なにも出来ずに眺めているだけだった。
だが
「今は……違うだろ!」
そう言って足の震えを止めるようにももを殴りつけると自分のクラスへと走り出した。
夢殿という場所を知っているだろうか。
それは人が寝て、夢を見る時にくる場所であり、全ての人間の見た『夢』がある場所だ。
だが夢殿というのはただの『夢の保管所』ではない。
夢殿には別名がある。それをーーー幽界という。
幽界とは即ち隔離世
現実にない、まさに夢の世界だ。
それでありながらそれは幽界。
死した者の魂がある場所、死した者の魂がくる場所。
そして、死者が生者に干渉できる唯一の場所で、生者が死者に逢える唯一の場所。
だれもが望み、だれもが拒む場所。
そんな場所で少年は望み、男はそれを嗤う。
そして男は望み、少年はそれを拒む。
そして少年は……
大きな音を立ててドアの開く音がなる。
「やっぱり…同じか…!」
空輝がクラスの中を見ると、中には予想した通りの光景が広がっていた。
ほとんどが普通そうな顔をして、だれも普通じゃない。
ほとんどが普通そうな顔で蒼白の肌をし、ほとんどが普通そうな笑みを浮かべながら目を濁らせている。
そしてだれも自分のことには気付かない。
そして本当に普通でいれるのは俺ともう一人
「テル!これなんなの!?またあんたを狙った悪魔だとかがどうとかって話じゃないでしょうね!」
本当は知っている、いや、本当は真耶も知っているはずなのだ。
忘れているのではなく、記憶が消えているだけで。
だが空輝は言う。
「分かんねぇ……どうなってーーー!?」
その時に異常を見た。
それは正常、いかにも普通過ぎて当たり前のことだが、今この学校内ではーーー
ーーー正常であることが一番の異常なのだ。
そう、普通でいれるのは2人だけのはずだった。
自分の神経と精神を操作して、脳と体への非物理的な干渉の一切を防ぐことが出来る真耶と、神の力により、一定以下の格の七術七法を完全無効化出来る空輝以外には、正常な人間はいないはずだった。
「なんで……お前は普通で居られるんだ……?」
そう、そこには少し茶色がかった髪をした長身の少年がいつもは柔らかい目を少し鋭くしてそこに立っていた。
「玖葉…」
彼は少し驚いたようにこちらを向くと、困ったように苦笑いを見せた。
更新停滞の知らせを上に出させる訳にはいかないんだぁぁぁぁぁ!!!!
更新ペース遅くてすいませんm(_ _)m
あとはもっとクオリティを高くしないと……もっとかっこいい文が書きたいな(笑)




