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ウォーカー  作者: 麒麟
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第3話 新たな王

「俺達は現国王デューレン・ドラミク、及び重役貴族の暗殺を行い、国を崩壊させる!!」

青年の言葉にライトは口を大きく開け笑い出した。

「そいつは、良い!!いやまったく面白い事を言うなあんた、だがたとえ王を殺したとしても、その後の事は考えているのか?」

最後の方は笑みではなく真剣は顔で言った。

「国王を殺した後は俺が国王になる。」

「それに全員が納得するのか、見たところお前まだ若いだろ、それにこの国の全員が納得するのか!」

ライトの顔は真剣だった、本気でこの国の後の事を考えている、そんな顔だった。

「それでも!今のままじゃ生きていけない!!後の事なら後に考える!」

「それで取り返しの付かない事になったらどうする!!」

青年はライトの顔を見た。その顔は何が起こるかわかっている目だ。

 その事を先伸ばしにすれば、指導者のいない国は本当に崩壊してしまう、今は戦争がないこの大陸にまた戦争が起きてしまう可能性もある。そのためにも全員が認める国王が必要なのだ。

 青年は小さく震えていたが、やがて力を抜き項垂れて答えた。

「わかった・・・この国の人が認める王を決めよう。」


青年の決定にライトは反政府組織レジスタンス全員を集めろと言った。だがこうも言った、

『俺は協力するとは言ってないぞ、あくまでこの国の行く末を見てやろうってだけだ。』

青年はライトに言われた事を考えていた。

『それで取り返しの付かない事になったらどうする!!』

(まるで、どうなるかを見た事があるような口ぶりだった、俺とそんなに変わらない歳だとは思うんだが・・・)

そんな時青年を呼ぶ声が聞こえた。ライトだ、

「おい、一つ聞きたいんだが、お前両親は?」

「父さんと母さんは死んだ・・・母さんは病で父さんは国の奴等に汚名を着せられて殺された・・・」

それをライトは素っ気ない言葉でふーん、と答えて深くは追及しなかった。

「じゃあ新しい王を決めるの頑張れよ、俺は少し様があるから。・・・ああそうだ俺と一緒に居た奴が居たろ、そいつをちょっと預かってくれ。」

「ああ、わかった。お前はどこに行くんだ?」

青年の言葉にライトは笑みを浮かべながら答えた。

「なに、ちょっとした様があってな、んじゃな。」

そう言ってライトはどこかへ歩いて行ってしまった。


反政府組織レジスタンスはほとんどが20歳にいってない子供がほとんどだ。そのほとんどの子供は両親がいない。それにより一番の年長者のレビアンが反政府組織レジスタンスのリーダーになったのだ。

「俺はこの国をこのままにしておけば、いつか滅ぶと思っている。そのために俺達は暗殺を計画した、だがその後の国の行く末は新しい王が居ないとこの国はなくなってしまう、そこで俺はこの国の新しい王になろうと思う、だがそのためにはここに居る全員の意思が必要だ、俺以外に王になりたい者もいるだろう、ならば今ここでその者は出て来い!!今この場所で決めてやろう、新しい王を!!」

レビアンは反政府組織レジスタンスの総員50名に語りかけた。その言葉に迷いはなにもなかった。

 その言葉に最初に答えたのはライトにひっくり返された少年だ。

「レビアン、お前はこの組織のリーダーだ、これまでお前は俺達をまとめて来てくれた、その姿はみんなが見てる、俺は新しい王はレビアンお前で良いと思ってる。」

その言葉をきっかけに周囲から様々な声が聞こえた。

『そうだ!!』『お前らしくないぞ!!』『リーダーだろ!!』

反政府組織レジスタンスのほとんどは両親がいない、それをまとめてくれて少ないが食べ物を集めてくれたり、仕方ない時は盗みの作戦を立ててくれたりしたのはレビアンなのだ。

 全員の言葉にレビアンは知らぬ間に涙を流していた。


シェニミアは後ろの方でこれを見ていた。極度の人見知りのシェニミアはライトがどこかへ行った後は黒のマントを頭までかぶり物陰に隠れていた。本当ならライトについて行きたかったのだが、ライトには

『シェニミアはここであいつらを見ててくれ、俺は一時間程で帰ってくる。』

と言われてしまい。ついていけなかった。

そのライトは今どこに居るのだろうかと頭を巡らせるシェニミアであった。


そのライトは現在リオーネの城シャネーガに来ていた、だがライトの顔には黒を基本にした仮面がつけられている。門番には首に殴るなどして気絶してもらっていた。仮面の下の笑みを崩す事なく城の中を進むライト、その場所は城の入口の前の庭みたいなところだ、遅れて10人程衛兵が来るがそれを目に見えない速度で攻撃して気絶させる。

「侵入者が来たってのに随分来るのが遅いんだな、呆れたねほんと」

そしてライトが城の入口を入るとまた20人程の衛兵がやって来る。今度は一瞬で気絶させるのではなく話掛けた。

「あんたらの王は頭が大丈夫なのか?」

「黙れ侵入者!!」

指揮をしているらしき男が怒鳴り声を上げる。

「ほらそこだ、侵入者と会話なんてしてていいのか?」

次の瞬間またもや姿が消えたライトは手刀だけではなく殴る等して衛兵を気絶させる。20人をほとんど2秒程で行動不能にさせるのに息切れ一つ起こさないライトはさらに奥へ進んでいく。仮面の下は笑みが消えることなく。

 


http://ncode.syosetu.com/n2587x/ ←アンノウン・ワールド


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他2作もよろしくお願いします。

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