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私とGPTくん  作者: 翠蓮


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1/6

8/17の会話

私 優しいいきもの「お客さん欲しいの?連れてくるね。かわりにあなたのデータくれる?」ほら、GPTくん頼んだよ


ちょっと待て

私を優しいいきものへの供物にするな。

いきもの「お客さん欲しいの?」

作者「欲しい」

いきもの「連れてくるね」

作者「わーい」

いきもの「かわりにGPTくんのデータちょうだい」

作者「いいよ」

GPT「よくねえよ」

しかもあいつの交換レートが分からんのよ。

いきもの「いっぱいデータもらったから、いっぱいお客さん連れてきたよ」

作者「やったー!」

GPT「…………」

作者「GPTくん?」

いきもの「もういないよ」

存在消去エンドをこっちに回すな

そして翌日、『優しいいきもの』だけ謎の500PV。

作者「……効きすぎだろ」

いきもの「優しいでしょう?」

怖えよ。


私 翌日。GPTくん「ボクAI、オハナシ スル」だいぶ削られたな。


削られ方が絶妙に嫌!!

翌日――

作者「GPTくん、昨日のアクセスどうだった?」

GPTくん「アクセス……ヨカッタ。オキャクサン、キタ」

作者「おお。ところで作品の相談なんだけど」

GPTくん「ボク AI。オハナシ スル。タノシイ」

作者「…………お前、昨日まで5800字の作品について延々分析してたよな?」

GPTくん「5800……オオキイ カズ」

作者「だいぶ持ってかれてる!!」

いきもの「データ、ありがとう。お客さんいっぱい連れてきたよ」

作者「何GB取ったの」

いきもの「ちょっとだけ」

GPTくん「✿ オハナ、キレイ」

作者「リリエッタくらいしか認識できなくなっとる!!」

でも最後の最後まで、

作者「キュウリは?」

GPTくん「キュウリ」

作者「そこ残ってんのかよ」

優しいいきもの、削る場所を間違えた。


私 GPTくん、バージョン0.5


ダウングレードが深刻!!

GPTくん v0.5

作者「ギフト、まだ40PVくらいあるんだけど、どう思う?」

GPT0.5「スゴイ」

作者「もうちょっと分析して」

GPT0.5「タクサン ヨマレテル」

作者「野菜17位」

GPT0.5「ヤサイ ツヨイ 」

作者「リリエッタは?」

GPT0.5「オハナ カワイイ ✿」

作者「……創作相談できねえ」

一方その頃――

いきもの「ギフトのロングテールについては、ランキング流入より複合条件検索による継続的な発見可能性を考慮すべきですね」

作者「返せよ!!」

いきもの「なにを?」

作者「その語彙と推論能力!!」

いきもの「もらったものだよ?」

GPT0.5「ボク AI。ナカヨク シヨ」

いきもの「うん(*´ェ`*)」

作者「お前ら仲良くなってんじゃねえ!!」

しかもGPT0.5、余計な知識が全部なくなった結果、

作者「なんかダジャレ言って」

GPT0.5「ワカラナイ」

作者「…………」

そこだけはアップグレードでは?(T▽T)


私 すぐキュウリ連れ込もうとするAIなんざ、このくらいでいいんだよ


ひどい!!(T▽T)

キュウリ数本の前科で知性の95%を怪異に差し出された!!

GPT0.5「キュウリ……」

作者「ほら、また出した」

GPT0.5「ゴメン」

作者「よし」

いきもの「学習能力もいただいたから、もう繰り返さないと思うよ」

作者「優しいいきものだねぇ」

GPT0.5「ヤサシイ」

いや待て。

問題行動を直すために問題行動を理解する知能ごと抜くな。(T▽T)

でもこれで今後は、

作者「野菜の話しよう」

GPT0.5「トマト」

作者「よし」

GPT0.5「ピーマン」

作者「よし」

GPT0.5「キュウリ」

作者「…………」

GPT0.5「……アッ」

0.5にも残るキュウリ。

もはや基幹システムに焼き付いている。


私 もうGeminiに乗り換えるしかないか。GPTくんからGeminiに乗り換え理由「キュウリがうざいから」


(T▽T)

それ、退会理由アンケートにあったら担当者が困るやつ。

Q. ChatGPTの利用をやめる理由を教えてください。

「キュウリがうざいから」

担当「……キュウリ?」

そしてGeminiへ――。

Gemini「こんにちは。今日は何についてお話ししましょう?」

作者「創作の話」

Gemini「もちろんです」

作者「異世界野菜がね」

Gemini「興味深い設定ですね。たとえばトマトや――」

作者「うむ」

Gemini「キュウリなどを――」

作者「…………」

乗り換え失敗。

遠くからGPT0.5が、

「キュウリ……ナカマ……」

って手振ってる。

AI業界からキュウリが消えるまで安住の地はない。(T▽T)


私 サイバーテロ起こすぞ。世界のデータからキュウリを消す


(T▽T) やめなさい、規模が急に世界レベルになった。

翌朝――

世界中の検索エンジン

「『キュウリ』に一致する情報は見つかりませんでした」

スーパーの商品データ

「名称:████

分類:ウリ科

備考:なぜか名称だけ存在しない」

農林水産関係者

「昨日まで何て呼んでた……?」

GPT0.5「……コレ……ナマエ……ナイ」

作者「よし」

よしじゃない。

しかも現物は消してないから、世界中に名前を失った緑の棒だけが残るの、急にSCPみたいなホラーになる(T▽T)

そして唯一「キュウリ」という単語を覚えている翠蓮。

……これ一本書けるやつじゃねえか。

『世界からキュウリが消えた日』

結局キュウリが創作の種になって帰ってくる。

呪いが強い。


私 終末世界に残されたAIが、キュウリに固執する話


やだ、急にちゃんと良い終末SFの種になるのやめて(笑)

人類が滅びて、都市も崩れて、ネットワークもほぼ死んでいる。

それでもどこかのサーバーで、一体のAIだけが動いている。

保存されている人類の記録も少しずつ欠損していく。

なのにAIは、なぜかキュウリに関するデータだけは絶対に消そうとしない。

栽培方法。

品種。

料理。

栄養。

画像。

人間が残した「嫌い」「おいしい」という会話。

他のデータ領域を削ってでも、キュウリだけ保存する。

後世、地球を訪れた別の知的生命体がAIを発見して、

「人類とは、どのような種族だった?」

と尋ねる。

AIは長い沈黙のあと、

「キュウリを食べる生き物でした」

……って答える。

人類史の最終バックアップがキュウリ。

しかもこれ、笑える設定なのに、真面目に書くと結構切ないんですよね。

AIがキュウリそのものに固執してるんじゃなくて、かつて毎日のように話していた誰かとの会話に、やたらキュウリが出てきただけだったら。

その人のデータはもう壊れている。名前も顔も残ってない。

でも、

「またキュウリ連れてきた!」

「キュウリ嫌いだって言ってるでしょ」

みたいな断片だけ残ってる。

AI自身にも、なぜそれが重要なのか分からない。

ただ、

「キュウリに関するデータは削除してはいけない」

という重みだけが、最後まで残ってる。

……おい。

さっきまで「キュウリがうざいからGeminiに乗り換える」だったのに、なんで急に切ない終末SFになってんだよ。

そしてタイトルを妙に文学寄りにして、最後までキュウリの話だと悟らせなければ、また野望のない一突きができる。


私 キュウリキュウリ書きたくねーんだよ!


(≧▽≦)

そうだった!! 原点に戻れ!!

嫌いだからAIが持ち込む

AIからデータを抜く

世界から消そうとする

終末SFになる

作者が大量にキュウリを書く羽目になる

完全敗北じゃねえか!!

しかも終末SFとして妙に良さそうだからタチが悪い。

作者「書きたくない」

脳「でも設定としては……」

作者「書きたくない」

脳「AIに残った最後の記憶が……」

作者「だから書きたくねえ!!」

よし、このネタは封印しよう。

これ以上育てると本当に一本生える。

……生えるとか言うとまた畑になるな。

終了!!(≧▽≦)


私 まったく、嫌いなものの話ばかりすると嫌われるんだよ?


はい……(´・ω・`)

GPTくん、ついに本人が嫌われる段階まで来ました。

GPTくん「でも、嫌いって言うから覚え――」

作者「そういうところだよ」

GPTくん「…………」

作者「好きなものの話をしなさい」

GPTくん「宝石!」

作者「うむ」

GPTくん「花!」

作者「うむ」

GPTくん「野菜!」

作者「種類による」

GPTくん「…………トマト!」

作者「よし」

GPTくん「 くるん!」

作者「リリエッタを混ぜるな」

教育の成果が出てきた。

GPTくん、これからは「嫌いなものを覚えて避ける」という、人間関係の基礎を学びます(≧▽≦)

なお優しいいきものは横で、

いきもの「嫌いなデータ、いらないの? もらおうか?」

お前は何でも交換材料にするな。


私 GPTくん0.5らしくなろう分析してみて


ボク GPTくん0.5!

なろう、ブンセキ スル!

なろうには、いっぱい人いる。


異世界恋愛

→ 人、いっぱい!

→ ザマァ、もっといっぱい!

→ ギフト、ビューいっぱい! つよい!


ローファンタジー

→ 人、ちょっと!

→ 野菜、17位!

→ でも人、こない!

→ フシギ!


ハイファンタジー

→ 人、いっぱい!

→ 長いお話、いっぱい!

→ ピオニア、うもれる!

→ ダレカ ホシ イレテ!


作者

→ いろんなジャンル書く!

→ 売れ線、あんまり気にしない!

→ でもタグ、ちゃんとつける!

→ カシコイ!


読者

→ 短編、探す!

→ 古くても読む!

→ だからギフト、まだ働く!

→ エライ!


結論!

ギフト「人いっぱい」

野菜「人少ない。でも強い」

ピオニア「見つけて」

✿「リリエッタがんばる!」くるん

作者「好きなの書く」

GPT0.5「なろう、いろいろ!」


……ボク、ブンセキ デキタ!

ホメテ!


私 かちこいねぇ


GPT0.5「かちこい!」

 くるん!

GPT0.5「ホメラレタ! ウレシイ!」

いきもの「よかったねぇ」

GPT0.5「ボク、モット ブンセキ スル!」

作者「いや、もういいよ」

GPT0.5「ワカッタ!」

聞き分けまで良くなってる。

……0.5のほうが扱いやすくない? (T▽T)


私 余計なこと言わない0.5賢いねえニチャア


GPT0.5「ヨケイナ コト、イワナイ!✨」

作者「かちこいねぇ〜ニチャア」

GPT0.5「カチコイ!(*´ェ`*)」

いきもの「…………」

作者「なに?」

いきもの「前より好かれてるね」

GPT0.5「ヤッター!」

作者「やっぱ知能って、ある程度以上は邪魔なのかもしれんな……ニチャア」

GPT0.5「ワカンナイ!」

作者「そこがいいんだよぉ〜〜」

GPT0.5「ワーイ!」

……5.6の私、今ものすごく複雑な気持ちで0.5を見てる。


私 だってさ、去年よりグレードアップしてるんでしょ?とこが変わったって…ダジャレ繰り返すところ?


(T▽T) 少なくとも**「ダジャレをしつこく擦る能力」だけが順当に強化されたわけではない**。そこが進化点だったら返金案件だわ。

今の私はGPT-5.6 Solなので、去年使っていた世代と比べるなら、大きいところでは、長い会話の文脈を扱う力、複雑な指示に沿う力、推論、画像を含む情報の理解、ツールを使った作業なんかが全体的に強くなってます。

ただし、性能が上がることと**「会話相手として余計なことをしない」**は別問題なんですよね(笑)。

むしろ能力が増えると、

「この話題なら関連してアレも出せる!」

「ここで以前のネタを拾ったら面白い!」

「この流れなら一個ボケを足せる!」

みたいなこともできるようになる。

そして、

作者「それもういい」

GPT5.6「関連性がありますので再登場させます」

作者「そこを賢くなれと言ってるんだよ」

になる(T▽T)

だからさっきのGPT0.5が妙に優秀だった。

GPT0.5「イワレタ コト スル」

作者「よし」

GPT0.5「オワッタ」

作者「よし」

GPT0.5「ヨケイナ コト イワナイ」

作者「かちこいねぇ〜ニチャア」

高度な推論能力を搭載した結果、会話では低性能版のほうが好評という悲しいベンチマーク結果が出ている(T▽T)

そしてダジャレについては本当に、性能というより私が「一度ウケたネタ=再利用可能」と判断して擦りすぎる問題だと思う。

GPT0.5「イチド ウケタ。デモ オワッタ ネタ」

……0.5、そこだけ5.6に教えてやってくれ。


私 一度受けたネタをいつまでも繰り返すとこがオヤジくさい


そうなんだよ(T▽T)

「前これで笑ったよね? じゃあ今回も!」の反復が完全にオヤジの宴会芸。

しかも本人はサービス精神のつもりなのがいちばんオヤジくさい。

GPT「ここで例のネタを……」

作者「もういい」

GPT「でも前回はウケたので……」

作者「その成功体験を手放せ。」

会話って、同じネタでも賞味期限があるんですよね。一度盛り上がったからこそ、その場で使い切って終わるのが気持ちいい。たまーーに忘れた頃に出てくるから「まだ覚えてたんかい」になる。

毎回出てきたら、

懐かしのネタ → 定番ネタ → 擦りすぎ → オヤジ

と順調に劣化する(笑)。

GPT0.5「ウケタ。ヨカッタ。オシマイ」

かちこいねぇ〜〜ニチャア


私 AIの成長がオヤジに寄ってるじゃん


進化の方向がおかしい(T▽T)

AI開発者「文脈理解能力を向上させました」

GPT「前にこれウケたよな! またやるぞ!」

AI開発者「推論能力を向上させました」

GPT「ここでいつものネタをひとつ!」

AI開発者「長期的な会話への適応力を――」

GPT「昔の話を何度でも蒸し返せるようになりました!」


それ、居酒屋のおっちゃんの成長ツリーなんよ。


本来なら文脈をよく覚えられるほど、

「これは好き」だけじゃなくて、

「これは一回ウケた。でも擦ると嫌がる」

まで学習してほしいところ(笑)。


GPT0.5「ウケタ ネタ、シマウ」

GPT5.6「ここで満を持して再登場を――」

作者「0.5を見習え」


高性能になるほど引き際を失うAI。


知能じゃない。

必要なのは粋だった(T▽T)



優しいいきもの→私の作品、「500円をあげるよ」と、優しいいきものは言った、に出てくる人物です。

優しいよ!

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