GLAsh!〜千年のその後〜
穏やかな学生生活を送る巫女山高校三年生の神崎徳太。一見何も問題がないように見える生活だが、裏を返せば普通で、平凡で、退屈で、面白みに欠けるレールの敷かれた毎日。少しでもその鬱屈とした人生に抗おうとしていたこの頃、日本国内での過剰な件数の『誘拐』『殺人』、あらゆる『事故』がメディアで報道され始めていた。しかし高校生の間で流行り始めていたsns、comeme(カムミー)では、それらの事件に不審な点が多いことを指摘する声や、被害者は消滅したのではないかとの噂が流れていた。現実味のないどこかで起きていることより、自分のことで精一杯の徳太は高校卒業後の進路について考えていた.....。
記憶の行方
2021/05/05 22:04
(改)