人覚
ちぃと年齢層高いので注意してください(-""-;)
「先生!この、『人覚』という言葉についてなんですけど!」
「それは造語です。」
「造語?ああ、先生が作ったんですね! どういう解釈をしたら宜しいでしょうか!」
「人の五感、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚。それ以外に、人と関わるための感覚があるという事です。」
「人との関係性ですか!!」
「そうだね、人覚に乏しいと、人は孤独を感じ、葛藤が生まれ…
「先生!!」
「誰かが話している途中で遮るのは、大変に宜しくないことを自覚するように。」
「すみません!!」
「いいですよ。」
「先生!」
「なんですか。」
「そもそも五感は、すべて人が関わっています!!」
「どうしてそう思うんだい?」
「視覚、人は、人を見ますね!」
「見ますね。見ないことも、できます。」
「聴覚、人は、人の声を聴きますね!」
「聞きますね。聞かないことも、できます。」
「味覚、人は、人を舐めたりしますよね!」
「!!! 君は人を舐めて味わうというんですか!!」
「舐めませんか? 舐めますよ、大人だったら。」
「ちょっ…!!ここはっ!! 子供も見る場所ですよ!!! 慎みなさい!!」
「嗅覚、人は、人をにおいますよね!」
「!!!話が!!! おかしくっ!! なってきていますよっ?!」
「ええー、あの子のああいうとことかクンクンしたいって思ったりしちゃったりするでしょう?」
「な、ななななななな!!!!!!」
「触覚、人は、人を触りますよね!!!」
「さ、触らずとも生きている人はいてですね!!」
「いやあ、さわりたいでしょう、あんな所やこんなところ。うへへ…。」
「!!! 下劣すぎます!! 慎みを持って発言しなさい!!!」
「すみません。反省しました。」
「人と人は違うものです。いろんな感性を持つ人がいて、すれ違ったり、同調したり、衝突したり、抱きしめ合ったり、認め合ったり、そういう人同士の触れ合いが、人とふれ合う為には、必須であり…
「先生!!」
「君は、人の話を最後まで聞く姿勢を持ちなさい。」
「すみません。」
「いいですよ。」
「先生!」
「先生は五感を使って、人を堪能してますか?」
「は、ははははははい?!」
「視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、どれが一番お気に入りですか?」
「君は人覚について質問していたのではないのですか!」
「しかしこれは、重要な確認必須事項です!!」
「…。視覚、でしょうか、見た目で、印象が…
「なるほど!!先生は、見た目でいろいろ…ふうん、へえ…。」
「人の話を最後まで聞きなさいと言ったはずですよ!」
「すみません。」
「聴覚、ですかね…声というものは…
「なるほど!!先生は、声でいろいろ…ふうん、へえ…。」
「人の話は最後まで聞けっ!!」
「すみません。」
「いいですか!! 五感をフルに生かして人と接することができない人も多いんです! むしろ、そっちの方が、多い!! 君はいきなり初対面の人を舐めたりするんですか!!! におうんですか!!!! 触るんですか!!!!! しないでしょ!! そういう、気遣い!!!」
「なるほど…。」
「君は、人覚が著しく欠落しているようだ。こんなにも、こんなにもっ!私をっ!辱めようとしてっ!!!」
「恥ずかしめてなんかいませんよ。」
「むしろ非常に、先生の人間らしさを感じて、歓喜に打ち震えています!」
「はい?」
「むしろ、先生の方が、人覚レベルが低いと思うのですよ! だって僕の今思ってること、全然、わかんないでしょう?」
「ええ!!全然わかりませんけれどもっ!!!」
「僕と一緒に人覚を高めましょう! さあさあ!!!」
「ちょ!!! まっ…!!!」
「ではまず、味覚から。いやいや、触覚かな?ウヒヒ…!!!」
「ぎぃーやぁーーーーーっ!!!」
人覚を諭したら、わたしの!!五感が!!
懐柔されてしまった件につきましてーーー!!!
先生の怒り狂う姿がありありと目に浮かびます(*´-`)大変申し訳ございません(。>д<)
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ちいと怪しいですけど、やらかしがちなだけなので、気軽にお声かけいただけたらヘ(≧▽≦ヘ)♪