閑話休題(その2)
いつもご覧いただいている皆様、ありがとうございます。
たかさばと申すものです。
昨日に引き続きまして、本日も「反映ーreflectionー」と「内省-Reflection-」の誕生秘話をボチボチ書いていこうと思います。
昨日宣言したので、私が小説を書き始めたきっかけについて書きますね。
私は小説を書くきっかけをくれたのは、「内省-Reflection-」の作者である忍原富臣さん(炎川裕三さんになった模様)です。
断言します。
この人がいなかったら、私は一文字も書いておりません。
ずいぶん暴走して派手に文字を書き散らしてまいりましたが、300を超えるタイトル、10,000,000文字(数えてないので違うかも)を超える文字数は、炎川裕三さん(こっちに統一する事にしよう…)きっかけでこの世の中に公表されることとなりました。
人生というものは、何がきっかけになるかわからないものです。
昨日少し書いたのですが、炎川裕三さんとは同じ職場で働いておりました。一年一緒に働いていないのですが、異動してからもたまに飲み会などで顔を合わせたりしていました。
そんなある日ですよ。炎川裕三さんが退職すると聞きまして、探りを入れたところ
「炎川裕三さんは小説家になるらしいよ。」
とのタレコミがあり、本人に確認したらあっさりとそれを認めたではありませんか。
なーにー!!
これは絶対に見たい!!
何を隠そう、私はブックマーク数1000を超える、読み専だったのです。
かくして読ませてもらった炎川裕三さんの「幸凶至片」、この作品が、私の心を動かした。
正直、今までお気楽お笑い物を中心で読んできていたので、さらりと読み流すことはできなかったのですが。2度、3度と読むうちに、焦燥感に襲われるんですよ。
ああ、だめだ。もっともの作品の持つ、読み込まれていない叫びの部分を読み取らねば。作者の言わんとすることを、お前は読み取ることができるのか?挑戦状をたたきつけられたとしか思えない、読後感。読み切ってやろうじゃないかと思わせる、豊富に彩られた物語を綴る言葉、単語。文章の丁寧な流れを時折断ち切るような、力強い表現。確かに穏やかな言葉遣いと丁寧な表現なのに、ゴリゴリと押してくるようなこの圧のある物語は何だ。なんという魔物をあんたは生み出したんだ!!!
私が炎川裕三さんの人となりを知っていたことも相まって、受けた衝撃がものすごく大きかったのです。
普通の良い人が、ここまで闇を纏って力のある物語を書けるのかと。これはすごい人が近くにいたもんだと。
私の周りに、文字を書く人はいませんでした。だからこそ、身近に文字を書く人がいたという事を知って、ふと、自分も書いていいんじゃないのかと、思ったんです。
それが、きっかけです。
2月、バレンタインの出来事でございました。
…そういえばチョコ渡したのにお返し貰ってないな。くそう…また異世界に飛ばすか…。
ところで、しつこいようですが、投稿タイトルの、閑話休題(その2)。
閑話休題:むだ話を打ち切って、話を本題に戻すときに使う言葉。
…とされております。
私の中では、タイトルこそが本題であって、発表している物語が無駄話というイメージなんです。
炎川裕三さんの「内省」に対して私が「反映」したいと願う気持ちが非常に、強い。つまりですよ。
炎川裕三さんが書いてくれないと、非常に、辛い!!
ということで。
炎川裕三さんが書いてくれるまで、さらにいろいろ書いていこうと思います。
明日は、私の書いている背景について書きますね。




