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反映ーreflectionー  作者: たかさば


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55/135

油断大敵

相当なダメージを食らった模様(。>д<)

いま。


わたしは。


黒いやつと。


対峙している。



こいつは。


いきなり飛ぶ。


油断してはならぬ。



手に。


武器を。


携えて。



ごくり。



狙うは。



天井の黒。



やるか…?



やるぞ…。



今だ!!!



シュ―――――――――!!!



「ぎゃああああああああああ!!!!」


娘の悲鳴が、こだまする。

怖いならあっちの部屋に避難しとけばいいのに。




じたばたする黒。



落っこちてきた。



足元でじたばたしてる。


あんなに天井に張り付いていたというのに、背を床にしてじたばたとか。


地に落ちたものよのう。




私は別にこいつ見ても怖くないのさ。


手で触覚持って摘まめるし。


田舎育ちの虫ラブ女子舐めんなよ?




さ、あとはこいつ掴んで庭に放り出してと。



一歩踏み出した私の足の下に。



くるりと身をひるがえした黒いのが。





むちゅ



「ぎゃあああああああああああああああああ!!!」



初めての足の裏の触覚に。



触覚…?




怖くて足をあげられない。





あげられない。




あげ、あげっ…。







一瞬の油断で、私は一生もののトラウマを手に入れた。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 55/55 ・ぎゃあああああ!!!!! [気になる点] 素敵なお話でしたありがとうございましたたた(錯乱) [一言]  カサカサ   カサカサ      カサカサ すっ……
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