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反映ーreflectionー  作者: たかさば


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33/135

灯火

キャンプファイヤー行きたいなー(*´ー`*)

ここに灯火がございます。

真っ暗な闇を照らす、灯火でございます。


その色は、赤かったり、オレンジだったり、黄色だったり、青だったり。

大変に、魅力あふれる唯一の、灯火。


揺れる灯火は、何に揺れているのでしょうか。


不安。

恐れ。

悲しみ。

葛藤。


揺れたところで、灯火は灯火。

闇を照らす、明かりだという事です。


大切に、大切にしなければ。


ふうと、吹き消してしまったら。

深い闇の中で、灯火を再びともすことは、大変に難しいのです。


火打石は、闇に紛れて見つからず。

火をともす場所すら闇に紛れて見つからず。

何も見えず、ただ時間ばかりが、過ぎてゆく。


灯火は、自らがともした、あなたの炎。


誰かに炎を分けてもらったら、それは貴方の炎ではなくなってしまう。

誰かの炎をもらった事実が、自分の炎をかき消してしまう。

誰かの炎が、自分の闇を照らす事実に、打ちのめされてしまう。


とても、とても、か弱い灯火。

不安に思う事もあるかもしれません。

けれど、あなたの闇を照らすのは、あなたの灯火でなければならないと私は思うのです。


消えてしまったら、火はもらわなければ、いけないのです。


消してしまう、その前に。


じっと、か弱い灯火を見つめて。

炎が、大きくなると信じて。

炎を育てて、ゆくのです。


燃え盛る炎の中で、あなたは闇を、共にあるものだと気づくでしょう。


闇があなたと共にあるものだと知るでしょう。


闇は、身を置く場所ではなく。



炎で照らされるべき舞台であると、気付くでしょう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 33/35 ・またいい話。 [気になる点] 子供が勉強嫌いな理由ですねw [一言] 分けてもらったら、それをタネに自分を燃やすだけよォ! フハハハハ!!!!!
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