ドンコを倒せ、、
サーガ部隊の調査班のデーターからすると、、
海に近いところで事件が多いので、三人は、分かれて見張っていた。
すると、、青鬼の嗅覚に反応する。
青鬼、龍二は、二人を呼び寄せる。
夜も更けてるというのに女子高生が歩いていた。
其処に、、侵略的外来種、、ドンコが現れた。、、きゃあぁぁ、、、
青鬼は、鬼の爪でドンコを押さえる。
追い付いた赤鬼は、鬼の牙でドンコを押さえる。
「鬼姫、、お願いします、、」
鬼姫、扇姫は、スカートから、ボトッと弾丸が落ちて、、
それをショットガンに詰め、、バアァン、、
ドンコの眉間に命中すると、、溶けるようにドンコは消えていった。
「良かった、、間に合って、」
「今度のは、凄いですね、1つ発で仕留めた、」
「これなら、何匹現れても、大丈夫ですね、鬼姫、」
「バカ、、そんなにココに入るか!」
「そらそうだ、、」笑笑
「もう大丈夫だよ、帰っても、、」
「鬼姫、アレは、エセ女子高生だから、」笑
「えっ、、そうなの、、」
サーガ部隊の女性隊員が、囮としてセーラー服の女の子に化けていたのである。
「しかし、女子高生には、僕には見ないけどね、」笑
「オレも、、」笑
「ほっといてよ、私だって好きでやってるんじゃないから、」
女性隊員は、怒って帰って行く。
「なんかアソコがヒリヒリする、赤くなってるかも?」
「どれどれ、、」、、、ボコっ、、、
赤鬼、寅夫が扇姫のスカートを捲ろうとしたので、、、
「怖いよ、、鬼姫様、、」
「あはは、お前が悪いんだろう、寅夫くん、」笑
「そうよ、スケベなんだから、寅夫わ、」
サーガ部隊の調査班が遂にドンコの出没する地域を特定した。
南の島、、女狐島、、
其処へと三人は、向かうのであった。
「あぁ、なんで、サルビア丸じゃないんだ、龍二、」
「あはは、お前ってヤツは、ほんとに女好きだなぁ、」
三人が乗ってるのは、海上自衛隊が用意してくれた、イージス艦であった。
男ばかりの船で、赤鬼、寅夫は、不満である。
男子禁制の島、、女狐島、、最大の旅館、、九尾ノ館で鬼石扇姫は、葵の下女として働くことになる。
この旅館は遊女遊びをする、富豪の旦那衆を持て成すところであった。
週一回のペースで定期便が運航されている。
今日は、三人の旦那様がやって来るのであった。
先ずは、旅の疲れを癒すのに温泉に浸かってもらう。
葵は、身体中を流してあげる。
そのあと個室へと案内します。
三尾ノ間で旦那様に寝てもらいます。
こちらで好きなだけ、、葵を可愛がってくださいませ、、
朝まで充分に楽しんでいただきますように、、、
三話、、、
朝になって外が騒がしい、、、
一ノ間で、菊と旦那様が居ない?
昼頃に、、女子が打ち上げられて、頭の無い水死体が、、、
右の乳房に三つのホクロで菊と分かる。
旦那様が犯人ではないか?と憶測されていた、、
しばらくして、別の浜辺に打ち上げられている。
菊の旦那様であった。
いったい犯人はダレ?
早速、防衛団が島全体に警備網を張る、、、
深夜が一番危険なので、外出禁止となる。
この日の深夜、、
女狐島の南側に侵略的外来種、ドンコが現れた。
扇姫は、別の島にいる、寅夫と龍二を呼び寄せる。
二人と合流して、現場に向かう。
其処には、、二匹のドンコが現れていたのである。
扇姫は、股を開いて、、着物の裾をから弾丸を、、ボト、ボトっ、、
二発の弾をショットガンに詰める。
、、狙いを定めて、、ドッカン、、一匹目は、仕留めた。
二匹目も寅夫と龍二が動きを止める、、、ドッカン、、、
扇姫のショットガンが炸裂、、、海岸に爆音が響き渡る、、
二匹目のドンコは、、湯気を上げて、消滅していく、、、
だが、、その背後に黒い影が、、、、
今までのドンコの倍はあろうか!
「もう、弾無いよ、、」
「どうする、、青、」
「赤、、二人で戦うしかないだろう、、」
大きなドンコが襲いかかる、、、
すると、、妖狐に変身した葵が、口から火を噴く、、
風使いの妖狐の紅が、、その火を螺旋状にドンコに降り掛かる、、
火だるまになった、ドンコは、海へと飛び込んで逃げて行った。
妖狐から元に戻った葵が、、、
「ただの下女じゃ無かったのね、サツキ、」
「ごめんなさい、葵お姉さん、、」
「それはいいんだけど、アレはなに?」
扇姫は、葵と紅にドンコの存在を説明していた。
、、、、、
海中に逃げ込んだドンコは、、、離れた小島に着いて、、
「おいおい、ボス自ら出て、どうすんだよ、」
ドンコの眉間から、軍服を着用した少年が姿を見せる。
「なんだ、クリスも来ていたのか?」
「本物の鬼姫か? 見定めようと思ってな、」
「そうだな、、本物のようだなぁ、、」
「それで、どうする気だ? ピコ、、」
「さぁ、、どうするかなぁ、、」
「なんだ、喰えないヤツだなぁ、、ピコ、、」
西欧の侵略的外来種、(ピコ)クリス・ハートとアジア系外来種、(ドンコ)ピコとは、仲間なのでしょうか?
そうではないようである。
☆蠍座、、アイ・デザイヤー、、私は欲する、、