【11/7更新】カードレース・スタンピード! ルールブック1.0.6
チエカの解説コーナー! 本部分は、これより先の決戦を前にこのゲームの詳細をわかりやすーく纏めたものとなっています!
画面の前のあなたがたにもこのゲームを楽しんで貰いたいのです! ちょーっとの間は改稿が続くと思いますがご安心を。このゲームの楽しさは必ず伝えてみせます!!
では、ルールブックへGo!!
■はじめに
《カードレース・スタンピード!!》は、サーキットを戦場とし、相手より速く駆け抜ける事で勝利に至るカードゲームです。
■カードの解説
スタンピードには『マシン』と『チューン』の二種類のカードが存在します。
◆マシン
このゲームの主役であるカードです。
《グレイトフル・トレイン》✝①
ギア3② スカーレット・ローズ③/マシン④
POW10000⑤ DEF10000⑥ RUN15⑦
◆『自身がセンターである/コスト・自分の場のギア1を自身の下に置く』ターン終了時まで、このマシンのステータスにコストカードのステータスを加える。⑧
◆チューン
ゲームをサポートするカードです。
《進路妨害》✝①
ギア3② スカーレット・ローズ③/チューン④
◆相手は次の自身のエンドフェイズまで、自分のマシンが行動可能ならセンターを攻撃しなければならない。この効果は自分のセンターがギア1になった場合解除される。⑧
①名前……このカードの名前です。
②ギア……このカードの「重さ」を示す数値です。多いほど呼びづらいことになります。
③クラス……このカードの所属分けを指します。同じクラスでデッキを組む事で戦いやすくなります。
④種別……このカードがマシンまたはチューンである事を示しています。
⑤パワー……マシンの攻撃力。高いほど攻撃の時に有利になります。
⑥ディフェンス……マシンの守備力。高いほど攻撃を受けるときに有利になります。
⑦ラン……マシンの走力。高いほど早く決着に近づきます。
走力は基本的にマシンのギア×5の数値で固定されていますが、中には全く関係ない走力を持つマシンも存在しています。
⑧効果……このマシン/チューンの効果。ゲームを有利に進めるものや、他の効果が強すぎる場合のデメリットが記載されています。
■ゲーム開始前
◆フィールドの準備
このゲームは以下のようなフィールドでプレイします。
山札 チューン
捨札《 》《 》《∀》《 》《 》
《 》《 》《A》《 》《 》捨札
チューン 山札
《 》はマシン置き場。《A》と《∀》はセンターマシン置き場となります。
センターには常に一台以上のマシンが置かれていなければなりません。そのためセンターにマシンが一枚しか無い場合、そのマシンは絶対にフィールドを離れません。
◆山札の準備
・互いに紙とペン、そして山札を用意する。この山札は以下のルールを守る必要があります。
●40枚ちょうどである。
●同名カードはデッキに4枚まで。
●特殊クラス《ステアリング》を持つカードは三種類までしか投入できない。
●ギア1マシンを最低一枚は投入する。
◆センターの設置
山札からギア1マシン一枚を選択し、センターに設置する。
◆山札のシャッフル
残る39枚の山札をお互いにシャッフルする。スタンピード世界では自動ですが、紙のカードで遊ぶ場合はお互いの信頼のもと慎重に行いましょう。
◆山札の設置及びドロー
山札を山札置き場に設置し、カードを五枚裏向きのまま引く。この時点では確認しません。
◆先行後攻の選択
じゃんけんを行い、勝ったほうが先行か後攻かを決める。ただしお互いの同意の上なら省略や別の手段による決定も行えます。
◆走行距離の用意
用意した紙に100と記載します。スタンピード世界ではもちろん自動で処理されます。
◆レース開始!
互いに手札を確認し、先行を得た側からゲームを進行します。
■ゲームの流れ
ゲームは四つのフェイズに分けて進行する。尚、基本的に使用可能なあらゆるチューン、及びマシン効果はどのフェイズのどんなタイミングでも使用できます。
尚、全てのチューンはセンターマシンが「自身と同じクラスで同値以上のギア」の場合のみ使用できます。
◆ドローフェイズ
デッキからカードを一枚ドローします。先行の第一ターンはドローを行えません。
◆リペアフェイズ
疲労状態のカードを全て回復します。
◆メインフェイズ
以下の行動を好きな順番で、好きな回数行える。
●マシンの呼び出し
手札から任意の場所にマシンを呼び出せます。ただし以下の制約があります。
・センターの枠に置くマシンは、ギア1の上にギア2、その上にギア3……といったように、続き番号になるように重ねて行かなければならりません。
また、重ねる対象は同じクラスでなければなりません。
・センター以外の枠のマシンは、センター以下のギアを持つマシンしか呼び出せません。
センターのギアが並走するマシンのギア以下に下がった場合、それらは手札に戻します。
・往復ターン数を超えるギアを持つマシンは使用できない。
先行一ターン目のプレイヤーはギア1しか使用できず、後攻一ターン目はギア2まで……と徐々に解放されていきます。
●マシンによる行動
マシンの行動には以下のものがあります。
・センターとの入れ替え
同じギアを持つマシンはセンターとの入れ替えを行えます。
・攻撃
マシンカードを横にする=疲労させる事で取れる行動。相手マシンを選んで攻撃し、攻撃側のPOWと被攻撃側のDEFを比較して下回った方を破壊、捨て札とします。同値なら両方破壊します。
攻撃は二体以上のマシンで連携して行う事もできます。その場合、攻撃側のPOWの合計と被攻撃側のDEFを比較し同様の処理を行います。連携攻撃側の数値が下回った場合は連携した全てのマシンが破壊されてしまいます。
・走行
マシンを疲労させることで取れるもう一つの行動。マシンに記載されたRUN=走力の分だけ、自分の残り走行距離を減らします。このとき0にできたらそのプレイヤーの勝利となります。
ただしこの行動はセンター以外は行えません。このため、前述した入れ替えを上手く利用して行くこととなります。
◆エンドフェイズ
ターンを終了し、相手のドローフェイズに移行します。
以上の流れを繰り返し、先に自分の残り走行距離を0にする=ゴールしたプレイヤーの勝利となります。
■備考
◆山札切れの処理
山札が切れ、その次のドローを行う場合、そのプレイヤーは代わりにゲームに敗北します。ドロー以外でデッキの中身を要する処理は不発となります。
◆特殊クラス《ステアリング》
ステアリングはあらゆるクラスとして扱う特殊なクラスです。ステアリング・チューンはセンターのクラスがなんであれ使用でき、ステアリング・マシンはあらゆるカードと重ね合えるのです。
◆マシンのステータスの目安
マシンのステータスは、ギアによってある程度決まっています。このため、効果によってこのラインを大きく上回れれば頼もしいということになります。
また、POWとDEFはどちらかに偏れば偏る程に使いやすくなります。このため、あまりにも偏る場合は合計値が削られる場合もあります。
●POWとDEFの合計/走力……
・ギア1……7000未満/5
・ギア2……15000程度/10
・ギア3……20000程度/15
・ギア4……25000程度/20
・ギア5……30000程度/25
◆センターの取扱い
センターを攻撃や効果で破壊した場合、下になっていたマシンが露出します。
センターのみ、いくつものマシン置き場が重なって存在しているようなものと考えると良いかもしれません。
◆各種特殊な効果
このゲームには、レースを盛り上げるためのカテゴリ効果がいくつか存在します。ここではいくつかを紹介します。
●《進路妨害》
この効果を持つマシンが存在している限り、相手はマシンで走行できず、これを持つマシンしか攻撃できません。
●《二回行動》
行動後、自動で一度回復します。
●《ゲストカード》
強力過ぎる効果を持つカードの制約となる効果。これを持つカードはセンターに置けません。
●《デミ・ゲストカード》
センターに置くために手順を要するカード。現在、これを持つカードは七枚しか存在しません。
●《デッドヒートXX》
相手が走行するたび、記載された数値の分だけ自分の走行距離を減らします。例えば《デッドヒート10》なら10ずつ減らして行きます。
●《ドラゴンジーナス》
龍族のカード。ドラゴンジーナスを名指しで指定されない限り『マシンを対象とする効果』の一切を受け付けません。
バーチャルルールブック
1.0.0……9月28日 第一稿 確定……
1.0.1……同日 第二槁 修正……
・丁寧語の調整
・グレイトフル・トレインのテキスト調整
1.0.2……9月29日 第三稿 修正……
・備考◆マシンのステータスを追加
1.0.3……同日 第四稿 修正……
・各種誤植の修正
・閲覧に合わせたフィールドの表記修正
・備考◆センターの取扱いを追加
1.0.4……9月30日 第五稿 修正……
・連携攻撃についての記載を追加
1.0.6……11月7日 第七稿 修正……
・各種特殊効果等の追加
次回、「ヘルウェイ・ライディング その1」をお楽しみに!