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カードレース・スタンピード!!  作者: 能登川メイ
Episode.2 ローグとの邂逅! 〜センリvsシルヴァ!〜
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百合の花束を抱えて!

ーーーー只今サーバーメンテナンス中ーーーー

「おーい、返事できるかー?」


「心配にござるな。何か気付けになるものは無いものか」


リアル。


チエカがすっかりトラウマになってしまった傍楽を見下ろし、センリとアルハはだんだん顔が青ざめていく。


講座を見ながらも、揺すったり声を掛けたりはしていたのだが……


「……オイマジで起きねぇぞ……なんか不安になってきたぞ。

なんかヤベー事態になっちゃあいないよな!?」


「ままままさか、いくらチエカ殿といえどそんな、あははははは」


「オイ起きろボウラァ! オマエが居ないと誕生日会も肝試しも盛り上がらねぇんだよ立ちションした仲だロォオ!!」


「我ら四人、生涯の友と誓った筈であろう!? 目を覚ますにござるよおおお!」


不安から声が上がる。うんともすんとも言わない傍楽を抱きかかえ叫ぶ二人だったが……



「ハイストォーップ」


ズ    ゴ    ン


その口に赤々としたクッキーが押し込まれる。


「カハっ!! 辛い! 地獄か!?」


「「ボウラ!!」」


「お早うボウラ。ご機嫌いかが?」


そう言って部屋に上がり込むのは、級友たる赤毛の童女。


「良襖! 来てたのか!?」


「ええ。クラスメイトの危機に馳せ参じた……って所かしら。どう? デスソースクッキーの感想は」


「辛い! 甘美味い! 助かった!」


「なにより♡」


その感想を聞いたセンリ達の興味がそちらに移る。


「すっげーなこれ……一つ良いか?」


「拙者にも一つ」


「はいどーぞ」


「おうサンキュ! ……ドヒュー!!」ゴロゴロゴロ……


「これは……んっ……悶える!? んあっ……ん……!」


「ふふ。お料理教室でも評判良かったのよ。『暴力的な辛さ込みで絶品』って」


「その通りだぜ……弩級のインパクトで二度と忘れないレベルに刻み込んだ上で、後味はしつこく無くむしろ爽やか! こりゃ満足度高いぜ!」


「ウム……良襖殿の魂を感じる仕上がりにござる」


「ありがと。そう言ってくれるとたくさん包んでおいたかいがあるわ」


和気あいあいとした会話。


級友同士の他愛もないやり取りの中で、一足先に復帰した傍楽が画面の異常を伝える。


「なあそのクッキーが美味いのはスゲーわかるが、オマエらちょっと良いか?」


「? なんだよ」


「なんか画面に不審者居るんだけどヤバくない?」


「「「!?」」」


言われて画面を見ると、確かに黒ずくめの男の影があった。




「のわあああああああああ!! 誰かああああ!!」


「大人しくしていて下さい! さもないとBANしちゃいますよー?」


「嫌ああああ!!」



彼を捕らえるのは、婦警仕様の御旗チエカだ。このゲームに何人もいるという話ではあったが……


それよりも、と三人は目線でやり取りし。



「……今すぐ逃げるのよ。関わらないのが吉」


「右に同じ。ガチヤベーわアレ」


「逃げるんだよぉ!!」


三者が即時撤退の意思を示したが、一人だけは反応が違った。


驚愕の中、アルハが対象を、普段呼ぶように呼ぶ。


「ーー姉上!? なんと羨ましい!!」


「はい?「ゑ?「あねェ!?」」」


「姉上はやめろぉおおおおお!! そして羨ましがるなぁああああ!!」


混乱する状況は、一つの珍事として記録された。




ムギューーーー!!


「あーもう久しぶりなんですから! ショップ担当のコの中にはそうそう入れないって何度! でも今会えたから許す!」


「あうっ……そんな、あ、ああ……!!」


「照れちゃって、カーワイーですね?♪」


「はうっ!」シュボン!




「………………………」


「「「……………………」」」


所変わって仮想世界のカフェテリア。


この上なく気まずい所から、自己紹介は始まった。


「……という訳で、あいつの姉のシルヴァという者です。

ダイレクトチャットなんで言いますが本名は丁場詩葉です。

不審者じゃありません。ただのネナベです」


「それはどうもご丁寧に……自分は先駆千里。アイツの友達です」


「お、同じく、風間傍楽です。彼女とはいつも仲良くさせてもらっています、です」


ギ    ロ    ッ


「ヒィっ! だだだ断じて手をかけたりなんてそんな……」


「気にするな。そういうことじゃない」


「?」


「はじめまして。ゲスト回線で失礼します。

彼女の級友の鳥文良襖です。……彼女について何か?」


「話が早いな。そうだ、その件が心配でここに来た。要件はもう一つあるが…先にこちらを話した方が良いだろう」


言って、シルヴァが手で示す。


「ま、見ればわかるというか……」



それは、百合の花びら舞う楽園。


婦警に扮したチエカが、幼気な少女にイタズラを続ける光景だ。


「いやーあもう!!」


チエカが大きく手を広げ…………


ムギュ!!


「あ」


「なっ!!」


「うりうりうりーー!!」


フニフニフニフニ…………


「あうっ……あっああ、あぁ……♡」



ーーーー電子の行動、仮想の触れ合いなど微々たる刺激……なんて思っている方も居るだろうか。


だが、たかが電子と侮るなかれ。人は手のひらの上の板切れに全地球を見る生き物なのだ。


視界いっぱいに広がる甘声と彩色の暴力は、一人の少女をたやすく骨抜きにする。



「オレには悩みの種が二つある。一つはこのゲームの未来に関わること。

だがそれを解決したいと思ったのは、もう一つの悩みの種であるアイツの為でもあるんだ!」


ガタンとテーブルを打ち、シルヴァが……丁場詩葉という一人の姉が立ち上がる。


「ボウラとか言ったか。オマエとアルハがいい感じならこの光景よりずっと良かった! だがそうじゃなかった!

オレはなぁ! アイツのガチ恋を円満に終わらせてやりてぇのよ!

アイツがチエカにばかり夢中で男に興味持たねぇからよぉ!」


「「「知ってた! 予想以上でしたがっっ!!」」」


桃色の空の下、三人の声が被った。



とはいえ。



「…………んーー、なーんかピンと来ねぇな……」


「どうしてだ? 目の前にこれほどわかりやすい末路が立っているというのに」


「イヤとりあえずそこわかってくれてたのはありがたいスけど」


会話は続く。


だが場には釈然としない空気が流れていた。


「アイツの事はずっと見てきた。オレたちとなんかが違うってのもわかってた。

その…………アンタも、「そういう」人なんじゃないか?」


「……………………わかるか」


仮想の表情が真っ赤に染まる。


「確かに、オレにもそういう伴侶が居た。オレは確かにそれだけで満たされていたし、

個人的には幸運と思える事もあった。性別の役割を果たすためだけの相手って奴を持てたんだ。

それはオレの目が、そういう相手が居るリアルに向いていたからだと思っている」


「だから二次元に惚れたアルハはヤバイって? 全国のオタクに憎まれるッスよ」


「そういう話でもない」


センリの返しに、シルヴァは心底深刻そうに答える。


「いいか。本来あらゆる事柄は現実に根付いている。アニメのキャラには声優がいてバーチャルNチューバーには演者が居る。

『中に誰か居る』んだ…………夢の無い話だがな」


「……別に。そんな事を気にする時代の住人でもないつもりですが……」


言いかけて、良襖の唇が凍る。


「ちょっと待って、中に居る誰か?」


「察したか。チエカのヤバさを」


「ヤバさ? どーゆうことッスか」


「お前らは、御旗チエカについてどれだけ知っている?」


「そりゃレースクイーンで、めちゃくちゃ強いカードで、本人も強くて……」


「違う」


口を開いたのはボウラだ。


「それは『ゲームの中の情報』だ……俺達はチエカのリアルについて『何も知らない』んじゃあないか?」


「ッ!? ラフマ、チエカを演じてくれてる人の情報は……」


「調べといたわ。アンノウン……完全非公開よ。ううん、チエカだけじゃない……このゲームのルーラー、Ai-tubaは誰も正体がわかっちゃいない.

この情報社会で痕跡一つ残っちゃいない……とんだ秘匿体制よ」


「ちょっと待て? 現実に覚めるには段階を踏むことが必要なのに……チエカAi-tubaにはそれが無いって?

ヤバいってそれ、じゃあ連中に惚れた奴全員に危機が……」


「それほどシンプルでもない」


シルヴァは自重するように答えた。


「人は学習する。チエカと長く触れ合えばその成分を分析し、いずれはその本質に行き着き次の道しるべにできるだろう」


「なら…………」


「ここからが本題だ」


シルヴァの表情はあくまで真剣だった。


「リリースしたてのこのゲーム《スタンピード》だが……それでもその中で、奴は十二分の情報量を残している。

ーーーー他のAi-tubaさえ、遥か後方に置き去る程の密度でな」


語る。


「ゲーム全てが一瞬にして立ち消えたとしても、浸るだけの思い出には困らない」


結論へ向けて語る。


「もしだ。もしも夢の只中に、このゲームに何かあってサービスが終了してしまったら……?」


「な…………!?」


センリはいつかの、悪趣味なダイレクトメールを思い出した。


「なあアンタ、まさかこのゲームに関わる妙なダイレクトメールとか受け取ってたりするのか!?」


「アンタもって……まさかお前もか。……ああ、受け取った。たまに受け取る奴は居ると聞いてたが……」


「『このゲームには危機が迫っている……』」


「恐ろしいだろ? 言われた通りアンテナを伸ばしたが……事実なんだなこれが」


二人は、寒気によって同調した。


「ちょっとのはずみで壊されかねない。オレはそれがめちゃくちゃ怖いんだ。夢が夢のまま永遠に止まってしまったら?

覚める機会さえ奪われた夢はどうなる? ボイスさえ公開されていないチエカからはどこにも行けない。

分析しようにも終わってからでは遅い。逃げ場が無いんだ」


「つまりこういう事ですか? このゲームには爆弾レベルの危機が迫っていて、

それが爆発したらアルハの心まで巻き添えで消失してしまうのでは……と」


「そんな所だ」


良襖の問いに、シルヴァは実に深刻そうに答えた。


「だからオレは動く。そしてオマエ達に声をかけた。このゲームの問題に迫るには『勢い』が要る。

攻略を進め、真相に迫るための勢いがな。ちょうど妹の友人に勢いのある奴が居たからな。お前に声をかけたんだ……先駆千里。

お前がオレと同じメールを受け取っていてくれて助かった。話の通りが良い」


「……俺が、アイツを救うために役立つ……」


「別にお前一人に頼り切るつもりはない。オレも動くし他の奴にも声をかけるつもりでいる。

……このゲームが抱えた問題は、全てのレーサーにとっての問題でもあるからな。

だから一言『協力する』と言ってくれるだけでいい。妹の側に味方が居るだけで心強いんだ」


その場の全員が黙り込む。


菓子の世界の中、その一角だけがモノクロの空気に包まれる。


(どうする? 断る手は無いと思うけど?。メールの件は気になってたんでしょ?)


(オレ、アルハのこと心配だよ……ひとまず見てるだけでいいんだろ? ここは言うとおりにしとくべきだって!)


(……………………)


ラフマとボウラの意見が一致する中、センリだけが訝しんだ。


「ちょっといいスか?」


「なんだ?」


「アンタの妹を……俺達のダチのアルハを助けるって点には異論は無いッスよ

ただなんか引っかかる。余分な歯車を取っ付けたみてぇな違和感だ」


「ちょっまセンリ!」


「構わん。……ほう? オレが無駄話をしたって言いたいのか?」


「いや」


明確に否定する。


「全部が全部って事じゃないと思う。けど多分、アンタは自分でわかってる。

アンタはメールとかみたいな原因があったからその結論に行き着いたんじゃない。最初から結論があって、それを補強するためにアレコレ言ったんじゃないッスか?」


「…………かもな」


シルヴァは否定しなかった。


「だが、だ。オレの話のヤバさは理解できた筈だ。これを蹴るってのは賢い選択じゃ無いんじゃあないか?」


「…………」


「…………」


双方に無言が満ちる。


場が険悪さで塗り固められていく。


やがて、センリが切り出す。


「……ダメだ。だめっすよ。このままアンタと組んでも、途中で仲間割れすんのは目に見えてる」


「……そうさな。それについては同意見だ」


意見は一致したが、折り合わない事で折り合っても無価値だ。


「それでどうする? 一旦別れてそれぞれで考えるか?」


「いいや。アニキに買ってもらった本で読んだんだ。 『一旦持ち帰って話そう』は時間の無駄だってな」


「ませてやがる。ならどうするって?」


「アンタとレースさせてくれ」


「何だと?」

「うぇ!?」「ちょ」


突拍子もない提案に一同が軽く仰け反る。


「アンタはアルハの姉だろうが、俺達はアンタの事をよく知らない。

だから走るんだ。感情を直に伝え合えるこのゲームなら、ひとっ走りすりゃあ大体の事はわかると思ってな」


「…………ほう」


その言葉に。


微笑んだのは、ゲーマーの血故か。


「良いだろう。ヘル・ディメンションに来い。とっておきの戦場がある」


「戦場?」


「ああ」


ニヤリと悪い笑みを鈍く光らせ、シルヴァは語る。


「《バイトレース》。……このゲームはまだまだ発展途上だ。だからって思い切って、各プレイヤーにテストプレイを頼むってクエストだ。

勝っても負けても商品が手に入る。初回なら、七枚の必須カードの一枚が手に入るチャンスもあるな」


「…………!!」


「使うべきテスト札は二枚。互いを知る為の戦場なら、吐いて捨てる戦歴の一つにしないほうがいい。そうは思わないか?」


「いえてら」


そうして、どちらからともなく歩き出す。


それを見たボウラは。


「……おい待てって! 目的同じなんだろ? だったらわざわざ走んなくても……」


「いいえボウラ」


遮ったのはラフマだった。


「これは必要よ。知らないおじさんだかねーさんだかの話を宛にする……その決断は、一度持ち帰ったらもう無理よ」


そして、締めくくるように言う。


「信じましょう。彼らを」






「いやーひさびさにはしゃいじゃいました! そのうちまた会いましょう! ……今度は、コースの上で♪」


「ウム! 約束にござる」


未だ菓子の国。


じっくりしっとりとした触れ合いを終えたチエカは去り、ホクホク顔の或葉が戻ってきた。


最もそこに残っていたのは、デフォルトアバターの傍楽と小さなウインドウに映る良襖だけだが。


「いやはや此度の触れ合いも楽しめ……ムム?」


「戻ってきたか。アレから大変だったんだぞ?」


「全く、罪な女というかなんというか」


「ムム? ムムム?」


ハテナマークを沢山浮かべる或葉に、仕方無しと言った表情で説明をする良襖だった。


「アルハがべったりしっぽり楽しんでる間に、二人は別の領域に行ったぞ。なんでもアルハについての話をするためだと」


「なんと? 話ならここで付ければ良かろうに……」


「さあてね。オトコノコには彼等にしかわからない事もあるんでしょ。貴女のお姉さんアレ絶対心に生えてるでしょ」


「は、生えてる? なんかわからんが……ともかく向かわねば。二人が心配ゆえ」


「ああ。そのために待ってたんだからな」


「ハイハイとっとと行きましょー」


声とともに、二人と一画面はヘル・ディメンションに向かう。


が。


「ところで」


「フム?」


良襖は訝しむ。


「貴女……それはちょっと()()()()()んじゃない?」


「…………ムム」


「ん? なになにどゆこと?」










闇夜に烏が舞い踊る。


亡者共の叫びがこだまする。


ここは地獄。漆黒の帳開かれる永遠の戦場。


がい骨が散乱する大通りで、両者は並び勇んでいた。



「……ほう? ファーストマシンにテストカードを使うか」


シルヴァが目を付けたのは、センリが乗る紫色のシャープなマシンだ。


「ええ、せっかくなんで。《アメシスト・イーグル》ってんすよ。なんでもコイツに乗ってゲームを始めると確実に先行取れるっていうんで」


「なるほど。次代型スカーレット・ローズの必須マシン候補か」


「必須? そんなにスか?」


「わからんか? スカーレット・ローズはギア1特化の物量押しクラスだ。初手から軽く15キロは走れる。

だがその強みは後攻では活きない。後攻側は大概、ギア2を並べて平然と30キロ走るべきだからな」


「あ…………」


「更にだ」


シルヴァは歌うように続ける。


「このゲームの強力なチューンは、大概ギア3から開放される。その使用権を確実に取りに行けるのはでかいぞ」


「マジすか……そーいやなんか強力なカード突っ込んだよーな…………。………………」


「?」


センリは少し黙り込んでから。


再び。


「……やっぱアンタは良い人ッスよ。良いところを見てる」


「ん?」


「アンタはアンタなりに、妹の心配を本気でしてるんだと思う。……ただ状況が特殊過ぎて、なんか大切なモンを見落としてる……そんな気がするッス」


「なるほど……一理あるな」


最速の世界。


電子の語らいはスデに始まっている。


「さあ、そろそろ始めるぞ。準備は良いか」


「ウッス!!」


「よろしい」


赤い光を灯す信号が降りてくる。


光がその数を増していく。


呼吸が高まる。


鼓動が脈打つ。


そしてシルヴァが掛け声を。


「じゃあ行くぞ! 合言葉を叫べ!」


そして。


信号が蒼く変わる。



「「ーーーーPassion for sprinting!!」」


そして、彼らは走り出す。

「シルヴァだ。何故かチエカが居ないもんでまたこの場所を借りさせてもらった!

誰か頼む! うちの妹に当たり前の温もりってやつを与えてやって欲しいんだ!

別にAi-tubaが悪いとも百合やレズが悪いとも言わない! その両方が揃った御旗チエカが相手なのが悲しすぎるんだ!

妹に温もりをやれるなら相手がそこの嬢ちゃんでも一向に構わない!!」


良襖「謹んで辞退させてもらうわ」


「畜生! 次回、『ヘルウェイ・ライディング その1』。お楽しみに、なんて言ってる場合じゃねぇ!!」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「オイ起きろボウラァ! オマエが居ないと誕生日会も肝試しも盛り上がらねぇんだよ立ちションした仲だロォオ!!」 ↑立ちションした仲笑いました。 (*´꒳`*)ヨキヨキ
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