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殺し屋一族の針千本  作者: 犬使い
一章殺し屋が殺し屋に転生編
7/14

転生

今日はあともう1作品書きます。

僕と彼女は向かい合う、これから少しの間だけ離れることになるけど。また、いずれ会える日を楽しみにして別れる。


「また、約束守れなくなるけどいいの?」


「うん、仕方ないよお互い記憶を持っていけるみたいだしまた向こうで会える」


「そ、そうだね、もう刺さないよね?」

流石に恐怖心が埋め込まれてしまったようだ


「うん、もう刺さないし、また会ったらその時こそずっと一緒だよ!」


僕はそういう。

すると彼女は泣きながら僕に抱きついてくる


「本当は…….あの時も!今も貴方と離れたくない!離れたくないの!」


「うん、僕も」


「ぅうわぁーーーん」

彼女が僕の胸を借りて泣き始めた。

それから、何分か経った頃


「あ、ありがと」


「うん、大丈夫?」


「うん!」


彼女はそう答えるが、その目と目の下で腫れ上がった涙袋が本当は離れたくないと語っていた。

けど、僕は何も言えないまま時間がきた。


【じゃ、みんな選ばれた神様のところで説明きいてねー】


どこかで人が倒れる音がした。

みんながそちらを向く


【いやいや、彼落ちたのに反抗してこようとしたから気絶させただけだよ】


その神はなんらかの手を使って気絶させたようだが今の僕では何も分からなかった。


皆んなが唖然としてる中僕たちは別れを告げた


「じゃ、また来世で」


「うん、来世で」


そして僕たちは来世での愛を誓いながら別れた。








「偉くラブラブなの」


「まーな」


「あんな殺し方された相手になんで惚れているのか分からないの」


「まー、お互いが惹かれ合ってるから」


「むむぅー!」

「まぁーいいの、それより転生に関する説明事項するの!」


「あぁ」


そして死神は伝え始めた。

転生者同士の勝負は20歳になってから

それまでは他の転生者とあまり関与しないこと

ただし緊急時を除く

一度だけなら手助けして良い。

スキルなどは与えられない

どんなことでも3つまで質問していい。





「なるほどな、自力で強くなれってことか」


「そういうことなの、何か質問するの?」


「んー、この世界に転生者って他にいる?」


「いるの、これで1つ目なの」


「は?何言ってんの」


「え?」


「おれ、質問したわけじゃないから、聞いたけど」


「え?」


「だーかーら、質問します、なんて一言も言ってないだろ?」


「むむぅー!」

油断してたの、読心するの忘れてたの、どうするの


「じゃー、一個目の質問です、この質問はこれを1回目として2回残しておけますか」


「うん、できる、神殿で私に会いたいと思ったらあえるの」


「おっけ、ならもういいや転生させてくれ」


「わかったの」


この時彼女は忘れていた

先に嵌められたのを

急に一個目の質問です!だと言われてそちらに気が向き嵌められたのを忘れてしまっていたのだ

それを思い出すのは彼を転生させた後だった。

そして彼女は誓う


「次こそ、仕返ししてやるのーーー!!!!!」









「おいおい、死神様そんな大声出すなよ」


「う、うん」

彼女の苦手な天使の長がやってきた


「それより、どうだったあの野郎は」


「心は不安定だけどそれ以外は完璧なの」


「死神様にそこまで言わせるか、これは楽しみだ」


「あ、そういえばなんで下界に妹さん送り込んでるの?それも三年間も」


「いいじゃねーか、ちょっとしたゲームだよ」


「例のゲームなの?よくあんな案が通ったの」


「ふはは、創造神様が了承してくれたからな」


「あなたがGMのゲームなんてロクなことないの、」


「そんなことねーだろ?」


「………ま、私も扱う魂が減って助かったの」


「最後まで残れた奴には、さっきの野郎が行った世界に送り込むから期待しとけよ」


「あんまり、期待できないの」


この時この天使がしているゲームを止めていたら、あんなことにはならなかっただろう。

それを知るのは後20年後だ。



















真っ暗な世界に光が差し込み僕は目を開ける


…………見えない



「????????????、」


「??????、、、」


「???????あ??」


よくわからない言葉が微かに聞こえてくる、

水の中で聞いてるようで途切れ途切れだが、


だんだん視界がよくなっていくと、ぼやけて見えるようになってきた


僕を覗き込んでいる3つの塊

3つとも白色の塊だ


すると塊が動いて、僕を持ち上げた?



痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い


あまりの痛さに僕は叫び声をあげる


「おぎやぁぁぁぁぁぁあーーーーーー」



「??!、!!!!!、」


「、?、、!!!!。、」



それからは優しく揺れさせられ眠ってしまった。










そこから毎日毎日寝て起きて寝て起きて寝て起きて寝て起きて寝て起きて寝て起きて寝て起きて寝て起きて寝て起きて寝て起きてを繰り返し


なんでこんな寝てるのかって?、転生したんだからとっとと魔力操作の練習でもしろって?


仕方ないじゃん、この頃って三大欲求の食欲と睡眠欲しかない

しかも食欲もそこまで湧かない

っということは睡眠欲が主体となる


だから眠たくて眠たくて仕方がない。


まー最近では今までより起きていられるようになった

そして視界も良くなりたくさんのことがわかった。


まず最初の3つの白い塊あれは

僕の父さんと母さんともう1人の母さんのようだ、

僕のお父さんは2人の母と結婚しており

今わかってるだけでも3人の子供がいるようだ

一回だけ僕のところを覗き込みにきて怒られているところを見た。

あと、僕の家は結構お金持ちのようだ

多分僕が生まれてから三週間は経ったと思うけどほぼ毎日知らないお手伝いさんが現れる

今僕が知ってる中でも20人くらいだ。

そしてほとんどの人が黒い服を着ている。執事服またはメイドのようなもののようだ。

あとそれと……………………


睡魔が……………………………………………

そして、僕はまた眠りに落ちた。













ふふふ、今の僕は首がすわったのだ!


前までは首がぶらんぶらんして、一箇所を見るのはしんどかったけど今では固定され一箇所をみれる!


確か首がすわるのは2ヶ月半〜5ヶ月くらいだった気がする。


そして、なんと、、、

僕には兄弟が5人いたみたいだ、


姉が3人兄が2人

そして僕が男みたいだ


最近の僕のはまっていることは

訓練している兄を見ることです


今兄の前には

怖い顔をしたおじさんが立っています。

僕は最近少しだけ言葉が理解できるようになりました。


「へへへ、こ…つ………ころして………だよな?」


「えぇ、やれ………ら」


母が返事をすると

兄に向かって男が走っていく

男の手には武器類がない

男が大きく拳を振りかぶる

兄はそれを避けて、横に回避する

その瞬間男がにやけるのが見えた


「ズドォーーン!!!」


僕の揺かごが揺れる揺れる

僕は眠たくなるのを必死に耐えながら兄を見ると、おじさんの後ろを取りクビにナイフを押し当てているシーンだった。



何が起こったのか推測してみる、

兄がフェイントで右に避けるふりをしたのまでは見えた。

そのあと。おじさんが土から手を生やした、その衝撃で揺かごが揺れる

揺れるたびに見える世界が変わっていく

兄がフェイントを利用し左に行く

おじさんは土煙で何も反応できない

そして次に見た世界が兄がおじさんに勝ったところだった、




ブシャッ!

そのままおじさんの首が落ちたのは見なったことにしよう。



僕が見ていたのに気がつき手を振ってくる兄と母

それを見ながら僕は先の睡魔が帰ってきて眠りについた。















とうとう、この時がやってきた。





僕はいつもと違う世界を見る

そう!自分の見ている反対側の世界だ!




いまだぁーーーー!!!!!、



そして僕は人生初の

寝返りをした。




追伸

僕の反対側は壁でした。












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