閑話 此方現場に居合わせたリムルリリムです
はーい、リムルリリムでーす、今私は伝説の魔王フルフロラの戦いを目撃しています、二百年程昔に一度目撃してますが、前回は対等な相手はいませんでしたー。
聞いても教えてくれませんがフルフロラは何でも武器を使いこなして魔法は天災を引き起こして身体がエロい、いや、卑猥、そんな事どうでもいいわね、初めて見たけど、フルフロラは素手でも鬼強じゃないのよ。
「楽しいですね」
「そうだな」
対するはリーフムーン、あの地獄の様なフルフロラの乱打を受け流し、避け、まともに直撃しながら会話しています、ゆ、勇者様ですか、私リーンさんなら女性でも構わないから抱かれたいわ、クッ、アンデッドなのが問題なのよ、フルフロラも余計な事しちゃって。
あれ、リーンさん押されてる、頑張ってリーンさん、ほら、フルフロラの髪の毛掴んで引き千切って、あ、見逃した、なんでチャンスなのに、あ、そこよリーンさん、顔に膝を叩き込んで、殺っちゃってリーンさん。
「なんでリムルリリムはそんなに興奮してるんだ?」
ハッ、ルルちゃんに見られてる、な、なんでもないわよ。
「ちょ、ちょっとフルフロラが殴られたら嬉しいなって」
「ふうん」
あ、許された?
「次はオレも混ぜて貰おうかな、なんかウズウズしてきたし」
「危ないわよ」
「人の事平然と串刺しにしようとする癖に」
許されてなかった…
「ムキになってましたごめんなさい、許して下さい」
「……おう、良いぞ」
「ありがとうルルちゃん」
許された、もう、抱きしめちゃう。
「それは止めろ」
「うん、また今度ね」
「まったく…」
「私とも仲良くしてね」
「おう、……だからそれ止めろって」
ふぅ、ルルちゃん許してくれたわ、なんとか警戒も解いてくれたみたい。
フルフロラとリーンさんの戦いは、激しさを増しています、私はルルちゃんを後ろから抱っこして様子を眺めます、あ、リーンさんが吹き飛んだ。
さあ、泣いても笑っても最終局面な感じよ、魔王フルフロラに対峙する勇者リーフムーンあ、リーンさんが消えた、え、フルフロラが捕まって腕を捻られてる、ヤバい楽しい、魔王様捕まってやんの、おっと、ルルちゃんに睨まれた。
「あ、取れた…」ルルちゃんの声と共にフルフロラが腕を犠牲にして脱出、アンデッドらしいわね、頭の悪いところとか、リーンさんの勝ちね。
そして千切れた腕を繋げると、ホント、アンデッドは付き合ってらんないわね、でもルルちゃんは可愛いから持ち帰りたい。
おっと、リーンさんが治療するみたい…あれぇ、リーンさん高位僧侶なの?まったく味方だから頼もしいわ、期待してますよ二人共。




