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ぞんびうぉーず  作者: みかづき
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家族会議編8

「ふむ、ルーナとクロムはどうやら召喚できるようだな」


「リーンさん私は出来なかったんですけど」そう言われても…


「ふむ、何故フロラに出来ないんだろう?」


「おそらくリーフムーン様が私らに名前をくださったからでは?」

「……なるほど」


「ならしょうがないですね」


「そうか、とりあえずルーナもクロムも召喚に従う必要は無いからな」

「どうしてでしょう?」

「先程の様に無警戒で前線に行かれたらかなわない」

「……別に大丈夫」いや、困るんだが。


「リーンさんそういえばどうやってあんな遠くに送ったんですか?」ん?


「いや、普通に、フロラも出来るだろ?」

「え?二部屋くらい離れた所がせいぜいですよ」そうなのか?

「見える範囲ならいけると思ってたんだが…」

「何処までいけるか試しませんか?タマさんのお家辺りまでとか」

「帰りはどうするんだ?」

「また近くに召喚すればいいんじゃないですか?」そういえばそうか…


 ふむ、やってみるが……、見えない相手の場所なんか……、んー。




 ふむぅ、フルフロラです、リーンさんが目を瞑りましたよ、あれですか?イタズラしたらいいんですか?


「……先輩悪い顔してる」「何を考えてらっしゃるのでしょう?」「フロラはリーンに何か悪さするつもりなんだろ」「……させない」


 ふぬぅ、ルーナさんなんで邪魔を、「お、いけそうだ、ルーナすまないが試しに…ルーナ、なんでフロラを羽交い締めに?」「……先輩は連れて行く」ふぬぅ、なんでですかぁ。




 ルーナがフロラもろともに消えてしまった……


「大丈夫なのか?」

「リーン、ルーナをもう一度召喚したらどうだ」そうか。

「解った、やってみる」


 ルーナが現れた、フロラがいないんだが……


「なあ、ルーナ、フロラはどうした?」

「……置いてきた」へ?


「ルーナどうして…」

「……陛下に取られた」ミチュアに?




「さあ、フルフロラ、泊まっていって」


 どうしてこうなったんでしょうか?ルーナさんと転移の様にタマさんの前に着いて、いつの間にかルーナさんだけが帰ってました。


 ふむぅ、私置き去りですね。


「ねえ、フルフロラ、転移魔法まで使えるの?」

「違います、リーンさんの実験でルーナさんだけが移動する予定でした」

「フルフロラも来たのは?遊びに来たんでしょ」

「ルーナさんに拉致されただけです」

「あの黒毛の子ルーナって名前になったんだ、リーフムーンが付けたの?」

「そうですよ」

「ふうん、なんだか羨ましいな」

「そうですか?蜘蛛さん達も名前貰いましたよ」

「あ、うん、そうじゃなくて自由そうでね、帰ったと思ったらいきなり現れたり」「タマさんも嫌なら一緒に来ますか?」

「うーん、まだ無理ね、ガタガタだからせめて整えてからでないと弟に任せられないから」

「大変ですね」


「ええ、中心がだいぶ死んだからキャッセとマルシェにも手伝ってもらってるの」

「御愁傷様です」


「あの、フルフロラが殺した…いえ、助けてもらってそれはないわね」

「まあ、私はやりたい様にやっただけですけど」


「まあ、いいわ、フルフロラ訓練なんだけど来月くらいと思ってたんだけどこんな移動が出来るなら来週くらいに来て欲しいんだけど?」

「たぶん大丈夫じゃないですかね、リーンさんにも相談します」

「お願いね、じゃあフルフロラ今夜はご馳走を用意させるわね」

「期待させてもらいますタマさん」




「ふむ、私はついて行けないか…」

 ついでに実験がてら使ってみたが、ルルはルーナかクロムと移動可能、あとフロラか、私は二人がかりでも不可能と。


「……残念」それはそうだが…


「なあ、ルーナそろそろフロラを迎えに行ってくれるか?」

「……陛下は先輩泊めるつもりだと思う、明日で大丈夫」んー。


「そうか、まあ、いざとなれば飛んで帰れるか、明日にしよう」


 そうなるとルルとルーナを一人で風呂に入れる必要があるのか、ふむ、手が足りんな、どうするかな。


「なあ、リーン今気がついたんだが」

「どうしたルル」

「砦の入り口に女の人がいる」

「知らない奴か?」

「ああ、ずっと見張ってたのに」

「そんな顔するな、私が行ってくる」

「リーン、オレも」

「心配するな、話しをしに行くだけだ」


 さて、見に来たはいいが、この女性、ダボついたローブの上からでも解る豊満な肉体、臭いに鈍感な私が気になる臭い、いや、匂い、雰囲気は柔らかそうだがはてさて……


「何者だろうか?」


「はい、こちらにおられるアンデッドにお会いしたく、私はリムルリリムと申します」

「ここにいるのは私も含めてほとんどアンデッドだが?」


「そうなのですか、フルフロラはおりますか?私古くからの友人なのですが、そうそう、貴女のお名前も教えていただきたいのですが」

「リーフムーンだ、フロラは今ランクス国にいる、明日には帰る予定だが?」

「そうですか、要件が有りますので一泊よろしいでしょうか?」


「まあ、まともな食事は出ないがそれでよければいいぞ」


「ありがとうございます」


 まあ、フロラの友人ならいいだろう、また村の様子を見に行けなさそうだが…


「リーン入れたのか…」

「ああ、フロラの友人らしい」

「まあ、可愛らしい、お名前はなんて言うの?」

「ルルだよ」

「ルルちゃん、可愛い、名前も可愛いのね、リーフムーンさんこの子欲しい」

「やらん」なんか調子が狂うな。


「冗談よ、私はリムルリリムよろしくねルルちゃん」

「お、おう」


「あら、猫ちゃんいますよリーフムーンさん、チチチチチチ」なんだろう何処と無くフロラの様なマイペースさは…

「……だれ?」

「どちら様でしょうか?」


「リーフムーンさんこの子達喋るの、欲しい」

「やらん」

「冗談よリーフムーンさん」なんか怪しいな…


 私は明日まで大丈夫だろうかと不安に思った。

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