大改築プルミエ砦編9
リーンさんいっちゃいましたね、ふふふ、帰ってきたらビックリさせましょう。
「フロラ、これ旨いな」ルルさんに乾燥果物をあげて、手伝ってもらう手筈です。
ルルさんが色々作れるのは聞きましたから、楽しみですね、さあ、お願いしましょう、無理ならチョコレートも出しますよ…少しですがね。
「さあ、ルルさん、お家を作りましょう」「?」ルルさんはモグモグと甘味を味わいながら顔に疑問符を浮かべます。
「リーンさんにナイショで改築です」
「怒られんじゃないかな」そ、そんなこと無いですよ、無いですよねリーンさん?
「まあ、怒られたら戻せばいいか…なあフロラ?」
「なんですルルさん」
「別にここを改築しなくても隣とかに作ればいいんじやないか?」
「ダメですよ、ここはリーンさん達と占領した思い出の場所なんです、ここがいいんです」
「まあ、いいんだけど」
ルルさんのオッケー貰いました、ちなみにタマさんは売られていた木の実に興味津々だったので買ってあげました。
でもなんで地べたに寝てるんでしょう?寝るんならベッドで寝たらいいんじゃないですかね、キレイな毛が汚れてますよ。
グルたんさんは、包丁を返そうとしてきました、私はあげますと、ついでに用途の違う大小いろいろな包丁をあげました。
これで料理は完璧ですね、知ってますよ、香辛料を買ったの見てましたから、今度はお鍋を用意しときますね。
「そういえばルルさん、どれくらい自由にできるんですか?」改築に向けて聞いてみます。
「なんでもできるぞ、流石に浮かせて空中要塞は無理があるけどな」ほうほう、自由ですか、そういえば上から見て草が無かった所は一回作って、仕舞ったんですね、しかもルルさんの魔力が満ちてますからいろいろできそうですね。
「ではまず…」
プルミエは揺れた…
完成ですね。
「フロラ、終わったぞ…」流石にお疲れなルルさんです。
「ご苦労様です」私はチョコレートをルルさんのお口に入れてあげます。
「あ、甘い…」ルルさんは至福の表情で硬直してます、いくつかルルさんの手に握らせて、私はできばえを見に行ってきます。
なんという事でしょう、全貌は段々に盛り上がった地面が三段、一番上にそのままの砦があります、時がきたら塔とか建てたいですね、あと光るのが欲しいですね、分かりやすでしょうし、キレイでしょうね。
段々の一段目に入り口があります、見張りを兼ねたゴーレムさんが二体います、動かさずに、目だけ使うとか、厳つい扉も作って貰いました。
もちろん鍵は無いですから、ルルさんが開閉します、壊されませんかね、ちょっと力を入れてみましょう…………あ、……まあ、後でなおして貰いましょう。
中は、暗いですね、松明必須ですね、私は青い消えない松明がありますから平気ですが。
一階層は暗闇迷宮です、似たような構造にグルグルするといいです、ちなみに蜘蛛さん達の巣になる予定ですね、天井部に通気孔があるので蜘蛛さん達はわりと自由に移動できます。
私は、青い炎が道順を教えてくれますから迷いません…迷ってませんよね?なんでピクンってなるんですか?あの…
……グルグルしてたら階段につきました二階層に上がります、シンプルな構造に小部屋が並びます、奥には三階層への階段があります、部屋にはまだ何もありませんが、使い道は決まっています。
さて、階段を登りますと観客席に囲まれたコロシアムがあります、血沸き、肉踊るコロシアム、中に入ると周囲からトカゲぞんびさんと武装したほねさんが現れ、侵入者をなぎ倒す予定です。
やられた侵入者は下の階層や外に追い出します、あ、二階層から出られる滑り台も作って貰いましょう。
ふふふ、大群で現れたら外の段々からルルさんのゴーレムさん達が一斉に坂落としを仕掛けます、たぶん、雪崩れの様なゴーレムさん達に戦意はがた落ちしてしまうでしょう。
欠点は明かりですね、お化けさんには何人か明かりとしていてもらったりしてますが限界があります、あとは、出口が無いですから外からしか砦に行けない事ですかね、コロシアムは明かり取りに開口部がありますから行けなくは無いですけど不自由ですね。
さて、ルルさんに入り口直してもらいましょう、リーンさんももうすぐ帰ってきますし、ビックリしますかね、喜んでくれますかね、怒ら…ないですよね。
すっかり暗くなった頃、ルルさんが私にリーンさんが帰ってきたと教えてくれました。




