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ぞんびうぉーず  作者: みかづき
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獣の国のフルフロラ編6

 蜘蛛さん達がヨジヨジ登ってきます、危ないですよ、私はこれから鳥の住みかを探しに行きます、見張りはほねさんがしますと、毎回皆は寝ていましたから今回もグッスリですね。


 私と、蜘蛛さん達は静かにログハウスを後にして、鳥ゾンビさんに案内をして貰います。


 さて、どちらでしょう、私達は木々の枝を足場にスイスイと進みます、歩くのは好きですが、時間があまりありませんから急ぎます、島国に伝わるクノイチですねニンニン。


 夜の森林に私達が飛び交う、暫くニンニンと太めの枝を…蜘蛛さん達がいるからですよ、私重くありませんからね、お肉だって皆さんで分けてますよ、そんなに食べてませんよ。


 着いた場所は、獣道も無い様な場所にある不自然な洞窟です、地震で隆起したのか、地面が裂けた入り口から、地下に広がっています。


「ふむぅ、明かりはどうする?」なんとなくリーンさんの真似をしてみますが、寂しさが溢れます、リーンさんの前でやりましょう。


 松明がポッと灯り、私に差し出されます、どうもです、私準備した覚え無いんですが?もうほねさん達がフリーダムなのは解りました、多分鳥ゾンビさんとも連携してるんでしょうね。


 私は内部に侵入ですニンニン、ほねさんの案内で奥へ奥へと進みますニンニン…いや別に普通に進んでますがね。


「これは…」クリスタルです?空の透明な容器に、割れた容器、よくわからない器具が沢山ありますね、あの、まさか回収が楽だから私呼んでません?


 私が思うと、一瞬ピタリとほねさん達が止まります。


 まあ、些細な事です、さらに奥へ向かうと、青白い炎の様な光が人形に揺らめいて、ますね、沢山、お化けです?私お化けさんは初めてです。


「ニクイ…」お肉がほしいんです?

「アイツラ…コロシテヤル…」まあ、なんだか親近感が湧きますね。

「皆さんは、私と来ます?」聞いてみましょう。


「アイツラ…ヲ…コロ…セルノ…カ…」どうどしょうね?


「解りません」正直が一番です。


「………」悩んでます?


 お化けさんが一人、私に絡み付くように飛び回り、なんというか無作法な感じでまとわりついてきます。


「オマエ…シンデイル…ノニ…ナゼ…ジユウ…ナンダ?」少しして問われました、私は答えます。


「私が私だからです、生も死も関係ありません」会心のドャ顔で伝えると。


「…………」あれ?きまりませんです?


「ワレラ…ココデハナク…オマエニ…シバラレ…ヨウ」スウッとお化けさん達が私の持つ松明に集まり、同化します、松明の炎が青白い炎に変わりました。


「青い松明になりました」ふむふむ、何か伝わってきますね、大きな鳥、ツルツルした頭の人、みんな鳥に食べられる、卵…


 人間を使って新種を産み出す、知性ある鳥獣、儀式、魔術、錬金術、当時の全てを使いできた物は、見た目が不気味で集団、いや、群れで辺りを喰らい尽くす害鳥であった。


 処分した、ベースのツガイ、巨大な鳥の魔物は閉じ込めたまま放置し、研究は凍結、洞窟も放棄した、やがてツガイは子を成し事切れた、子は事切れた親を食べ、外へ、生まれた洞窟を巣に数を増やし、腐敗した親を、親と思い共に過ごしていた。


 数が増え、縄張りを拡張した所に死が訪れた、同胞は亡骸に、生き残りは巣に帰る、今までと変わらない、ただ、同胞は居なくなった。


 際奥に牢屋がありました、中には大きい鳥さんの骨が、後は数ひきの鳥ですね、松明の青白い炎が強く揺らめきますが、すぐに静かになります。


 どうしたものでしょう、襲ってきたとはいえ、全滅させる必要があるでしょうか、リーンさんなら…見なかった事にしそうですね、まあ私も、あ、ほねさんが回収しています、鳥も死んでるんです?ついでの様に回収されました。


 大きな鳥の骨も回収し、洞窟は壊れた物以外無くなりました、なんと言うか、昔の勇者のおこないみたいですね、豚に見えましたから、まあ、それはいいでしょう。


「帰りますよー」なにやら食べている蜘蛛さん達を呼び、私達はまたニンニンと明るくなってきた道を帰りました、もちろん枝の上でしたが。


 ソロリ、皆さん寝てますね、私達はシレッっとお休みの体制になり、キャッセさんが起きるまでぐでーっとしていました。


「さて、森林を抜けたらもう少しだからな」ランクス森林地帯を抜け、辺りはまた平原といった感じです、楽しそうな物は見当たりませんね。


「……」「……」「……」皆さんは沈黙します、チャリオットです、なぜか猪ゾンビさんが引いてます、乗り込むは、キャッセさんマルシェさんリュシオルさん覚えましたよ、蜘蛛さんが四匹、後は私、猪ゾンビさんにほねさんが乗りました。


「出発ですよ」私達はランクス国へ走り始めました。

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