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第十一話 初めまして

プレビューやブックマークの増減で一喜一憂している桑島龍太郎です。

感想ご意見お待ちしております。

感想なんて頂けた際には5日連続更新してしまいそうなくらいモチベーションが上がります。

よろしくお願いします。

「ノワール・ドラゴリウムです。どうぞよろしく」


俺は可愛らしくぺこりとお辞儀をして教室の中をぐるりと見渡した。

教室と言っても村にある集会所の一部屋に机と椅子を持ち込んだだけの簡易なものだ。


しかし流石は異世界、髪の色が実にカラフルで目を見張るものがある。

色合いは赤青緑に黒白金に茶と様々だ。

年齢も俺と同じぐらいの子供から十歳ほどの子供が三十余名といった所か……と舐めるように見ていたら、さらに大きなお友達も在籍している事が分かった。


「なんでここにいるんだよバルトル……さん!」


村長宅への近道を教えてくれた雇われ戦士のバルトルが教室の奥で大きな体を小さくして座っていた。

その並びにはバルトルに負けず劣らずの体格をしたゴリラ……もといマッチョマンや顔に傷のある人相の悪い男性、線のように細い目をした優男など明らかに年齢が高いお友達(男限定)が縮こまるように整列して座っていた。


「お、おう!いつぞやの坊主!そうだな、ルルイエちゃ……先生のご子息だったな!いやぁ奇遇奇遇!実は俺もルルイエ先生の生徒なんだよな!はっはっは!


俺から目を逸らしていたバルトルがギクリと肩をすくませて大きく笑った。

バルトル達大人勢の前に座っている子供達はバルトルのデカイ笑い声に大した反応もしていない。

つまりはこれが普通なんだろう。


「母様、これは一体……?」


「ん?バルトルさんと知り合いだったの?」


「そこじゃなくて!何、彼等はどうしたんですか?!今更感半端ないんですけど?!」


俺がそこまで口を滑らした時だった。

柔和な表情で微笑んでいたルルイエが突如真顔になり、人差し指を顔の前に立てて俺の言葉を遮った。


「こら!そんな事言うんじゃありません!バルトルさん達は皆学ぶ心を忘れない謙虚で誠実な人達なんです!大人になったからと言って勉強が不必要だとは限らないのですよ?そんな素晴らしい心持の人達に対してノワールの態度は何ですか!謝りなさい!」


怒られた。

生まれて初めて怒られた。

怖くは無いけど、少し凹むな。

バルトルなんかルルイエのセリフに一々頷いているが、以前話した際にルルイエの事が好きだと発覚している。


仮に学ぶ気持ちがあるとしても割合的には学ぶ気持ち一割ルルイエと関わりたい九割って所だろう。


……まてよ。

もしかしたら縮こまっている大きなお友達は皆ルルイエの事が好きでここにいるのでは無いだろうか。


バルトルの話の中でもルルイエは村のアイドル的存在だと言ってたし、ありえる話だ。


「ほら!ノワールごめんなさいは?」


「く……ごめんなさい……」


いい加減謝らないとルルイエの機嫌も直りそうに無いのでとりあえず謝る。

俺の謝罪に大きく頷くバルトルに少しイラッとしたけど気にしない。


「はい。いい子ですね。それじゃあ……ノワールはあそこ、ウィンディアちゃんの隣に座って下さい」


やたら他人行儀な言葉使いだけどまぁここでは一応先生と生徒だからって意味で区別してるのかな?


「はい」


ルルイエに指定された席は窓際に座る水色の髪をした内気そうな少女の一つ隣だった。

俺が返事をして席へ向かう途中、不意に足が突き出された。


衝撃だった。

これは転校生に対する嫌がらせ!

小太りで坊主頭にタンクトップの少年がニヤニヤと汚い笑みを浮かべてハムみたいな足を突き出している。


日常的にエグゼスと遊んでいるおかげで俺の反応速度はかなり上がっている。

なのでこんな不意打ちをされても余裕で対処可能だ。

一瞬踏みつけてやろうかと思ったが、騒がれても面倒くさいだけなので、坊主頭に軽く微笑むと進路を塞いでいるハムみたいな足を跨いで俺は指定された席へとついた。

背後で舌打ちが聞こえたが無視しておいた。


「初めまして、よろしくお願いしますね」


「……」


席に着き左隣に座るウィンディアと呼ばれた少女へ挨拶をするがスルーされた。

人見知りなのだろうか。


「その子はウィンディア。口数の少ない子だけどいい子よ、仲良くしてあげてね。私はブレアよ、よろしく」


右隣に座る十歳くらいの少女がフォローを入れるように囁いてきた。

上級生みたいなものだろうか。

くすんだ茶髪を三つ編みにした優等生といった雰囲気だ。


「はい、よろしくお願いします。所でさっきからこっちを見てコソコソ話しているあの太っちょは誰ですか?」


「あぁ……あの子はクレバー。いろんな子にちょっかいを出しては先生に怒られてる悪ガキよ。クレバーの前後に座ってる子達といつも三人でいるから分かりやすいわ」


ふぅん、クレバーと言うのか。

利口(クレバー)そうには見えないけどな。

よし、ハムレッグとでも呼ぶとしよう。

名は体を表すというがその逆もしかりだ。


「はぁい!それじゃあ新しい友達も増えた事だし、今日は野外学習を行います!みんな外に出てー!」


なんだ、座学じゃないのか。

ルルイエの声を合図に、生徒達はぞろぞろと教室から出ていく。

ハムレッグと仲間一と二も続き、ブレアも友達と話しながら出て行った。

一番最後に教室を出たのは俺と、隣に座るウィンディアだった。


ウィンディアは猫背で常に俯いている伏目がちな、内気を体で表しているような子だ。

俯いているので表情ははっきりと見る事は出来ないが、時折見える横顔はとても整っており、白い肌に水色の髪のコントラストが素晴らしい。

肩で切り揃えられた水色の髪は光を浴びるとサファイアのようにキラキラしてとても美しかった。


太陽の下、その存在を声高に主張するウィンディアの宝石のような髪と暗い横顔を見て、俺はこの子の友達になろうと決意した。


多くの友人に囲まれて笑う、そんな図がぴったり当て嵌る少女なのだ。

こんな子に友達がいないなんて有るまじき事だ。

ならば俺が友人第一号に立候補しよう。

別に俺の美人センサーが反応したとかそういう事では無い。

前世で鍛え上げた社交性を試す時が来たのだ!


ぐっと小さな拳を握り締めた後、前を歩くウィンディアの小さな肩をトントンと叩く。


「ウィンディアちゃんの髪、綺麗だね!」


「……触らないで、下さい……」


「ご、ごめん……」


振り向きもせず、呟きと間違う声で全力の拒絶。


俺、撃沈である。


くっ!だがまだだ!

まだ俺には四十七の手が残っている!


「ウィンディアちゃん!俺と友達になってくれないかな?」


「…………」


「ダメかな?」


「……ダメ……」


ぐぬぬ……。

またも撃沈か……!

硬い!余りにも頑な!

何が彼女をそうさせるのか!


「……じゃない……」


「え?」


ダメじゃないって言ったか?

聞き間違いじゃない?

やったぜ!

撃沈は誤報です。

本艦は健在、現在順調に航行中!


「ありがとう!」


「……どう……して……」


「どうしてって言われてもな。俺も友達いないし、髪綺麗だし、友達になりたいからってだけじゃダメかな?」


「………………ありがと……」


ウィンディアは右手で髪をすき、毛先をくるくると弄った後、風に消えそうなほど小さな声で呟いた。


俯いていたウィンディアがさらに俯いたのでその表情は分からなかったが、俺はその言葉を聞けただけで満足していた。




***




この世界にも四季はある。

春夏秋冬という概念では無いが、気温や自然環境の変化により緩い線引きがされている。

そろそろ暑い時期がくる、暑さが引くと肌寒くなる、といった程度のものだ。

今は丁度春と夏の間、ジメジメとした梅雨は存在しない。


ルルイエに連れられた俺達は、集会所裏手にある丘のような場所に来ていた。

丘の上には大きな木が立っており、その木と同化するように小さな家が木の枝の間に建っていた。

いわゆるツリーハウスと呼ばれるやつだ。


「はーい!みんな揃ってますか?今日は昔の戦争と歴史を勇者様のお話で勉強しましょうね!」


「「「はーい!」」」


声を揃えて返事をする生徒達と俺はツリーハウスのある木の下に半円を描いて座っていた。

もちろん俺の右隣はウィンディアだ。


野外学習と言うからに実践的な事を学ぶのかと思ったが違うらしい。

晴れ渡る青空の下、木漏れ日揺れる木の下で歴史の授業とはな。

実にファンタジックだ。


しかし勇者ときたか。

確か直近の大きな戦争は五百年前の神羅大戦だったと思う。

俺のお気に入りだった絵本、魔王ヘカトンと呪われし勇者の題材となった戦争だ。

詳しい事は知らないので少し興味がある。


当時の勇者が生きているわけないし、一体どんな勇者様なんだろうか。


「皆で呼んでみましょう!せーの、勇者さまー!」


「「「ゆーしゃさまー!!」」」


まるでヒーローショーよろしく、ルルイエの呼びかけの後にちびっ子と大きなお友達の嬌声とダミ声が青空に響いた。


俺は恥ずかしいので口パクで誤魔化した。

ウィンディアも恥ずかしいのだろう、俯いたまま抜いた草をプチプチと千切っている。


ルルイエの視線はツリーハウスに向けられており、どうやら勇者様はあそこにお住いのようだ。

だが待てど暮らせど出てくる気配が無い。


「ゆーしゃさまー?今日お話を聞かせてくれるってー言ってましたーよねー?」


ルルイエが首を傾げながらツリーハウスに向けて声を上げる。

生徒達も顔を見合わせて首を傾げている。


寝てるなら俺が起こしに行こうか。

と思って腰を上げた瞬間だった。


「そーんな騒がんでもここにおるわい」


突然俺の左側からしわがれた声が聞こえた。


うそだろ!?

今の今まで俺の横にはウィンディアしかいなかったぞ!


俺が慌てて左を向くと、声の主である老人が立っていた。

深緑色のローブに身を包み、杖をついた老人。

開いてるのか開いてないのか分からない細い瞳。


驚く俺を他所に飄々と生徒達の間をぬってルルイエの隣に立った。


「よう来たなぁ。そう、ワシが勇者グラムぢゃ!讃えるがよいぞ」


「なんだよ……。自称勇者の隠居ジジイじゃねぇか」


バルトルの呆れたような、がっかりしたような声が聞こえた。


「聞こえとるぞ!このワッパめが!」


「チッ……老いぼれの癖に耳だけはいいでやんの」


愚痴るバルトルにビッ!っと杖を突きつけるグラム爺は、見た目七十ぐらいの割に背中も真っ直ぐで声もしわがれているが活力に溢れている。

しかしこの爺さん、どこかで見た事あるような……。


「おい爺さん!困るんだよなぁ、キッチリした証明も無いのに勇者を語られちゃウルガ様も浮かばれねえんだよ」


「んー?なんじゃ、文句があるならほれ、かかってこんか。ちみっとしか生きてない小童のくせによう吠えるわ」


「んだとお?!ジジイだからって調子乗ってんじゃねぇぞ!」


「ちょっ!ちょっと困ります!子供達とウルガさんの墓前ですよ?!」


なんだよ……。

またニューワードかよ……。

ウルガ様って誰だよ。


にしてもあんな啖呵切って爺さん大丈夫なのか?

バルトルも一応戦士としてこの村にいるわけだ、村を巡回するだけの簡単なお仕事だがその肉体ははち切れんばかりの筋肉がパンパンに詰まっている。

二の腕も俺の首ぐらいあるんじゃないか。

爺さんなんて簡単にへし折ってしまいそうだ。


バルトルもバルトルで爺さん相手に鼻息を荒くするほど怒る事じゃないと思うんだけどな……。


「止めてくれるな先生、いや、ルルイエちゃん。俺にだって譲れない事だってあるんだぜ?」


「あ、はぁ……?」


「見ててくれ。俺の勇姿を。そして俺の帰りを待っていて欲しい」


バルトルはルルイエの肩に手を置き、そりゃもうキリッとした顔でジッとルルイエの瞳を見つめている。


ルルイエは「何言ってんだこいつ?」みたいな目でバルトルを見ているが本人には伝わってないみたいだ。


あぁ、こいつアレか。

なんだかんだ爺さんに難癖付けて爺さんを倒し、ルルイエに良いとこ見せたいって所か。


……阿保じゃないのか。

見た感じヨボヨボの爺さんをムキムキの戦士が痛めつけたってただの弱いものイジメにしかならんだろうに。

それを見たルルイエがどんな反応をするのかは容易に想像出来る。


爺さんに一発でも入れたらルルイエの中のバルトルに対する株は急降下だろう。

それも分からないとは……脳まで筋肉が詰まっているんじゃないだろうか。


「ほれ、こんのか?ならばワシからゆくぞ?」


「やってやろうじゃねえか!」


「二人共いい加減に」


「大変だー!迷いボアが出たぞー!」


ルルイエが肩を震わせて本気で怒る寸前、唐突に背後から慌てた男の声が聞こえた。


迷いボアとは、ウルガ村の側にある森からフラッと現れるクラッシュボアの事だ。

ヤツは畑の作物を食い荒らし、家屋や倉庫等をぶち壊して食物を貪って去っていく迷惑極まりない存在だ。


畑や倉庫が被害にあうだけならまだ良い、運悪く迷いボアとばったり遭遇してしまったなら軽い怪我どころでは済まない。

ただの突進で家屋や倉庫の壁を破るのだ、それが人体に向けられたとあらばひとたまりもないだろう。


「チッ!運が良かったなジジイ!覚えてやがれ!」


「ほっほっ、運が良かったのはお前さんのほうじゃて」


悪役さながらのセリフを吐いて、知らせに来た村人と走り去っていくバルトルの背中を見ていると、隣にいたウィンディアが何やらブツブツと呟いているのが聞こえてきた。


「……うん。……も…………いいよ、平気。そうなの?…………フフフ、可笑しいね」


体育座りをして膝の間に顔を埋めながら独り言を言い、クスクスと笑うウィンディアは少し気味が悪かったが、とりあえず声をかけてみる。


「どうしたんだ?」


「えっ?!…………なんでも」


バッと顔を上げ、一瞬目を泳がせていつもの暗い感じに戻ってしまうウィンディア。

クスクス笑っていた時は年相応のあどけなさを感じたのだが。


「誰と話してたの?」


「……関係無い」


「いいじゃん、教えてよ。もしかして小人でもいた?」


「ぇっ!?」


どんよりと下を向いたウィンディアの瞳が大きく開かれて俺を凝視する。

その瞳には不安、驚愕、焦燥が色濃く浮かんでおり、俺は地雷でも踏んだかと内心焦ってしまった。


「…………見える、の?」


「ん?何をだ?」


「……小人……」


そこかー!

アレか、ウィンディアはアレか!

目に見えない想像の友達がいるパターンの子か!

いや、待て落ち着け。

戦争孤児の施設を慰問で回った際に、施設の担当官から教わったじゃないか。

物心がついて思春期に移行する前、ストレスや住んでいる環境で想像の友達を生み出す子が少なくないんだと。

原因は余りにも多く、子供の思考も読み取る事が難しいので一概にはそう言い切れないらしいが……。

もちろんそういう子の対処方法も教えて貰っている。


「うーん、俺には見えないな。もしかしたら嫌われちゃったかな?良かったら俺にも紹介してくれないか?俺も小人と友達になりたい」


「……人見知り」


「小人が?」


「うん」


「じゃあ駄目かなぁ……ウィンディアと友達になれたし、ウィンディアの友達とも仲良くなりたいんだけどなぁ……」


そこまで言ってから、わざと落胆したように肩を落として悲しそうな目をウィンディアと小人がいたのであろう地面を交互に見る。


するとウィンディアは照れたような焦ったような表情を浮かべてアワアワと手を小刻みに振った。


「……ノワール、君の事は嫌いじゃないって言ってる……けど……」


「けど?」


「怖いって、黒くて、灰色に光る、その……」


ウィンディアは目を右往左往させて話し、最終的には俺の左腕に視線を固定していた。


「腕が?ただの腕だよ、でも小人が怖いなら……こっちは?」


左腕を体の後ろに回してウィンディアから見えないようにする。

同時に握手を求めるように右手を出した。


内心、俺は焦っていた。

左腕の事を何故ウィンディアが知っているのかと。

イージスの事は俺しか知らない。


なのに--。


「っっ?!」


頭でそんな事を考えていた時だった。

差し出した右手の中指に何かが触れた。

微かだが確かに何かが俺の指に触れたんだ。

綿のように軽やかで、それでいて握りしめるような--。

まるでハムスターのような小動物に俺の指がギュッと握られたような感じだった。


「握手、だって。良かったね、もう友達だって言ってる」


困惑している俺をよそに、ウィンディアは顔を上げ、とても嬉しそうに微笑んでいた。

その顔は西洋人形のように美しく整っており、晴天の下に咲く向日葵のような底抜けに明るい笑顔は俺の戸惑いをあっさりと吹き飛ばした。

陽光に照らされて透き通るサファイアのような髪も相まって更に美しさが増している。


なんという美幼女。

年甲斐も無く顔が熱くなる。

新しい扉を開いてしまいそうなぐらいに。


「どう……したの?顔が赤い、よ?お熱?」


そう言うとウィンディアは固まってしまった俺を下から覗き込むように顔を近づけてきた。

バックンバックンと心臓が跳ねる。


「だっ大丈夫大丈夫!あは、太陽が熱いね!と、ところで小人さん、ありがとう!名前はなんていうの?」


俺は慌てて握られた指の先に視線を逸らし、話を変える。

するとまた指が握られる感触がした。

人差し指一本じゃない、親指から小指まで全部の指の先が握られた。


気の所為じゃない。

確かに、そこに何かがいる。

想像上のでは無い、ただ見えないだけの友達がいる。

少なくても、五体。


「ふふ、まだこの子たちには名付け親がいないんだよ。私はそれぞれに名前付けてるけど……それは本当の名前じゃないんだって。私にはよく分かんない」


困ったような嬉しいような表情で俺の指先を見るウィンディアだった。




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