1 記憶喪失
多少残酷な描写があるかもしれないのでご注意ください。 できるだけ実際の環境汚染や出来事を反映させていますが、知識不足なので間違いがあったらお知らせください。 また、このネタを取り上げてほしい等要望があったらお知らせください。
XXXX年。
少年は記憶を失いそこに立っていた。
――――――ここはどこ?
――俺は誰?
―――――何をするためにここに居るの?
まず僕は生きて・・・・・
「――――――――はあっ!!!!」
少年は思い出したように息をした
「生きて・・・る・・・・?」
――――― ―――――
外は真っ暗で星も見えないほどに日が沈んでいた。
「やっと今日も終わったぁ・・・」
男は大きいため息をすると新聞に目を通した。
――印、火星への移動を開始――
「・・・・またか。」
男が小屋から外に出てみると、空には火星に向かう宇宙船が見えた。
「ばーか・・・。」
「キールちゃーん!!!」
若い女の人がかけてくる。
「なんすか、急に。」
女の人はテンパリながら話す
「男の子!浜辺!ひとり!オオカミ!記憶喪失!」
「いや・単語だけ言われてもこまりますけど・大体状況は把握しました。ラボ開けておくんで連れてきてください。」
「はぁはぁ・ペ、ペイシェが連れてくる・・・げほっ・・え・・えっと・・オオカミも!?」
「俺がイヌ科は苦手ってしってますよねぇ?ね・ウランさん」
――しばらくして。
バァァァァァァァァァアン!!!!
小屋のドアを突き破り、黒人のオッサンが少年をかついで飛び込んできた。
「キール!患者つれてきたぜ!」
男は小屋の地下へと続くはしごを降りる
「意識はかろうじてあるみたいなんだが・・・」
「わかりました・その少年をそこのベッドに。」
キールは少年に電極をつける。
「やっぱり黒か・・・・!」
ジジジジジ・・・
「離れろ!」
ビリビリビリビリ
「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!」
読んでいただきありがとうございます。これからもよろしくお願いします。