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前夜祭 考察。蛾と蝶の類似点


 産まれ変わるのだ…。


 私は眠りにつく…。


 祖父母の遺体に包まれながら…。

 私は眠りにつく…。


 私は女性として産まれた。だけれども恋愛感情を抱く相手は常に女性だった。だからなのか…。私の心は男性に近しいのだと思っていた。思い込んでいた。けれど…。違った。私は蝶になりたかったのだろう。


 美しい色彩で身を纏い、鮮やかに空を舞う蝶になりたかったのだ。女性の儘に女性を愛する。ソレが私の根幹にあったのだ。


 祖父母の遺体の防火服はビシビシと音を立て崩れていった。ユルリと崩壊していく。私は羽化する。鮮やかに色付いて産まれ変わるのだ。


 耳が視える程に短かった深紅のポイントカラーの入った黒髪が腰の辺りまで揺れるのが感覚で解る。


 『併存疾患【欲獣化アゲハ】が発症しました。ソレに伴い【咎】【モス・イントゥ・フレイム】は…。』


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