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魔法の事典  作者: 河野彰広
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魔法の基本は想像力

 火の魔法、水の魔法、雷の魔法、魔法には数多くの種類が存在する。それはもう数えきれないほどだ。

 しかしそれらの魔法はどのようにしてそれら火や水や雷といった効果を生み出しているのだろうか。そこにある原理はどういったものなのか。魔法の術式の根底にあるものはいったい何なのだろうか。


 師匠が言うには魔法の基本であり基礎となるのは想像力だそうだ。イメージする力といってもよいだろう。

 魔法とはいわば術者の想像に魔力を注ぎ込み、その想像を現実のレベルにまで引き上げ、そこから力を引き出す行為なのだそうだ。つまりは術者の想像したものがそのまま魔法の効果として出現するということだ。


 火の魔法を例に説明しよう。火の魔法を使う時、多くの場合において胸の前でボールを両手を持つようなポーズをするだろう。そして掌の間に火の玉が発生し、術者は発生した火の玉を目標に撃ち出すことで火の魔法となる。

 火の玉が発生するまでの間、術者は手の間の何もない空間に火の玉を想像していることだろう。それこそが魔法においては重要であり、その想像こそが魔法の基本なのだそうだ。


 術者の想像を現実レベルにまで引き上げる魔力とは何なのか。

 それについては霊的エネルギー、霊質、存在子などの項目にてまた改めて説明しよう。


 魔法の根底にあるのは術者の極めて高い想像力である。想像が不安定であればどんなに魔力を注ぎ込んでも形にはならないし、想像が矛盾だらけでは形を成す段階で崩壊してこれもまた形にならない。想像をそのまま現実に置き換えてしまえる程に、より正確に想像する必要があるのだ。


 師匠は言っていた。魔法を使いたければ想像力を鍛えろと。明確にイメージできるようになれと。また同時に想像を確固たるものにすべく知識を蓄えろと。様々な物事を熟知しろと。膨大な知識は想像をより確かなものにしてくれるのだからと。

 魔法とは荒唐無稽な妄想でさえも力に変えることができるのだと。


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