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魔法の事典  作者: 河野彰広
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魔法の種類

 魔法には様々な種類がある。

 火が出るもの、水が出るもの、光が出るもの、雷が出るもの、その内容は実に様々だ。


 しかし師匠が言うには魔法の種類は基本的には4種類しかないそうだ。

 それは次の4つである。

 ・白魔法

 ・黒魔法

 ・精霊魔法

 ・精神魔法

 それ以外の魔法はすべてこれら4種類の応用や組み合わせに他ならないとのことだ。


 しかし現存する魔法を明確に分類するのは不可能であるとも言っていた。

 それは魔法使いが魔法を使いやすくするために独自にアレンジを加えて進化させているからであると。魔力の消費を抑えたり、発動を早くしたり、威力を増大させたりなど、進化の方向性は多岐にわたる。術式が複雑になるということは複数の魔術が混在しているということであり、それはつまり明確に分類することは難しいということに繋がるらしい。

 現在、魔法の数は魔法使いの数ほどあると言ってもよく、その数はもう数え切れない程だそうだ。そしてその数は今も増え続けているらしい。


 魔法の種類には例外中の例外もあるのだそうだ。

 今回述べているのは人間が使うことができる魔法についてだ。人間以外の、例えば天使や悪魔が使う魔法はまったくの別物であるため分けて考える必要があるとのこと。

 また4種類の上にもう1つ『神術魔法』という種類が存在するらしいのだが、文字の如く神の御業に分類される魔法であるため、これも同様に別枠で考えるべきとのことだ。


 術者の素質によってどの魔法が適しているかは異なる。魔法使いを目指すのならば数多の魔法の中から自分に適した魔法を探し出す必要がある。

 人の生涯は長いようで短い。極めようと思うのであれば残された時間はもう残りわずかだと思い、常に全力で励め。師匠はそう言っていた。


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