Aランクパーティから追放されたのでSランクパーティの最高戦力になるわ。~追放した無能ヒーラーが実は筋力SSS+だと知って今更泣きついてももう遅い~
「アレン。ふざけたことばかり抜かすなよ。お前みたいな役立たずのゴミを拾ってやったのは誰だと思ってるんだ? お前はクビ。ほら、荷物纏めてさっさと消えろ」
3年間、まるで奴隷か雑用係のような扱いを耐え続けた末路がコレ。
当然納得できないアレンだったが、明日を生きるために気持ちを押し殺して頭を下げようとしたところ――
「――おっと、謝る必要はない。君、かなりの才能を秘めているようだね。うちにこないかい? きっと花咲かせてあげられるよ」
そう声をかけてきたのは、現役の冒険者ながらギルドでも伝説級のパーティ、『フルグライト』のリーダーであるサムだった。
「君たち、彼にヒーラーなんてやらせてたのかい? どう見ても彼は前衛向き。しかも、この僕を以てしても未だ彼ほどの才能は見たこともない。ダイヤモンドの原石を粗雑に扱い、挙句手放すなんて、とんでもない損をしたね。彼一人でSランクに行けるほどのポテンシャルがあるというのに」
かくして、アレンのセカンドライフ――Sランクパーティの最高戦力としての冒険が始まった。
彼がホンモノの伝説になるのは、まだもう少しだけ先の話――――。
3年間、まるで奴隷か雑用係のような扱いを耐え続けた末路がコレ。
当然納得できないアレンだったが、明日を生きるために気持ちを押し殺して頭を下げようとしたところ――
「――おっと、謝る必要はない。君、かなりの才能を秘めているようだね。うちにこないかい? きっと花咲かせてあげられるよ」
そう声をかけてきたのは、現役の冒険者ながらギルドでも伝説級のパーティ、『フルグライト』のリーダーであるサムだった。
「君たち、彼にヒーラーなんてやらせてたのかい? どう見ても彼は前衛向き。しかも、この僕を以てしても未だ彼ほどの才能は見たこともない。ダイヤモンドの原石を粗雑に扱い、挙句手放すなんて、とんでもない損をしたね。彼一人でSランクに行けるほどのポテンシャルがあるというのに」
かくして、アレンのセカンドライフ――Sランクパーティの最高戦力としての冒険が始まった。
彼がホンモノの伝説になるのは、まだもう少しだけ先の話――――。
1.『追放と勧誘』
2020/11/12 21:02
(改)
2.『SSS+』
2020/11/13 17:03
(改)
3.『決断』
2020/11/13 20:02
4.『新たな仲間』
2020/11/13 21:03
(改)
5.『二人目』
2020/11/14 19:03
(改)
6.『魔法は任せてね!』
2020/11/14 20:04
(改)
7.『居心地がいい』
2020/11/16 20:05