祭りの夜の夢
夢を見ました…
祭りの夜の夢。
その祭りには初めて参加した。
避暑で訪れる地で会える、幼馴染とも言えるユーリヤ。例年と違う、花のような艶を帯びた彼女を夜の間に攫い、逃げ切って、滸の草地でともに夜明けを迎える。初めて感じた昂まりに我を忘れ、それが愛だと信じた。だが朝の光が射し染め、彼はユーリヤを忘れた。夜の出来事も、祭りも。
ユーリヤが祭りに参加したのは三度目。全て相手は彼であった。しかし三度の逢瀬も定着しなければ、もう会うことすらかなわない。花のようなユーリヤは、花と同じに枯れてしまう。来年彼に会うのは、別の花になるだろう。
さようなら。高く上がった太陽の陽射しに解けながら、彼女は淡く微笑んだ。
このまま漫画に出来そうな夢でした。
夢の感覚としては、彼は毎年避暑に行けるほどの階級の息子。彼的にはユーリヤは、毎年会う地元民の少女で、思春期を迎えて女性として気になり始めた感じですね。
ユーリヤ側は…うん、彼が覚えてないから、うん。
それにしても、久々の投稿でした。物語性の高い夢は時折見るんですが、今猫の鳴き声ですべて霧散してしまうんですよね。今猫恐るべし。