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【箱】詩

街角探検隊

作者: FRIDAY

 

 いつもより一本早く曲がってみる


 知らない家があって

 知らない人たちがいて

 知らない草木があって

 知らない道へ繋がっている


 右にも左にも見たことのないものがあって

 一度に両方を見ることはできないから

 でもどちらも見たくてきょろきょろしている


 知らない人たちの息づかいがある

 知らない光の重なりがある

 知らない風が通り過ぎていく


 目的地がなかったのなら

 きっとどんどん入っていけるのに

 行く場所がある今はただ

 まだ見ぬ路地を覗き込むだけ


 いつもの道が見えるときでも

 知らない道に見えたりもする

 知らない道をたどっていって

 いつもの道に続いたりもする


 世界はまだ見ぬ景色ばかり

 たった一本、違う道に入るだけで

 全く知らない世界に出会える

 



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