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#7【生活2nd】

翌朝、顧問の先生に辞めることを言おうとした瞬間、



「239番! 朝だ! 起きろ!」

ハッ、となった。


そうか……、夢か……。


でも、運が悪いことにこれは事実。

それを機に、心を閉ざしたのか、と改めて思う。


はぁ~。


出てきた朝食は、バターロール6個、ハム3枚、ソーセージ3本、オレンジジャム、フルーツ盛り合わせ、ココア。


まぁ、悪くない。


組み合わせには疑問を感じるが。


食べ終わった頃、食器を取りに人間が来た。

食器を片し終わると、また本をくれた。


数学の教科書だった。

因数分解……、2次方程式……、sine(サイン)……、cosine(コサイン)……、tangent(タンジェント)……、


これも裁判長とかいう人間の話なみに難しく、つまらなかった。


1時間もしないうちに飽きて、また壁に投げつけた。


あぁ……、って言いながらまた寝込んだ。


なんかおもしろいことないかな~。

いや……。

遊びたい……。


どこからかそんな思いがこみ上げてくる。

閉ざした心に亀裂が入った気分がした。


昼飯の時に、提案してみよ。



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