表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/104

悩みと解決の糸口

リューストに私が悩んでることがバレた。

でも幼馴染なのだから当たり前かも…


「悩む必要はないよ。シャーロットはシャーロットらしくいればいい。」


「…私らしく…」


私らしくってどんな感じだろう…

難しい顔をしてる私を見てソフィアが


「シャーロット様が幸せだと思う瞬間を思い浮かべて演奏してみたらいかがですか?」


私が幸せだと思う瞬間…


今思いつく限り、私が幸せだと思う瞬間はこの二人といる時。この瞬間の感情を音に乗せる。

中々、簡単なことではないけど、失敗することを考えることは減りそう…


「ソフィアの言う通り一度やってみるわ。」


ソフィアは褒められたことにより、なぜかリューストにドヤ顔をし、それを見たリューストに頭を掴まれていた。


「リューストさん、痛い!!」


「じゃあ、その顔やめろ。」


「ふふっ」


二人はどこか姉弟みたい。


私はソフィアから言われた通り、幸せな瞬間を想像して演奏することを意識するために練習をしようとしたら二人が必死に止めてきた。


「シャーロット、ダメ!今日はもう休んで!!」


「そうだよ。シャーロット、今日はもう休んだほうがいい。ゆっくり寝て、また明日、練習すればいい。」


二人は私を心配して言ってくれてるんだろう。

なんで優しい二人なんだろう…

この二人が私の使用人…いや…友達で良かった…


「分かったわ…今日は辞めておくよ…でも、その代わりに二人の話を聞かせて。」


「俺たちの話…?」


「なんのこと?」


ちゃんと話してもらわないとね。


──「リーシェのこと。何か他に分かったことあるんじゃない?分かってることはちゃんと話して。」


そう言うと二人はそれぞれ調べて分かったことを話し出した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ