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クリスからの手紙②

夕食はソフィアとリューストと三人で取る。

机に並べられた料理たち。お肉や野菜など全部、ソフィアとリューストが用意してくれた。すると、リューストが食べる前に手紙を渡してきた。


「さっき届いてるのに気がついたんだ。」


手紙の送り主を確認するとクリス第一王子だった。

内容を確認すると、


────────────────────


シャーロットへ


シャーロット。母が君の演奏をまた聞きたいと言っているのだが、良かったら三日後にでもどうかな…?

君の演奏をすごく気に入ったみたいだから、また返事をくれないか。良い返事を待ってる。


                    クリス


────────────────────


セリーヌ王妃が私の演奏を!?

気にいただけたみたいで本当に嬉しい…

それに、クリス様に会ってまた変えるべき運命に近づける。


最近は、リーシェの悪事を暴いたり、アーサー様たちの協力で忙しくて、完全に本来の目的が頭の中から離れていた…私の本来の目的は、このバッドエンド不回避の運命を変えることなんだから。それを忘れちゃダメ!常に頭の中で考えておかないとね。


三日後か…三日後にはお父様たちも帰ってきてるけど、そんなこと私には関係ないから、三日後に向かうことを手紙に記した。


────────────────────


クリス第一王子殿下


お手紙ありがとうございます。

お気に召していただいたようで光栄です。

ぜひ、王妃様名前で演奏をさせてください。


                  シャーロット


────────────────────


この手紙は明日の朝に出そう。



それにしても、今日は散々な日だったなぁ…

ベッドに寝転びながら思い出す。

まさか、人骨を見るなんて思ってもいなかった。

この家にいつからあの骨があったのかは分からない。

何であんな姿になったのか。

魔法で見たあの男女二人は一体誰なのか。

気になることは増えるばかり。


「あー!!運命を変えるために悪事を暴いたりもしなきゃだし忙しいよ…」


そんな風に考えていても白骨化された二人の人がどこの誰なのかが知りたくて仕方がない。そう考えているとふと思い出した。


そういえば、アーサー様が言ってた、私のお父様とお母様、リーシェを恨んでるってこの白骨化してしまった二人が関係してるんじゃ…何か、アーサー様とレイン様に関わりがある二人なのかもしれない。


そう考えると、居ても立っても居られなかった。

明日、必ず聞こう。お二人はこの方たちを知っていますかってね…

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