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人骨の謎

私の部屋に戻り、私たちは見つけたものが何かあったのか話をしたけど、二人がどれだけ探しても何もなかったらしい。私が見つけたのは、この屋敷の間取り図とお父様の手帳、そして、リーシェの部屋で見つけたアルフレッド様から贈られた絵画だけだった。そして最後に、あの隠し部屋。


「見つかったのはこれだけね…」


「もっと何かあるのかと思ったけど、無かったね〜。」


「でも、俺たちがこれだけ探してもほとんど何も無かったってことはこの屋敷には無いのかもな。」


確かにそう。私だけじゃなく、ソフィアとリューストも必死に部屋を調べていた。それなのに見つかったのがこれだけなのは、この家にはこれ以上何も無いってこと。


「お父様たちを調べるには、他のことをしなければならないかもね…」


「他のこと?」


「そう。周りの人間に話を聞く以外の方法は無いわ。」


「でも、それはかなり危険じゃ無いか?周りの人たちに探りを入れれば、いつか旦那様たちに話をバラされるかもしれないんだぞ。」


「確かにそうね…でも、ある程度のリスクは想定内でしょ?」


「確かにそうだけど…」


そうやって考え込むリュースト。

だけど、私はもう一つ方法を思いついていた。

それが可能なのかは分からないけど…


「ねえ、もう一つ方法はあるわ。」


「どんな方法?」


「それは、アーサー様とレイン様に頼むのよ。」


「ちょっと待て、シャーロット。あのお二人が手伝ってくれると思ってるのか…?それは難しいんじゃ…」


それに続いてソフィアも


「シャーロット…私もこれに関してはリューストさんと同じ意見…流石に、難しい気がするよ…」


二人とも難しいことだと思ってる…

でも、私は、


「どちらにせよ、明日あのお二人に会いに行くの。そこで、一度こちらに来てもらうわ。だって、あの人骨が気になるから…それにあのお二人なら私よりも魔法を使える。だから、もっと確信的な何かを掴めるはずなの。」


私がそう言うと不安そうな顔をしながらも、報告はしないとだから仕方ないということで明日の朝一番に彼らの元へ向かうと決まった。


二人が部屋を出たあと、私はお父様たちとリーシェの部屋以外をもう一度一人で調べてみた。真実の魔法を使っても特に得られたこともなく、二人が調べた通り関係のあるような物も見つからなかった。



なんだろう…この気になる感じ…

ずっと頭の中にあの骨と二人の男女が頭を離れない…

誰なのかがすごく気になる。でもそれより、何でこの屋敷に人間の骨があるのかってこと。しかも二人分。

それに、何で隠し部屋の存在を隠していたのか気になる。この骨を隠すため…?隠し部屋も骨も私が生まれる前からあったのかな…それとも、隠し部屋は元々あったけど、骨は後から置かれたものだったりして…

そんな時、私の頭の中には、もう一つの可能性が出てきた。


「もしかして、あの骨…白骨化する前からこの家に遺体として置かれてたのかもしれない…」


そう考えると、急に怖くなった。

一体、誰が何のためにこんなことをしたのか。

こんなことをした奴が許せない。

必ず見つけてやる…

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