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見つけた謎の扉

ソフィアが叫んだ方へ私とリューストは向かった。

ソフィアが調べていたのは一階だった。


一階のとある部屋にソフィアはいた。その部屋は物置になっている部屋で、ソフィアは一枚の壁を指差していた。


「ソフィア?その壁がどうしたの?」


「ここ、扉みたいになってるの!!」


「扉?」


確かにその壁を見るとちょうど扉ぐらいの大きさに線が入っていた。その隣にあるのは一つのボタン。このボタンを押せばこの扉が開くのかな…?それとも、良くないボタンだったりして…あれ?そういえばさっき、お父様たちの部屋でこの屋敷の間取り図があったよね…それを持ってこよう。


「少し待ってて!」


そうして、私は部屋へ間取り図を取りに行った。


謎の扉がある部屋に戻るとソフィアが、


「シャーロット、押してみてもいい?」


と言ってソフィアはすぐさま押そうとしてたけど、それは流石に止めた。何かあってからでは遅いから。


「ちょっと待ってて。」


私はソフィアとリューストにさっき取りに行ったお父様たちの部屋で見つけた間取り図を見せた。間取り図を開いて今いる部屋の位置を見つけた。その間取り図には確かにこの扉の向こうに部屋があった。この扉を開ければ何かが隠された部屋があるんだ…


開けるためにはこのボタンがなんなのか、そして、一応この部屋にもう何もないのか調べないと。


「真実の魔法。インヴィスト。」


唱えると光を放ち視覚化されるはずだった…

だけど、この部屋は何も出てこない。

でも、一際光を放っているのはあの謎の扉だった。

この扉を開かないと意味がないってこと…

ボタンにはお父様がそれを押している姿が。

そして、開いた扉の中に入っていく。

これで分かった。このボタンはこの扉を開けるためのボタンだって。


二人もその瞬間が見えたはずだからボタンを押してもは私に、


「すごい…」


「シャーロット、本当に魔法が使えたんだな…」


二人の驚くような顔は何回見ても新鮮。

二人にも見えたか聞くとちゃんと見えてたらしく説明する時間が省けた。気になるこの扉の向こう側。


「ソフィア、リュースト。この扉の向こうへ行くわよ!」


そう言って私は扉のボタンを押した。


ボタンを押すと静かにゆっくりと開いていく扉。

そして、扉が開くとそこには長い階段が見えた。

真っ暗闇で見えないということもあり、リューストがランタンを持ってきてくれた。私たちはそれを持ち階段を降りて行く。


階段を降りると目の前には扉が。

扉のノブに手をかけ扉を開けた。ここがバレることはないって分かっているからなのか、扉には鍵はかかっておらず、簡単に開いた。扉の中は真っ暗。私たちはその扉の中へ進む。


周りを見渡せば何もない部屋の中。

そんなとき、ソフィアが急に叫び出した。


「きゃーーーー!!!」


「ソフィア!?どうしたの??」


ソフィアは怯えながら、


「ゆ…ゆ…床に…」


「床?」


そう言われて床にランタンを照らし見た。

するとそこには、


「……何、これ…骨……?」


「骨だな…」


この部屋の床に散らばる骨。

しかもこれはただの骨じゃない。

人骨だ…頭蓋骨を見なければ人骨だとは思わなかったはず。それに頭蓋骨の数は二つ。ということはここにある骨は二人分の骨…


これは、誰の骨なの…?


するとリューストが、


「シャーロット、これはあの魔法で何か分からないのか?」


「一応、やってみる。」


何か分かれば良いんだけど…


「真実の魔法。インヴィスト。」


唱えてみると骨が光を放つ。

その光の先に見えたのは、一人の男性と女性の姿だった。でも、後ろ姿なこともあって私には誰なのか分からない。ソフィアとリューストも見えているから聞いてみたけど、二人にも誰かは分からないらしい…


魔法の効果が切れ、一度部屋を出た。

ボタンをもう一度押して扉を閉めると私とソフィアは足から崩れ落ちた。その光景があまりにも衝撃だったから…そんな私たちをリューストが支えて一度、私の部屋に戻って話をした。

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