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趣味の悪い女。そして灼熱魔法

屋敷についた私は目を覚まして中へ入っていった。

部屋に戻ったあと、私は考えていた。

アーサー様が恨んでると言っていたこと。

何があったのか。すごく知りたい…

それに魔法使いの子とはどういうことなのか…

あの二人は魔法を使えるらしいけど、何の魔法が使えるのか気になる…そう考えていると私の部屋に入ってきたのは、リーシェだった。


「お姉様、どこへ行ってたの?」


この子は毎回同じことしか言えないわけ?

ほんと、単純ね…


「散歩よ。それがどうしたの?」


そう言うとリーシェは、


「その前よ。お昼頃はどこに居たの?」


探りを入れるように聞いてくるリーシェ。


「さあ、どこに行ったとしてもあなたに関係あるの?」


私がそう言うとリーシェは、


「関係あるわ。お姉様、クリス第一王子のところ入ってたんでしょ。知ってるわよ。だってクリス様からのお手紙、私も中身を見たもの。ふふっ」


中身を見た…?一度開封したってことよね?

ほんとバカなんじゃないの…?


「中身を見るなんて趣味が悪いわね。ふふっ。まあ、今に始まったことじゃないけど。」


そう言うとさっきまで勝ち誇った顔をしていたリーシェは怒りを露わにし、


「お姉様なんて、私がお父様やお母様に言えばどうにだって出来るのよ!!」


そんなこと出来ないくせにね。


「あらそう。でも、リーシェにそれは出来ないでしょ?だってあなたには引き立て役の悪女が必要なんですものね。ふふふっ」


そう言うと素直に諦めたリーシェ。


「確かにそうね。今回は黙っててあげる。だけど、次、クリス様に会うときは私も一緒にね?お・ね・え・さ・ま。」


そう言って部屋を出ていったリーシェ。


「ああ…腹立つ。ほんと、何が聖女よ。ぶん殴ってやりたいわ…」


そう独り言を言う私。

そろそろアーサー様、レイン様と約束した調査を始めないと。でもその前に、シャーロットが元々習得していた灼熱魔法を習得しなおさないと。


灼熱魔法は炎の魔法だから何か燃やせるものを用意しないと…あ、そういえばいらない紙が沢山あったような…それを使おう…


いらない紙とバケツを用意し、準備は完了。

バケツの中に何枚か紙を入れて唱える。


「灼熱魔法!ロースティークォーツ!!」


そう唱えると、紙が瞬時に焼き尽くされていく。

よし成功…同じように残りの紙も燃やしていく。


「灼熱魔法!ロースティークォーツ!!」


全部の紙が燃えて、無くなった。

でも、これは紙だから出来たかもしれない…

だけど、どこまで大きいもの燃やせるかそのときになるまで分からないわね…


一応、ゲーム内でシャーロットが使っていた魔法は習得出来た。でも、他にも魔法はあるはず…


アーサー様とレイン様が魔法を使えるならその二人に教えてもらうのもありね…その為にもあの二人に言われた調査をしないとね。

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