手紙の返事とリーシェの謎の行動
翌日、クリス様から手紙の返事が来た。
────────────────────
シャーロットへ
返事をくれてありがとう。
明日の3時ごろ、うちの庭でお茶をしよう。
明日、楽しみにしている。
クリス
────────────────────
明日の3時ごろ…昼なら別に怪しまれることはないわね…私はソフィアとリューストに
「明日、3時ごろにアーシェント家の庭でお茶をすることに決まったわ。くれぐれもリーシェには悟られないように行きましょう。」
そう言うと分かったと言った二人。
まあ、二人のことだから上手く隠せるでしょう…
そういえば、最近、リーシェの調査が行き詰まってるみたい…そう思っているとリューストが、
「シャーロット、リーシェについて新たに分かったことがある。」
「新たなこと?」
「ああ。リーシェが最近、夜遅くにどこかへ向かってるらしいんだ。」
夜遅くに…?
「一体、どこに向かってたの?」
そう聞いてみると、
「まだそこまでは分からない。ただ、メイドたちが話していたのを聞いたんだ。」
••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••
リーシェのメイドたちの話
「最近、リーシェ様どこに行っているのかしら…?」
「確かに…急に散歩に行ってくるわと言って1時間以上は帰ってこないわよ…」
「そうそう。何かあってからでは遅いから、ついて行くと言っても断られるわ…」
••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••
それを物陰から聞いたリューストはメイドたちに聞いてみたらしい。
「今話していた話は本当か?」
「!?リューストさん…」
「ええ、本当です…最近、リーシェ様が散歩によく行くんです。」
「今までそんなことなかったですし、行くなら私たちの誰かとは一緒に行くのに…」
「でも、最近は私たちがついて行くと言っても断るんです…」
「どこに言ってるのか分からないのか?」
「はい…分からないんです…」
「何かあってからでは遅いのは分かっています…」
「どうか、旦那様と奥様には黙っていてください…!!」
そう言われたリューストは仕方なくメイドたちとある約束を交わした。
「分かった…今回は見逃す。だけど、見逃す代わりに約束をしてもらう。」
「何でしょうか…?」
「リーシェ様がどこに行ってたか分かったら内緒で俺に報告してほしい。それと、リーシェ様が少しでも変であればそれも俺に報告すること。それが約束出来るなら黙ってるよ。」
そう言うと、メイドたちは分かりましたと言い素直に従うらしい…
メイドたちも分からないリーシェの行動。
一体、内緒でどこに行ってるのかしら…




