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ホープ・トゥ・コミット・スーサイド  作者: 通りすがりの医師
第二章 生存者グループへようこそ
89/239

第82話 『飛ぶ』



「ぐぅ……あぁ……クソッタレ……酔いが……完全に醒めちまった……ぜぃ……」


 30歳差くらいの少女に、思いっきり股間を蹴られたリチャードソン。

 彼はひとしきり地面をのたうち回ると、蹲り、そんな一言を絞り出した。


「ったく、最近のお年寄りってのぁ困ります〜! 人生の先輩なのはわかりますが、若者を見下すことが先輩のやることですかね!? 青髪の少年!?」


 苦しむリチャードソンに目もくれず、『呆れたぜ』といった様子で肩をすくめるメロン。

 直後ぐるぐるっと回転し、両手でホープを指さして問うてきた。


「あぁ……まぁ、そうだね……あとおれはホープ」


「『そうだね』じゃ答えになってません〜! あと私はメロンです!」


「……ごめん」


 最初から思っていたが、メロンとの会話はホープには難易度が高すぎる。

 ――が、とりあえず彼女の名前を忘れることは一生無いだろう。色々と衝撃すぎた。


「ところで皆さん、呑気なもんですね〜」


「え?」


「言ってませんでしたっけ。実は〜私も群れに追われてるとこなんですよね〜!」


「えぇっ!?」


 両腕を広げて晴れやかに、にこやかにそう告げるメロン。

 彼女の背後にも路地が一本あるが、


「ホ"ォォア"」

「アアァア"ゥ」


 確かに路地を埋め尽くす勢いで群れが迫ってきていた。


「マズいな……眼鏡の坊主、そっちは塞がれたか!?」


 リチャードソンは股間を押さえながらも、よろよろと立ち上がる。


「は、はい! これ以上は足止めもできません、ぼ、僕死んじゃいますよう!」


「早く逃げて来い!」


 強く手招きするリチャードソンを見て、これまで時間を稼いでいたジョンが走ってくる。

 逃げ道無しかと思われたが、


「この酒場の脇に細い道がある。もうここしかねぇ、行くぞ!」


 リチャードソンが走り出す。ホープとジョンもそれに続いて脇道へ入る。

 すると、


「それ私も便乗しちゃって良いですかね〜?」


「おう、生きたきゃ走れ!」


 笑顔のメロンと、メロンに背負われた男も合流し、自然と一緒に逃げる流れに。


「あ、あのっ、メロンさん、どうしてヘラヘラ笑ってられるんですか!? しっ、死んじゃうかもしれないんですよ!?」


「だから何です?」


「いっ、いやその……」


「その質問こそ、この窮地を切り抜けてからにするべきですよ〜! ガリ勉の青年!」


「あぁ確かに……と、というか僕はジョンですっ!」


 振り返って聞いたジョンだが、強制的に話を終わらせられ前を向くしかなかった。


 暗い脇道は思ったよりも長い。

 ――ホープの体感的には、このまま永遠に走るのではないかと不安になるほど長く走った。


 が、しばらくするとT字のような道に突き当たる。


 左に曲がればすぐ、その先の道とを分かつ細いフェンスが鎮座。近くには例のゴミ箱がある。

 右にもまた別の路地があるが、


「コ"ァァ」

「ァウ"ェェ」


「こんなとこにも死人どもですか〜!?」


 ホープたちの足音に反応したスケルトンや狂人が立ちはだかる。

 『群れ』と呼ぶには散らばっているし小規模だが、路地を抜けるのは難しいだろう。


「よし、ゴミ箱を台にフェンスを登るぞ!」


 リチャードソンの掛け声に、ジョンが反応してフェンスに近づこうとする。

 が、中断。


 なぜなら、



「――んじゃ〜、()()()ここに置いていきましょ〜か!」


「「「は?」」」



 変わらず笑顔のメロンが、今の今まで背負っていた若い男を、雑に地面に捨てたのだから。

 リチャードソン、ホープ、そしてジョンの頭に一斉に疑問符が浮かび、


「えっ、えぇ? ちょ、メロンさん、あなたのお仲間じゃなかったんですか!?」


 すぐにフェンスから降りたジョンの発言が、三人の気持ちを的確に表現した。


「こりゃ面倒だな……よっ」


 リチャードソンは何かを考え、目の前のキャスター付きゴミ箱を脇道にぶち込んだ。

 道が細いので、スケルトンたちの蓋をするにはピッタリだった。多少の足止めにしかならなくても。


 それに促されるように、メロンは答える。



「だから驚いてたんですか! でも驚きたいのはこっちですよ〜、だって私『この人は仲間です』な〜んて一言も言ってないわけですからね!?」



 ――なぜメロンは、仲間でもなく、簡単に見捨てられるような男を背負っていたのか?

 なぜあの若い男は、今が危機的状況ということを知りもしない、あどけない表情で終始気絶しているのか?


 そんな事情はわからない。


 だがわかるのは、メロンが今の台詞を何の躊躇も罪悪感も無く、清々しいほどの笑顔で言い切れること。


 笑顔で言い切れるほど――彼女が()()であることだ。


「置いていきません! ねぇ、り、リチャードソンさん!?」


「ああ、やれるだけのことをやるべきだ。坊主ども、手伝え!」


「おれも……!?」


「皆さん熱いですね〜熱気がすごい!」


 正義感に駆られたジョンとリチャードソンと、呼ばれたホープと、ちゃっかりメロンが集まる。

 そして四人の中心には気絶中の男。


 道もフェンスも狭く、一人ずつしか登ることはできない。

 つまり気絶中の男を抱えて一緒に登る、なんてことは難しいのだ。


 ということで脇道を利用して、広い場所にて四人で彼の体を持ち上げ、勢いをつけるため前後に揺らし、


「3でいくぞ! 1、2の……3!!」


 リチャードソンの掛け声に合わせて、空高く投げ飛ばした。


「と、届きました……!」


 男の背中がフェンスの頂上に引っ掛かって『へ』の字に折れ、まるで洗濯物のように。

 すぐにジョンが登り始め、


「すいません!」


 と叫びながら男の足を持ち上げ、フェンスの向こう側に落っことす。

 もちろんジョン自身もフェンスを越え、すぐに男の安否を確認したが。


「よぅし次はお前さんが行け、()()()!」


「メロンですよ〜おじ様! もう一発キン○マ蹴り散らかしますか〜!?」


「やめろぉ! 早く行けっての!」


 思わず片手で股間を隠しながらも、片手で拳銃を使うリチャードソン。

 彼を背にし、メロンはフェンスを登っていく。


 そしてリチャードソンにもメロンにも背にされているのが、


「どうしよう……」


 武器も無し、力も無し、知恵も無しのホープ・トーレスだった。


 しかし彼は一つ懸念していた。


 リチャードソンは仲間のためスケルトンや狂人を撃ちまくっているようだが、きっとメロンが向こう側へ行ったら、次はホープなのだろう。


 ――群れはもう、すぐそこまで迫っているのに。


「ダメだよ……」


 脇道の方は、ゴミ箱が良い役目を果たしてくれている。

 押し寄せてはいるようだが、もうしばらく時間を稼いでくれそうだ。


 だがフェンスから見て正面の路地からは、次々と敵がやって来る。

 間違いない――ホープが登る間にリチャードソンは食われてしまう。


 ならば。


「……くっ!」


「ん? おい坊主どこ行く!?」


 ならばと、ホープは走り出した。脇道へ入りたかったから。


「ロ"ァァッ」


「いでっ……!」


 通り過ぎるスケルトンに横っ腹を引っ掻かれても、ホープは止まるわけにいかなかった。

 ――ちまちま食い殺されるのも嫌で、リチャードソンに死なれるのも嫌だから。


 だからホープは、ゴミ箱に飛びついた。


「よっ……! リチャードソンさん、フェンスを登って! ふっ……!」


「お、おう!」


 やっとゴミ箱の上に乗ると、


「ォォオ"」

「カ"ァッ」

「ラ"ァァァ」


「あ……あぶな……!」


 向こう側からは、信じられない量の死者たちの腕が伸びてきている。

 そして今来た側からも、たくさんのスケルトンたちが追いついてきた。


 どうにか立ち上がるが、ゴミ箱の上で大量の腕に囲まれている状態。


 ――見上げると、リチャードソンは今まさにフェンスの頂上にいて、あとは降りるだけらしい。


「と、とりあえず良かった」


 だが問題は自分。

 もちろん無計画にゴミ箱の上に乗ったのではない。


 すぐそこ、三階建てくらいの建物の外壁に、梯子が取り付けてあるのだ。壁から生えるような形で。

 が、『すぐそこ』と言っても助走をつけてジャンプしないと届かない。


 届かなかった場合、スケルトンの海に溺れて体じゅうの肉が貪り食われることになる。


 しかし助走をつけるにはゴミ箱の上で移動できる面積が小さすぎる。

 どうしたらいい?



「オオォ"オォ」


「……ホー…………狙いは……」


「ァカ"ァァ」

「ウコ"ッコ"ォォ"」


「……でしょうか〜……」


「アアア"ッ」



 ――付近にスケルトンや狂人たちが多すぎてほとんど聞こえなかったが、確実に何かが聞こえた。


 あちらの味方を見てみると……どうやらリチャードソンはフェンスにぶつかったスケルトンたちの衝撃で、向こう側に転げ落ちたようだ。

 こちら側だったら命は無かったろう。


 そしてフェンス越しにこちらを見ているのは、


「メロン……銃を持ってたんだ……!?」


 ハンドガンを構えた少女、メロン。

 今でも笑顔ではあるが銃を構えていると、やはりどこか凛々しく見えるものだ。



「ホープ〜〜〜っ! あなたの考え〜、だいたいわかった気がします〜! この私が思いつく限りで最強の援護しま〜〜〜すっ!」



 叫んだメロンは有言実行、ホープの返答も待たずに銃撃を開始。

 両手で構えた射撃――ゴミ箱に群がるスケルトン五体ほどを正確に撃ち抜いてくれた。


 邪魔な腕がかなり減った。


 後列のスケルトンが寄ってきては意味がない、チャンスはほんの一瞬。


「うぅ!」


 ダンッ、ダンッ、とホープは走った。


「うおおおっ!」


 そして跳んだ。


「――――っとっ、ととっ、とぉ!?」


「ハァ"ア"ッ!」


 それでも勢いが弱く、梯子の最下段にギリギリしがみつくような形に。

 直後に左足を狂人に掴まれたが、


「ク"エッ」


 発砲音が響くと、狂人の脳が爆裂。

 掴む力が無くなったことを理解したホープは、必死で梯子を登った。


 フェンスの向こうへ振り向き、


「メロンっ! あ、ありがとう!」


「お気になさらず〜! ホープっ!」


 自分を『痛み』から救ってくれたメロンへ、心からの感謝を伝える。

 メロンも親指を立てて気前良く返事してくれた。


 ホープは建物の屋上へ転がり込み、今一度、地面を見下ろしてみる。


 ――脇道からの群れの重圧によりゴミ箱はペシャンコとなり、侵入を許す。

 そうなると奴らはフェンスに押し寄せるわけで。


「クソッタレ、全員無傷だな!? フェンスが倒れる前に逃げるんだ!」


 リチャードソンの指示により、ジョンとメロンが大通りの方へ逃げていく。

 そして若者を背負ったリチャードソンはホープの方を見上げ、


「すまねぇ青髪の坊主、俺たちは俺たちで進むことにするぞ!」


「おれどうしたら……!?」


「『領域アルファ防衛軍基地』に来い! どうしても来れねぇってんなら、どうにかして街の外に逃げて、初めに入ってきた辺りで俺たちを待て! ……それしか言えん!」


「う、うん!」


 会話が終わった瞬間にフェンスは壊れ、死者たちが雪崩れ込み、リチャードソンが焦りながら逃げていった。


「色々と……大丈夫かなあ……?」


 ホープは、気づけば一人になっていた。



◇ ◇ ◇



「とにかく武器が無いのがヤバい。リチャードソンさん、言えばナイフくらい貸してくれたかな……」


 一人になった瞬間、俯くホープの独り言は止まらない。


 きっとリチャードソンなら貸してくれただろうが、どうせホープは貸してもらった武器でも、破壊されるか紛失するかの二択だ。

 迷惑を掛けるなら、貸し借りナシの方がいい。


「空腹の具合は……まぁいつもに比べたら全然」


 特にエドワーズ作業場での飢餓状態を味わうと、どこからが『空腹』と呼べるのか、感覚が麻痺してしまうようだった。


「腹減りよりも、体が痛い……!」


 足が疲れた、なんてことは当然。


 あとはオフィスビルからジルと一緒に飛び降りる時、ガラス片で左の二の腕に掠り傷。


 先程スケルトンに引っ掻かれ、横っ腹に血が滲む。


「地味な痛み。嫌だなあ……」


 ため息が漏れる。


 その分、今日は初めて狂人を一体殺したのだが。

 ジルのサポート付きで。


「……そういえばあのスノードームどうなったんだっけ?」


「ァ"」


 ジルがあれを投げてくれたおかげで、ホープは狂人を殺すことができたのだ。

 狂人の口の中から、確か床に転がったような――


「ァア"」


「え?」


 掠れた声に反応し、振り返る。



「オク"ァァァ!」


「っ!?」



 屋上で強い日差しに焼かれ、水分が飛んでカラカラの状態になったスーツの狂人。

 まるでミイラだ。


「開かないっ……くそ!」


 建物内へ入る扉は内側から施錠されているようだった。

 この狂人を追いやるためだろうか。はた迷惑な。


「ふ!」


「オ"ッ」


 しわっしわの狂人の横っ面に、ホープは試しにパンチを入れてみた。

 少し後退させられるものの、やはり運命を打開するだけの力はホープには無いらしい。


「アァカ"アア!」


 ()()()()()には。


「じゃ、さよなら」


「――――!」


 ホープの右目が赤く輝き、狂人の頭部を含んだ目前の空間が歪み、そして破裂。

 ミイラ狂人のなけなしの血が、儚げに飛び散った。


「……ふぅ。一発目じゃさすがに痛まないよね」


 正直、久々な気がしていたので不安だった。

 通常通り、一発目で血が噴き出して鋭い痛みに襲われることは無かった。


 範囲攻撃だから、もっと数が多いピンチの時に使いたかったものだが――


 ドン。


「え?」


 ドン、ドン、ドン。


「嘘だ……嘘だよ」


 ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン――――!!


 内側から施錠されている扉だが、内側からのノック音の嵐が起こる。

 扉の隙間からは、


「「「カ"ァァァア"ァァァア」」」


 這い出す、無数の狂人の手。無数の掠れた声。


「数が多すぎる……すぐ出てくるっ!」


 もちろん『破壊の魔眼』を存分に使い迎撃するのも手だろう。が、敵の数は未知数。

 あと一回使うだけでも痛みに襲われそうなのに、作業場での『死・一歩手前』をまた繰り返すのは癪だ。


 ――そうなると、ホープが見つけるのは、



「隣の建物か」



 隙間が大きい。

 『こちら』と『あちら』の建物の間に、どれくらい距離があるだろう。

 1メートル? 2メートル? いや、そこまでは無いだろうか? もっとあるだろうか?


 何にせよ、とても、とても遠く見える。



「これは……助走をつけても届かないかも」



 三階建ての建物の屋上。


 もしもジャンプして向こうに届かず、硬い硬いコンクリートの地面に打ち付けられたら。

 例えば、頭から落ちたら。


 ――死ぬ、だろうか? 死ぬことができるだろうか。



「はは……簡単じゃん……」



 いや、いやいや。ダメなのだ。


 ――レイが、ドラクが、キャンプでおれの帰りを待ってくれているはずだ。


 ――ジョンが、メロンが、おれを助けて命を繋いだ。


 ――リチャードソンさんは、領域アルファ防衛軍の基地まで来るように指示してくれた。


 できることなら、ホープは死なない方がいいのだろう。そんなことはわかっている。

 わかっているが、



「しょ……しょうがないよね……」



 このままここに留まれば、狂人たちにグチャグチャに食われて死ぬ。

 だったら隣の建物に逃げようと――つまり『生きようと』して、でも力及ばず失敗して落ちるのなら。


 落ちて死ぬのなら、仕方がないではないか。



「よ、よし……おれは『生きようとする』ぞ」



 ホープは一歩、二歩、三歩と下がる。

 同時に、扉が破られる。


「ワ"ォォォ」

「ゥゥア"」


 だが、『飛ぶ』覚悟を決めたホープには、一歩も、百歩も、千歩も、及びやしない。


「はぁっ、はぁっ、はぁぁぁっ……!!」


 走る、走る、走る、永遠に感じる。


 走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る飛ぶ。
















「――――ほら、届かない」
















 今、ホープの目に映るのは、届かなかった『あちら』のビルの屋上。

 そう、届かなかった。だから落下が始まる。


 前を向けば、殺風景な外壁。


 下を向けば、無慈悲な大地。




 でもこれはホープの望んだことだった。望んだ状況、そのものだった。




 目前に広がる殺風景な外壁は、少しずつ、少しずつ、下にズレていく。

 当然のこと。ホープは重力に逆らっていないから。



 ああ、終わりだ。



 やっと、おしまいだ。



 ホープの住んでいた村が、炎に包まれたあの日から――どのように、どれだけ、どんなに、この瞬間を待ちわびたことか。




「危なかった」




 手が冷たい。

 けど、想像していたのと違う。




「無茶、良くない。間に合って、良かった」




 前を向けば、そう、殺風景な外壁。


 下を向けば、そう、無慈悲な大地。


 上を向けば、




「……ジル?」


「ん」




 ホープの命は今、ジルの腕一本で繋がっていた。



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