◇第四章のキャラクター紹介◇
出ました。キャラクター紹介です。
五章については想像がついていると思いますが、また寄り道的な…ストーリーの進まない章になりますね。
六章は間違いなく進むのですが…まぁ五章もなるべく面白くなるようにはしたいです。
もし楽しみにしてくれる方がいらっしゃったら、また気長に待ってくださると嬉しいです。
(しばらくは連載中のもう一作品の方を更新すると思います、その間に色々アイデアも出てくるでしょうし)
◇ホープ・トーレス (17歳/男)
主人公。青髪青目の少年。無能。
心には『自殺願望』、右目には『破壊の魔眼』を飼っている。
本人は望んでいないのだが、だんだんと仲間たちから認められ始めているらしい。
◇レイ・シャーロット (魔導鬼/17歳/女)
木彫りの仮面、橙色のクソデカツインテールで、赤い肌や角を隠している魔導鬼の少女。
『味方の身体一部分の筋力を一瞬だけ強化』という魔法を応用し、着実に力をつけ始めている。
◇ドラク・スクラム (17歳/男)
臙脂色のツンツンした髪を無意味にゴーグルで縛っているのがチャームポイント。とにかくお喋りなお調子者で、武器はトンカチ。
サナの遊び相手を務めるようになった子供っぽい彼にも、恋の予感が……?
◇ジル (19歳/女)
ショートボブの黒髪に一本紫色のメッシュを入れている、低身長だがスタイルの良い美少女。
いつも無表情にジト目で、口数も少ないがホープを気に入っている。武器は手斧。
男たちを惑わせすぎだ、と苦情が来そうだが、彼女は何も意に介していないようである。
◇ナイト (吸血鬼/19歳/男)
銀色の髪、吸血鬼特有の色白な肌と二本の牙、信念である刀を持つ。が、翼は失っている。実はイケメン。実は豆腐メンタル。
なぜか人間の血を吸わないことから、グループ内『最強』としてニックに扱き使われている。
前章ではしっかりと戦果を上げたものの、それは彼の心に良くない影響を与えたようで……?
◇ヴィクター・ガチェス (吸血鬼/19歳/男)
中性的な声と顔、少し長めの藍色の髪にシルクハットを乗せた吸血鬼。牙と刀を携えるが翼は失っている。
他人を『面白い』『面白くない』で判断し、気まぐれでブチ殺す趣味を持つ。
……実は彼はホープとレイを除けば唯一、序章から全ての章に登場する皆勤賞キャラ。作者も最近気づいた。
◇メロン (17歳/女)
若草色のポニーテールとハンドガンを所持。常に笑顔で明るい美少女だが、どう考えてもサイコパス。
軍学校に通っていたことがあり成績もトップクラスだったが、朝寝坊が多く退学に。そのため銃の扱いや格闘もこなせる有能。
男と女どっちもいけるタイプ、という噂がある。
◇エン (18歳/男)
燃えるように赤い長髪を持ち、片目を隠す。見えている右目からは綺麗な緑色の瞳が覗く。温厚で社交的、常に一歩引いて物事を考える冷静な若者。
その性格から目立つことはないが、いつも激戦をちゃっかりと生き延びている。
◇ニック・スタムフォード (45歳/男)
黒髪リーゼントにサングラス、葉巻を愛用する筋骨隆々の大男。
特殊部隊『P.I.G.E.O.N.S.』の隊長にして、生存者グループのリーダー。
前章での事件を経て、少し丸くなったという噂があるが……?
◇リチャードソン・アルベルト (45歳/男)
オールバックにした焦茶色の髪、面長の顔、口の周りで整えられた四角形の髭が特徴の男。高火力の回転式拳銃リボルバーを愛用する。
ちょっと小太りで熊みたいな体型だが、特殊部隊『P.I.G.E.O.N.S.』の隊員だった。
名前を覚えるのが苦手らしく、グループの新入りはあだ名を付けて呼んでいる。
最近、腹痛に悩まされている様子。
◇ダリル (リザードマン/19歳/男)
見た目としては、二足歩行する緑色の蜥蜴。体長三メートル……と思われがちな巨漢だが、実際そこまではない。
巨大な両刃斧、野太い声、牙と爪、逞しい腕や尻尾を持っているが、性格は超ビビリ。
前章でのホープの行動を知ってから、何か思うところがあるようだ。
◇シャノシェ (17歳/女)
栗色のロングヘアーの少女。
『恋』に憧れる典型的な女の子……だったが、愛する人を失い、徐々に狂っていく。
その関係でジルやホープを一方的に敵視している。
最近はよく姉の夢を見るらしい。
◇エディ (22歳/男)
ロン毛の黒髪で、ロングコートの襟を立たせて口元を隠す。長いのが好きなのか?
人間離れした剣技でグループに貢献する。絶対に喋らない寡黙な男。でも熱い心を持っている。
前章からグループに人が増えたが、面白いことにコミュニケーションに困っている素振りが無い。
◇コール (25歳/女)
サラサラと長い白い髪、鋭い三白眼、控えめな八重歯が特徴の、気怠げなお姉さん。
不眠症のため昼間はキャンピングカーの運転席でずっと眠っている。本人曰く、夜は彼女の独壇場らしい。
今章、とある人物との関係が大きく変わるが……?
◆カーラ (16歳/女)
『発明家』と呼ばれる少女。いつもローブを羽織っていて、素顔を見た者はいない。かなり男勝りな口調。
通信機から大砲まで、あらゆる物をいつの間にか作ったりする。
いつもキャンピングカーにいるためコールとはよく話すが、ジルとも仲が良いらしい。
今章で遂に、ホープやナイトと接触していくことに。
◇スコッパー (66歳/男)
廃旅館に棲み着いていた小汚い老人。スコップを武器に使うが、やけに戦闘力が高い。
前章でニックによって無理やりグループに加入させられたが、意外と冷静で頼り甲斐があり、老人の知恵などもあってグループに馴染んできている。
◇サナ・グリーン (8歳/女)
亜人禁制の町にて、父親イーサンと母親ニコルと暮らしていた少女。ロングの茶髪。
この世の闇を全く知らない幼さは、荒んだ大人たちに少量の癒しを届けてくれる。かも。
前章で助けてくれたホープやナイト、遊び相手としてドラクを気に入っている。
◇イーサン・グリーン (40歳/男)
亜人禁制の町にて、娘サナと妻ニコルと暮らしていた平凡な中年男性。暗めの茶髪と顎髭がある。
自分の命やプライドを投げうってでも家族を守ろうとする心意気がある。たまにやり過ぎる。
前章の事件により、娘とは真逆でホープやナイトと気まずい関係になってしまう。
◇ニコル・グリーン (35歳/女)
亜人禁制の町にて、娘サナと夫イーサンと暮らしていた美しい女性。サナと同じ茶髪。
家族が大好き。いつも頼りがいがある女性だが、辛い時は遠慮なく娘や夫に甘えまくる。らしい。
家族揃ってグループに加入したが、彼女は家族と新たな仲間との関係性を保つために頑張っている。
◇ドミニク (25歳/女)
亜人禁制の町の元住民。
水色の髪の、整った目鼻立ちの黒人女性。いつも何かに怯えたようにビクビクしているが、地味に力持ち。
◇ガイラス (18歳/男)
亜人禁制の町の元住民。
黒髪に眼鏡といった外見で、ハキハキとしていてガタイも良い、精悍さに溢れる若者。
サナと仲が良いらしく、ホープのことも聞かされている。
◇オリバー (19歳/男)
亜人禁制の町の元住民。
脳筋っぽい大男で、ガイラスやジャンゴと仲が良い。ジルの容姿を気に入るが、意外と気が小さい。
◇ジャンゴ (26歳/男)
亜人禁制の町の元住民。
龍の模様が刻まれたネックレスが特徴の、気さくな男。オリバーと仲が良かった他、ドラクともよく話をする。
◇ハーラン医師 (58歳/男)
亜人禁制の町の元住民。医者。
前の町では流行病の蔓延があったらしく、グループの医薬品の不足を気にしている。
◇レオン (33歳/男)
亜人禁制の町の元住民。一般住民の中ではリーダー格。
ワイルドな短い金髪にサングラスが特徴の、筋骨隆々な男。グループに対して反感を持っている。
◇アクセル (27歳/男)
亜人禁制の町の元住民。一般住民の中ではリーダー格。
常に目を細めているような、いわゆる『糸目キャラ』な男。いつもスーツ姿。刀を扱う。
相棒のレオンと同じくグループに疑問を持っている。
〜ポーラのグループ〜
◇ポーラ (28歳/女)
ある生存者グループのリーダーをしている、長い赤髪を持った美女。
この荒廃した世界では嫌でも目を引くようなエレガントできらびやかな服装をしており、自分の『美しさ』を誇りに思っている。
また、自分の『美しさ』を保つために余念が無く、部下や周囲にも『美しくあること』を強要する。
◇ジェクト (28歳/男)
ポーラの側近のような男。一応、恋人という関係にあるらしい。青髪。二枚目な顔。
ポーラと同じく自分の顔や肉体の『美しさ』を自慢にしており、王子様のように高慢ちきな態度と話し方をする。
〜その他〜
◇ウルフェル・ベリサリオ (獣人/19歳/男)
レナードと旅をしている狼の獣人。
口腔には牙が並び、灰色の体毛に包まれる。少しガタイが良い。嗅覚の発達は凄まじく、特に血の匂いには敏感。
前章で親友を失い、まだ立ち直れていない。
◇レナード・ホーク (22歳/男)
深緑色のマッシュルームカットが目立つ、細身で長身な若い男。背すじは妙に良く、妙に丁寧な言葉遣いをする。弓矢の達人。
ティボルトを『弟を愛している』という理由だけで救ったことがある、愛の奴隷。
前章の失意から立ち直れないウルフェルを静かに見守っていたが……?
◇シュガア (64歳/男)
とある町にひっそりと佇むバーの店主。白髪に白髭の、落ち着いた渋い老人。
昔から体を鍛えており、60歳を過ぎても肩幅は広く、ポーラからも絶賛されるほどの頑健な肉体を保ち続けている。
衝撃波を放つガントレットを所持する。
◇アフランシスネ (ダークエルフ/213歳/女)
褐色の肌と尖った耳を持つ、ダークエルフの少女。長い金髪、ボロ布を被っただけのような装い、裸足、といった見た目。
盲目であり、目元を布で覆う。虎のポチと心を通わせている。
◇ポチ (虎/5歳/オス)
アフランシスネの命令を忠実に遂行する、見たまんまの強靭な虎。いつも体の小さな主人を背中に乗せて移動しており、主人に撫でられるのが大好き。
その一方で『ポチ』という名前に不満を抱いていたり、時々心の中で関西弁のような言語で愚痴る姿が垣間見える。
◇エムナス・ファトマ (22歳/女)
何の特徴もない服装、地味な短めの黒髪、どちらかというと地黒の肌。フランクな喋り方。彼女はどこにでもいそうな、普通の女だ。
その手に抱えた巨大なミニガンを除けば……




