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ホープ・トゥ・コミット・スーサイド  作者: 通りすがりの医師
第三章 『P.I.G.E.O.N.S.』問題
176/239

◇プレゼント? バカじゃない?◇

レイ「……め、メリークリスマスよ!!」















ニック「よお。レイ・シャーロット……」



レイ「ニックじゃない。ってか、何でフルネーム……? しかも何その格好は」



ニック「何かおかしいか?」



レイ「いやおかしいわよ、あんたそんなキャラじゃなかったでしょ……何でリーゼントも、おヒゲも真っ白? 染めたの?」



ニック「まあな。その辺にあったペンキで」



レイ「それ後で落ちるの?」



ニック「知らん」



レイ「……それで? 理由を教えてくれるかしら? そろそろ」



ニック「たまには、いいだろうが」



レイ「何が……?」



ニック「馬鹿げた見た目で、馬鹿げたことをするってこった……ほらよ。てめえへの褒美だ」



レイ「わぁありがとう〜! ってなるかぁ! 急に箱とか渡されてもあんたが相手だと爆弾入ってそうだし、何の褒美なのか意味わからなすぎて吐くわよ!」



ニック「爆弾なんぞ入れねえし、どうして吐くのか知らねえが……褒美ってのは普段からてめえが頑張ってるから、やるんだ」



レイ「はぁ、バカらしいわね……なんか」



ニック「開けてみろ」



レイ「へ!? ここで開けるの!?」



ニック「いいから開けろってんだ、うるせえ小娘だな」



レイ「え、ジャラジャラ言ってるわね……何かしら、開けてみるけど……はっ! これはっ!?」



ニック「現金だ」



レイ「この終末世界で要るかぁ!!」



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