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ホープ・トゥ・コミット・スーサイド  作者: 通りすがりの医師
第三章 『P.I.G.E.O.N.S.』問題
175/239

◇第三章のキャラクター紹介◇

恒例の「今さら投稿しても無意味なんじゃないか自己満足キャラ紹介」です。味方陣営にはセリフを付けてみました。

今章は四つ巴の戦いなので、すごい規模と情報量でした…抜けてるキャラがいたらしれっと追加します。

ネタバレは多分…無いです。


最後、またちょっと作者の一人語りも入れますから、読みたくない人は読まないでください…











◇ホープ・トーレス (17歳/男)


「気づいてないとでも思った? おれは負の感情のエキスパートなんだけど」


 主人公。青髪青目の少年。無能。

 心には『自殺願望』、右目には『破壊の魔眼』を飼っている。

 前章にてとある仲間と喧嘩したことで今章では常にブチ切れており、『やられたら必ずやり返す』という気持ちのいい性格に。




◇レイ・シャーロット (魔導鬼/17歳/女)


「特訓は積んできたもの……見せてやるわよ、あたしの真の実力!」


 木彫りの仮面、橙色のクソデカツインテールで、赤い肌や角を隠している魔導鬼の少女。

 『味方の身体一部分の筋力を一瞬だけ強化』という魔法しか使えないポンコツ、と思われていたが……?




◇ドラク・スクラム (17歳/男)


「世界よ、オレに力を与えたまえ。運命が今、お前に牙を剥くのだ……!」


(※存在しないセリフ)


 臙脂色のツンツンした髪を無意味にゴーグルで縛っているのがチャームポイント。

 とにかくお喋りなお調子者で、武器はトンカチ。




◇ジル (19歳/女)


「甘えることの、何が悪い? 無駄なことの、何が悪い? 絶対に必要なもの、だと思うけど」


 ショートボブの黒髪に一本紫色のメッシュを入れている、低身長だがスタイルの良い美少女。

 いつも無表情にジト目で、口数も少ないがホープを気に入っている。武器は手斧。




◇ナイト (吸血鬼/19歳/男)


「……俺なんかァ、吸血鬼に生まれてこなけりゃ良かったのにな」


 銀色の髪、吸血鬼特有の色白な肌と二本の牙、信念である刀を持つ。が、翼は失っている。実はイケメン。実は豆腐メンタル。

 なぜか人間の血を吸わないことから、グループ内『最強』としてニックに扱き使われている。




◇ヴィクター・ガチェス (吸血鬼/19歳/男)


「『絶望』の味を知ってるかい……? ボクは知ってる……だから、キミの心に刻んであげよう」


 中性的な声と顔、少し長めの藍色の髪にシルクハットを乗せた吸血鬼。牙と刀を携えるが翼は失っている。

 他人を『面白い』『面白くない』で判断し、気まぐれでブチ殺す趣味を持つ。

 グループの汚点扱いされ、神出鬼没な彼だが、今章では意外に活躍を……?




◇メロン (17歳/女)


「ほらほらナイト〜! 私みたいな可愛い女の子と二人きりになるチャンスですよ〜! うら若き男女が夜の森で、何も無い筈はなく……みたいな〜!?」


 若草色のポニーテールとハンドガンを所持。常に笑顔で明るい美少女だが、どう考えてもサイコパス。

 軍学校に通っていたことがあり成績もトップクラスだったが、朝寝坊が多く退学に。そのため銃の扱いや格闘もこなせる有能。




◇エン (18歳/男)


「あぁ……ごめん。熱くなっても意味が無いのに」


 燃えるように赤い長髪を持ち、片目を隠す。見えている右目からは綺麗な緑色の瞳が覗く。温厚で社交的、常に一歩引いて物事を考える冷静な若者。

 前章では終始気を失っていたがメロンに拾われグループに転がり込み、今章でようやく行動開始。




◆ニック・スタムフォード (45歳/男)


「悪に染まったら『勝ち』なのかよ――てめえ、どんだけ(あめ)え世界で生きてんだ? アホンダラ」


 黒髪リーゼントにサングラス、葉巻を愛用する筋骨隆々の大男。

 特殊部隊『P.I.G.E.O.N.S.』の隊長にして、生存者グループのリーダー。




◇リチャードソン・アルベルト (45歳/男)


「確かに約束もクソッタレもねぇ結果にはなったが、ニックが望んだと思うか!? 約束の破棄を! ブロッグやハントの死を!」


 オールバックにした焦茶色の髪、面長の顔、口の周りで整えられた四角形の髭が特徴の男。高火力の回転式拳銃(リボルバー)を愛用する。

 ちょっと小太りで熊みたいな体型だが、特殊部隊『P.I.G.E.O.N.S.』の隊員だった。

 名前を覚えるのが苦手らしく、グループの新入りはあだ名を付けて呼んでいる。




◇ベドベ (22歳/男)


「――君たちを、占ってあげるよぉ」


 腰よりも下まで長く伸ばした灰色の髪で目元を隠す、幽霊のような見た目の男。神出鬼没。

 水晶玉で未来を予言する能力を持つ。しかし絶対に当たるわけでもなく、役に立つかは神のみぞ知る。




◇ダリル (リザードマン/19歳/男)


「怖イヨォォ! 無理無理! ドウシヨウ!」


 見た目としては、二足歩行する緑色の蜥蜴。体長三メートル……と思われがちな巨漢だが、実際そこまではない。

 巨大な両刃斧、野太い声、牙と爪、逞しい腕や尻尾を持っているが、性格は超ビビリ。




◇シャノシェ (17歳/女)


「このビッチ! 何よ、ちょっと見た目が良いからって調子に乗っちゃって! 私が始末してやる!」


 栗色のロングヘアーの少女。

 『恋』に憧れる典型的な女の子……だったが、恋人と姉を失い、徐々に狂っていく。

 その関係でジルやホープを一方的に敵視している。




◇エディ (22歳/男)


「…」


 男だがロン毛の黒髪で、ロングコートの襟を立たせて口元を隠す。長いのが好きなのか?

 二人の親友を失うものの、人間離れした剣技でグループに貢献する。

 絶対に喋らない。でも熱い心を持っている。




◇コール (25歳/女)


「アクセルを緩める気は無いぞー……カーラ、アンタの発明品ホントに大丈夫ー?」


 サラサラと長い白い髪、鋭い三白眼、控えめな八重歯が特徴の、気怠げなお姉さん。

 不眠症のため昼間はキャンピングカーの運転席でずっと眠っている。本人曰く、夜は彼女の独壇場らしい。




◇カーラ (16歳/女)


「おい、てめぇ。ジルの友達なんだってなぁ、ホープ・トーレス。本人から聞いてるぞ」


 『発明家』と呼ばれる少女。いつもローブを羽織っていて、素顔を見た者はいない。かなり男勝りな口調。

 通信機から大砲まで、あらゆる物をいつの間にか作ったりする。

 いつもキャンピングカーにいるためコールとはよく話すが、ジルとも仲が良いらしい……?




◇スコッパー (66歳/男)


「侵入者どもめ! このワシが粛清してくれる!」


 廃旅館に棲み着いていた小汚い老人。

 スコップを武器に使うが、やけに戦闘力が高い。




〜亜人禁制の町〜


◇プレストン・アーチ (28歳/男)


 亜人禁制の町のリーダーで、特殊部隊『P.I.G.E.O.N.S.』の隊員だった男。狡猾で、頭の回転が速い。くすんだ金髪という髪色。

 ハントの兄。ブロッグを尊敬していた。そのためどちらも死なせたニックを恨んでいる。




◇ニードヘル・ギアーズ (29歳/女)


 特殊部隊『P.I.G.E.O.N.S.』の隊員だった女。プレストンとともに亜人禁制の町を統治する。

 頭の右半分が紺色の丸刈りで、左半分は桃色の長髪を三つ編みにしているという奇抜なヘアスタイル。

 姉御肌な喋り方で、武闘派。近接戦闘において彼女の右に出る者はいないと恐れられている。




◇四天王 オルガンティア


 亜人禁制の町の最高戦力、四天王の一人。

 異常なパワーとスピードを持つ。二本の剣にて強力な技を繰り出し、敵を殲滅する。

 その強さはナイトと互角……?




◇四天王 アクロガルド


 亜人禁制の町の最高戦力、四天王の一人。

 見上げるほどの巨体の持ち主で、鎧のように硬い筋肉で全身を覆っている。




◇四天王 フローラ


 亜人禁制の町の最高戦力、四天王の一人。

 四天王唯一の女性。名スナイパーとして弓矢で敵を狙うが、その視力や射撃精度は半端ではない。




◇四天王 チャド


 亜人禁制の町の最高戦力、四天王の一人。

 明るく楽しい性格だが俊敏さで彼に敵う者はなく、袖に隠した刃物で獲物を八つ裂きにする。




首領(ドン)・リュウゲン (35歳/男)


 亜人禁制の町を守る、バイク部隊の隊長。

 龍の模様が刻まれた派手なバイクを愛用する、長身の男。自我が強く、声もデカい。




◇ジリルテア (22歳/女)


 眼鏡と黒髪ポニーテールがスーツに似合う、どこからどう見ても生真面目な一般女性。でも目つきだけ凶悪。

 大都市アネーロで事務仕事をしていた経験から、ニードヘルの秘書をしている。


 愛称は『ジル』。

 実は第二章で大都市アネーロのビルにあったスノードームは、ジリルテアに片思いしていた会社の同僚が贈ろうとしていた物という裏設定がある。

(※突然のどうでもいい情報)




◇ロブロ (27歳/男)


 プレストンから『最強の用心棒』と呼ばれる男。

 鉄仮面に、ガタイのいい体を持っている。見るからに強そう。




◇サナ・グリーン (8歳/女)


 亜人禁制の町にて、父親イーサンと母親ニコルと暮らしている少女。ロングの茶髪。ひょんなことからホープと知り合う。

 この世の闇を全く知らない幼さは、荒んだ大人たちに少量の癒しを届けてくれる。かも。




◇イーサン・グリーン (40歳/男)


 亜人禁制の町にて、娘サナと妻ニコルと暮らしている平凡な中年男性。暗めの茶髪と顎髭がある。

 自分の命やプライドを投げうってでも家族を守ろうとする心意気がある。たまにやり過ぎる。




◇ニコル・グリーン (35歳/女)


 亜人禁制の町にて、娘サナと夫イーサンと暮らしている美しい女性。サナと同じ茶髪。

 家族が大好き。いつも頼りがいがある女性だが、辛い時は遠慮なく娘や夫に甘えまくる。らしい。




〜同志たち〜


◇シリウス (17歳/男)


 表面上プレストンの部下ではあるものの、裏で反乱を企てる『同志たち』というグループを作る。

 ホープと同じ17歳という若さで立派にグループを率いるリーダー。仲間の死に悲しみ、怒り、支配者への復讐を約束する熱い男。

 本当は敵としているニードヘルから武術を習い、メリケンサックを使えばかなりの戦闘力を誇る。


 ――黒髪ということも相まって、ホープよりも主人公っぽい。




◇ダン (18歳/男)


 『同志たち』において、シリウスの右腕というポジションにつく青年。

 茶髪にパーカー、二本のナイフが特徴。シリウスよりも冷酷な性格。




◇カスパル (42歳/男)


 『同志たち』において、人生経験から参謀のようなポジションを担う中年男性。

 小太りで、銃の腕はあまり良くない。落ち着いた性格が彼の武器だ。




◇アリス (17歳/女)


 『同志たち』のメンバー。ウェーブがかった長い金髪、少し幸薄くも見えるが整った顔を持つ美少女。

 とある理由で、ホープと運命的な出会いをする。




◇ブタ (25歳/男)


 『同志たち』のメンバー。太っちょな体格で何も考えてなさそうな顔をしている。キツネとは相棒。




◇キツネ (25歳/男)


 『同志たち』のメンバー。ヒョロヒョロな体格でズル賢そうな顔をしている。ブタとは相棒。




◇モルス (18歳/男)


 『同志たち』のメンバー。ノリの軽い若者で、スケルトンの世界なのに飄々と生きている。




◇メーティナ (18歳/女)


 『同志たち』のメンバー。元気系な性格をした若い女性だが、責任感は持ち合わせる。

 知っている者は少ないが、実は槍を扱える戦士。




◇ゼン (20歳/男)


 『同志たち』のメンバー。野球のピッチャーの経験があり、物を正確に投げるのが得意。




◇キーゾ (20歳/男)


 『同志たち』のメンバー。少し調子に乗りやすい性格だが、弓矢の腕は確か。




◇ミロ (20歳/女)


 『同志たち』のメンバー。アリスとは大親友。ゼンから貰った木製バットで戦う。




〜ティボルトのグループ〜


◇ティボルト (21歳/男)


 ニックの生存者グループの元仲間。

 黄色い髪を持つ、短気で荒々しいチンピラ男。革製の黒いジャケットを着用する。釘バットが武器。

 弟を殺されたことで魔導鬼を恨んでおり、レイを殺そうとしたが失敗。死んだかと思われたが、異常な耐久力で生き延びてレナードに助命される。


 少しの間レナードと旅をし、再びグループの前に現れることになる彼は、いったい何を語るのか……




◇レナード・ホーク (22歳/男)


 深緑色のマッシュルームカットが目立つ、細身で長身な若い男。背すじは妙に良く、妙に丁寧な言葉遣いをする。弓矢の達人。

 ティボルトを『弟を愛している』という理由だけで救った、愛の奴隷。




◇ウルフェル・ベリサリオ (獣人/19歳/男)


 レナードと旅をしている狼の獣人。同じく救われたティボルトのことも親友と言い張る。

 口腔には牙が並び、灰色の体毛に包まれる。少しガタイが良い。嗅覚の発達は凄まじく、特に血の匂いには敏感。

 「ガラハハハ!」と豪快で独特な笑い方をする。




〜その他〜


◇ジャスパー・クレイド (38歳/男)


 特殊部隊『P.I.G.E.O.N.S.』の隊員だった男。二丁拳銃を巧みに扱うベテラン軍人。

 ノリは軽いし派手好きだが、実力は本物だった。




◇『あの女』 (女)


 大都市アネーロの住人で、ニック・スタムフォードを愛そうとしていた女性。

 ――実は、ニックは彼女の名前を知らない。








ここから作者の一人語りです。読みたくない人は読まないでください。

(※今回はかなりネガティブな話題です、特に本作のキャラクターにネガティブな印象が少しでもある方には読んでほしいです)










最後の「いいね」乞食の件ですが、取り乱しました…すいません。

感想もそうなんですけど、自分は評価のポイントとか、数字が欲しいわけではないんです。


とにかく一番恐れているのは『キャラクターの印象変化に読者様との齟齬が生じてないか』です。


2件の感想によって『世界観』と『ケビンというキャラクター』への理解度は深まりました。

しかしわからないのは今登場しているキャラクターの印象変化なんですね〜、わざと癖のあるキャラクターを出してはいるのですが。


一番危険なのはナイト、ニックですね。三章ではホープと喧嘩しながらも最終的には少し距離が縮まったという流れなんですが、伝わっているのか…?

あとドラクやヴィクター、メロンのような、一概に良い人とも言えないキャラクターも危険ですね。

まぁ誰がいつお亡くなりになるかわからないんですが…


読者様からどう思われてるかわからないので(なるべく悪者は悪く、善人は良く描いているつもりなのを)とにかく伝わってると信じて、突き進んで行ってますが…

終盤になってから「あのキャラがどうしてこうしたのかわからない」「ただの嫌なヤツを良い人っぽく描くな」とか、そんな感想が来ないのを願ってます。というお話でした。

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