◇男の雑談タイム◇
全く本編を書く気が起きないので、自分のためにも皆さんのためにも番外編みたいなのを作りました。
頭の中に物語は渦巻いてるんですよ。次に何書こうかも決めてます。しかし僕の場合、それを書き起こすのにかなり精神力が必要なんです。それが今は足りないだけのことで…続きが気になる方いらっしゃったら、もう少し待っていただきたい。
あと三章で一旦中断して、また別で続きを書くとか言ってましたけど、それは辞めにします。このまま四章五章とここで続けていこうと思います。
いわゆる完結ブースト?を狙ってたんですね。姑息なこと考えてましたが、やめます。元々わかってたんです、そんなことしてもあんまり意味無いって(笑)
ドラク「あぁぁぁ暇だ。暇で死にそうだ。暇という無の時間の集合体に殺されそうだ。ハンマーだ。ハンマーで殴られて死ぬような感じ」
ホープ「は?」
ナイト「勝手に死んでろ」
ドラク「何だこのメンツ。辛辣の宝庫かぁ? あと思ったけどオレたち三人とも名前が三文字だよな! なはは!」
ホープ「…………」
ナイト「…………」
ドラク「暇と辛辣と沈黙の生き地獄エ○クトリカルパレードだな……お前らさ、暇なとき何してんの? 気になるんだけどマジ」
ナイト「あァ。刀の手入れとかだ」
ホープ「空を見たり、蟻の行列見たり……ボーッとしてるかな」
ドラク「つまんねーーー! 最低だわこの空間! 虚無の匂いがプンプンすっぞ!」
ナイト「余計なお世話だ、アホ。そもそもてめェが騒がしすぎなんだよ」
ドラク「何だとぉ!?」
ホープ「いやドラク、誤解だよ。君がうるさいから、おれたちとのバランスが取れてるってことだと思う。そうだよねナイト?」
ナイト「違うが? ただ貶してるだけだ」
ドラク「死ねお前!! ……等!」
ホープ「何で今おれ入れたのかなあ……?」
ドラク「不可抗力だ。さてここは一丁、女子みたいに異性のメンバーについてコソコソ男子トークしてみっか!」
ホープ「何で?」
ナイト「だりィ」
ドラク「……あ、唐突に今思ったんだけどオレらのグループって全員、何か『それぞれ別世界からやって来た』的なカオス感あるよな」
ナイト「知らねェよ」
ドラク「まずレイっちからだ! オレから言わせてもらうが、あの子はコミュ力抜群だと思うんだよなぁ。声も仕草も、ザ☆若い女の子って感じで可愛いし」
ナイト「……女っぽい、って言い方なら確かに。あいつァそういうイメージだ」
ドラク「ナイトお前、結構気に入ってんだろ?」
ナイト「良い奴だからな。ちょっとうるせェが、そのうち慣れるだろ」
ホープ「うん、彼女は本当に良い子だ」
ドラク「魔導鬼でさえなけりゃ、普通の女の子として幸せになれただろうな……オレらで支えてやろうぜ」
ナイト「おォ」
ホープ「そう言ってもらえておれも嬉しいよ。レイは孤独感に本当に追い詰められてたから……このグループは適切な場所かもしれない」
ナイト「もともと互いを知らねェ寄せ集め、しかも孤独な奴ばっかだからなァ。居心地良いだろうよ……俺もそうだが」
ドラク「そんじゃ次はジルだ! まぁオレとしては普通に仲間で、語ることねぇ気がするけど。オレとジルの関係ってお前らからどう見えてんの?」
ナイト「うるせェのと静かなので、ちょうどいい組み合わせなんじゃねェか」
ホープ「付き合ってないんでしょ?」
ドラク「そうだな。そういう話はしねぇし、そういう雰囲気になったことすらねぇな」
ホープ「異性でも友達関係って成立するんだね……って思ったよ」
ドラク「何だそりゃ! ホープ、お前とレイっちだって同じだろ! そ、それとも恋愛……」
ホープ「ち、違う。おれは恋愛とか無縁だけどさ、他の人たちって何か、男と女の組み合わせ=カップルだ、みたいな感じじゃない?」
ナイト「そうか? あのパーカー女、誰と喋るときでもそういう考えがあるように見えねェが。清々しくて悪くねェ」
ホープ(……まぁ、あんな過去があればね……簡単に恋愛なんかできないか)
ドラク「でもナイトお前ジルと喋ったことあんの? 見たことねぇぞオレ」
ナイト「ん? 言われてみれば……少ねェかもな。意識したことが無かった。嫌なわけでもねェし」
ドラク「勿体ねぇ、バカかお前ら。ジルもナイトも話し相手いなくていつも暇なんだから絡めばいいのに」
ナイト「あ? てめェ殺……」
ホープ「ちょ、ちょっと……次は誰? コールさん? カーラ? シャノシェ?」
ドラク「うーん。その辺はオレらもあんまり知らなくてな……コールはカッコいいお姉さんって感じだよな。キャンピングカー行けば必ずコーヒーくれる」
ナイト「ずっと寝てる女だろ。あの車の中は寝息と機械いじる音しかしてなくて、妙に落ち着く」
ドラク「あれ、お前も? オレもそう思ってたまに寄るんだぜあのほんわか空間。用も無いのに」
ホープ「二人とも意外だなぁ」
ドラク「じゃあ最後は比較的新入りのメロンいくか! 本音を言っちまうとあいつ、顔は可愛いんだけど性格ヤバすぎだろ! オレ舌引っこ抜かれそうになったんだぞ、笑顔なんだぞあいつ!」
ホープ「それは何、どういう状況なのかなあ……? おれも最初は元気で明るくていいなぁと思ってたけど、今となっては正直ちょっと怖いよね」
ナイト「……まァ、熱い想いを秘めてるのァわかる。わかるが、なァ……」
ドラク「あぁ、発散方法がな……」
ホープ「…………」
ナイト「…………」
ドラク「……この話は辞めにしよう……そうだ、なんかダリルに軽いメシでも出してもらうか!」
ホープ「あ、いいかもね」
ナイト「おォ」
メロン「え〜っ!? それで終わり〜!? なんか私が悪いみたいじゃないですか〜!」




