第4話 酒場での出来事
梅雨も明けて、夏がやってきた。
俺は、相変わらず下級モンスターを狩りに行ったりギルドの酒場でボーとしていたりとあまり変化の見られない生活を続けている。
今日もいつもと変わらず、昼から酒場で飲んでいる。まぁ、俺は酒が飲めねぇからジュースを飲んでるのわけで、前々から思っていたのだがこの世界には炭酸が無い。だから、炭酸飲料を作ると割と金儲けができるのではないだろうか?
「今度、試してみるか、、」などと呟きながら、ジュースを煽っていると
「となり、いい?」
と声を掛けられる。俺は、声をかけられた方を見るとそこには、巨乳の美人なお姉さんが立っている。巨乳のお姉さんにとなりの席をいいかと聞かれたら、そりゃ男としてやるべきことは、1つで、、、
「もちろんですとも。どうぞ、どうぞ座ってください。そういや、この辺では見かけ無い顔ですね。どちらから、来たんすか?あ‼︎そうだ、こんなに質問して名前も、名乗って無いなんて失礼すっよね。俺の名前は、タチバナ アスカっす。」
そう、ナンパである。
「私の名前はアルデよ。この辺には、仕事できたっていとっきましょうか。」
「仕事でっすか?どういう仕事してるんですか?」
質問すると、アルデは酒を頼みながら妖艶な笑みを浮かべて「企業秘密よ。」と言う。
「秘密って言われたら気になりますけど、これ以上聞くのも男としてどうなの?ってなるから聞か無いっすよ。そんな、野暮な男じゃ無いっすから。」
「あら、お上手なことで、、」
アルデが注文した酒が机に置かれそれを彼女は静かに飲みだす。
「あなた、面白い体してるのね。とても、興味深いわ。あなたのこと、気に入ったから、今日の分はおごってあげるわ。あなたとは、またすぐ会えそうね。」
そう言ってアルデは席を立ってお金を出しどこかえ行ってしまう。何をどう気に入られたのか全くわから無いが1つアスカに分かることがあるとすれば、それはもう、
「女性に奢られてるって、超かっこ悪りぃじゃねぇかよ。」
そうつぶやくのだった。
しかし、アスカは知ら無い。この出会いが後々にとんでもない事件と一生ついてまわる厄介ごとのフラグを立ててしまったことに、、、
ここから、魔王軍の幹部編です。
戦闘シーンを多めに書いていきたいと思います。