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前書き
不定期更新
この世界の技術はここ100年で飛躍的に向上した。デルタ歴1520年、謎の物体(=ヒディア)が地球へと大量に落下してきた。その物体は当時の地球の科学では解明することのできない物ばかりで研究者たちは頭を抱えながらもその物体が何であるかを研究し続けた。
そしてデルタ歴1540年、結局ヒディアが何であるかを研究者たちは解明することはできなかった。しかし解明はできないものの研究者たちはヒディアが地球の科学の発展に役立つことを予感しており、よくわからないながらも既存の製品や開発に取り込み始めた。その結果、地球は飛躍的な技術向上を遂げ、瞬く間に科学の星へと進化を遂げた。
しかし依然としてヒディアが何なのか。どこから来たのかも分からず本来ならばヒディアの持つ危険性も考慮しなければならなかったのだが、私たちはそれを忘れヒディアのもたらす恩恵に溺れ考えることするしなかった。