表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神龍は世界を見守る(仮)  作者: Y・U
世界編
75/97

75 神の考え

今回は少なめです。

「あっ、おじいちゃん?今大丈夫~?」


「わしはその星が滅びようともいつでも大丈夫じゃよ~」


「いや、おじいちゃんそれ冗談に聞こえないからね」


カグツチは苦笑しながらもおじいちゃんに()()()で話あった魔族の事を伝えた。すると少しがっかりした様に話した。


「・・・そうか、やはり魔族は共存の道を選ばず支配の道を歩んだか」


カグツチはそんな声を聞いて質問した。


「ねぇ、おじいちゃん。なんで魔族をこの惑星に、他の惑星にも創ったの?」


「あれは、お前たちが生まれてくる前の時に今の命の神に言われたんじゃ。"人とは醜く欲まみれでしょう?"と、当然わしはそれは違うと言いたかったのだが、古来から人は人を殺し続けていたために何も言えなかったんじゃ」


「じゃあなんでそこに魔族が出てくるのさ」


「わしらもまだ勉強中じゃから"実験"を重ねればわからん事が多い。"人の敵対種族を星に創る"とどうなるかと言う事を今調べておるんじゃ」


「でも今まで全て魔族が人族を襲い減らしたんでしょ?何故魔族を弱くしなかったの?同じ惨劇が繰り返されるだけじゃないの?」


「カグツチは痛い所をついてくるのぉ。全くその通りじゃ。しかし、わしはいつの日か魔族と人族が共存出来るようになればいいと思っておる。それも力の上下では無く話し合いと言う良好な関係を作って欲しいと考えておるんじゃ」


「う~ん、僕はその領域にはついて行けないなぁ。でも僕達はおじいちゃんの考えは否定しないしすればいいと思うよ。なんたって僕達はおじいちゃんの

"子供"だからね!またかけるね、ばいば~い」


返事も聞かずにカグツチは一方的に念話を切った。


「・・・嬉しい事を言ってくれるのぉ。子供達にはいつも何かを貰っている気がするのじゃが、、どう返すべきかのぉ」


またつぶやきながらも目の前の仕事に取り掛かるのだった。

本日もありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ